
4月7日(金)19:30〜20:30、小島なおさんと一緒にNHK学園のオンライントライアル講座(無料)を行います。
Zoomを使うのは初めてという方や、オンライン講座の雰囲気を知りたい方など、ぜひお気軽にご参加ください。
質疑応答の時間も設ける予定です。楽しくて、ためになる60分にしたいと思います。
https://college.coeteco.jp/live/5j0ycdww
さらぬだに家こひしきを枕崎夕くれかけて五月雨の降る
/柳田国男
小刀(こがたな)をみな研ぎおはり夕闇のうごめくかげに蟬彫るわれは/高村光太郎
少女騎手アイヨンチクは十歳ぐらゐなり競馬に勝ちて包子(パオズ)を食ふ/加藤楸邨
可愛ければ擲(なぐ)るといひて我を打ちし彼の赤顔の教師忘れず/中原中也
ああ逢ひ度しとギプスの中に臥してゐぬあの廊下を曲れば君の病室なのに/三浦綾子
近代以降、短歌は多くの人々に親しまれてきました。歌人として知られる人物だけでなく、さまざまな文学者たちも歌を詠んできたのです。短歌は若き日の彼らの文学の出発点となり、また終生愛する詩型ともなりました。
本講座では、柳田国男(民俗学者)、高村光太郎(詩人、彫刻家)、加藤楸邨(俳人)、中原中也(詩人)、三浦綾子(小説家)らの短歌を紹介しつつ、その時代背景や人生をたどります。その上で、短歌という詩型の持つ特徴や魅力にも迫りたいと思います。
近代以降、短歌は多くの人々に親しまれてきました。歌人として知られる人物だけでなく、さまざまな文学者たちも歌を詠んできたのです。短歌は若き日の彼らの文学の出発点となり、また終生愛する詩型ともなりました。
本講座では、柳田国男(民俗学者)、高村光太郎(詩人、彫刻家)、加藤楸邨(俳人)、中原中也(詩人)、三浦綾子(小説家)らの短歌を紹介しつつ、その時代背景や人生をたどります。その上で、短歌という詩型の持つ特徴や魅力にも迫りたいと思います。