作品
・「ひがんばな」15首(「パンの耳」第5号)
・「子福桜まで」20首(「短歌研究」3月号)
・「ルーム」7首(「短歌研究」5月号)
・「海は見えない」10首(「ふらッと短歌」フリーペーパー)
・「「リアル(写実)のゆくえ」展」13首
(「短歌往来」9月号)
・「烏鷺の争い」15首(「パンの耳」第6号)
・「醤油差し」10首(「俳句四季」12月号)
連載
・啄木ごっこ(第39回)三回目の上京と「明星」の衰退
(「角川短歌」1月号)
・啄木ごっこ(第40回)観潮楼歌会(「角川短歌」2月号)
・啄木ごっこ(第41回)赤心館と金田一京助
(「角川短歌」3月号)
・啄木ごっこ(第42回)小説を書く日々(「角川短歌」4月号)
・啄木ごっこ(第43回)「散文詩」についてのノート
(「角川短歌」5月号)
・啄木ごっこ(第44回)「石破集」の世界
(「角川短歌」6月号)
・啄木ごっこ(第45回)問答短歌の系譜(「角川短歌」7月号)
・啄木ごっこ(第46回)自殺願望と「煩悶青年」
(「角川短歌」8月号)
・啄木ごっこ(第47回)菅原芳子への恋(「角川短歌」9月号)
・啄木ごっこ(第48回)蓋平館別荘から見える煙
(「角川短歌」10月号)
・啄木ごっこ(第49回)明治四十一年秋と「明星」終刊
(「角川短歌」11月号)
・啄木ごっこ(第50回)「鳥影」の新聞連載
(「角川短歌」12月号)
・近代人気歌人再発見「中村憲吉」@(「NHK短歌」7月号)
・近代人気歌人再発見「中村憲吉」A(「NHK短歌」8月号)
・近代人気歌人再発見「中村憲吉」B(「NHK短歌」9月号)
評論
・口語自由律と大正デモクラシー(「プチ★モンド」No.116)
・異民族への「興味・関心」と「蔑視・差別」―近代短歌に
とってアイヌとは何だったか(「現代短歌」5月号)
・短歌でたどる鉄道の一五〇年(「短歌往来」8月号)
・手品のような言葉―岡部桂一郎没後十年
(「うた新聞」10月号)
書評
・高島裕歌集『盂蘭盆世界』評(「歌壇」3月号)
・西巻真歌集『ダスビダーニャ』評(「短歌往来」3月号)
・加藤孝男歌集『青き時雨のなかを』評(「短歌往来」7月号)
・上田清美歌集『喜望峰に立ちたし』評(「白珠」8月号)
・福島泰樹著『自伝風 私の短歌のつくり方』評
(「現代短歌新聞」8月号)
・岡井隆歌集『阿婆世』評(「短歌往来」11月号)
・畑中秀一歌集『靴紐の蝶』評(「現代短歌新聞」11月号)
その他
・第9回現代短歌社賞選考座談会(「現代短歌」1月号)
・アンケート「二〇二一年の収穫」(「ねむらない樹」vol.8)
・アンケート「文庫で読みたい歌集」(「短歌研究」3月号)
・秀歌を読もう「永井陽子」(「短歌春秋」162号)
・秀歌を読もう「石川啄木」(「短歌春秋」163号)
・秀歌を読もう「山崎聡子」(「短歌春秋」164号)
・25年前の出会い(「国際啄木学会会報」第40号)
・令和四年度「夏の誌上短歌大会」選評(入選作品集 6月15日)
・林宏匡『ニムオロのうた』解説(現代短歌社 第一歌集文庫)
・将来の読者のために(「六花」vol.7)
・五月の歌(「六花」vol.7)
・歌集歌書展望 2022年度4期(「短歌研究」12月号)
・現代短歌社賞過去5年を振り返る「異種格闘技戦」
(「現代短歌新聞」12月号)
・東郷悦子歌集『地図の断片』跋文
・『日本近代文学大事典』増補改訂デジタル版「近藤芳美」増補
出演
・NHK学園「令和4年度 夏の誌上短歌大会」選者
・NHK学園「くにたち短歌大会」選者
・第10回現代短歌社賞選考委員
・第24回「あなたを想う恋のうた」審査員
・講座「『石川啄木』こんな歌もあったの?」(1月23日)
・講座「文学者の短歌」(2月6日)
・講座「現代に生きる与謝野晶子」(2月19日)
・「伝わる批評とは何か 10年分の時評をまとめた歌人・
松村正直さん」(「朝日新聞」デジタル版 5月9日)
・「若い歌に息づく玉のようなもの」(「朝日新聞」5月11日)
・講座「アイヌと短歌」(5月22日)
・「ふらッと短歌」(5月28日)
・「“うまい・下手”だけじゃない 小説家たちの短歌」
(「毎日新聞」地域版[大阪]6月15日)
・講演「読みつつ迷い、迷いつつ読む」(7月23日)
・オンラインイベント「軍医の見た戦争―米川稔の生涯」
(8月12日)
・講座「啄木日記から見た短歌」(8月27日)
・シンポジウム「大正デモクラシー期の文学と思想
―啄木・晶子・作造―」(10月16日)
・「くにたち短歌大会」オンライン選評座談会(10月20日)
・講座「永井陽子の奏でる言葉」(11月3日)
・講座「続・文学者の短歌」(12月3日)
2022年12月31日
2022年12月21日
エムバペ
サッカーのワールドカップで活躍したフランスのエムバペ選手。ユニフォームには「MBAPPE」とある。実際の発音はどんな感じなのか知りたくて、いろいろと調べてみた。
https://www.youtube.com/watch?v=47fa_hXcpL0
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=30136
「エム(エン)」を1音で読む感じらしい。あと、同じ綴りでもフランス語では「エム(エン)」だけど、アフリカでは「ム(ン)」と読むようだ。
以前、エムボマというサッカー選手がいた。カメルーン代表としてだけでなく、日本のガンバ大阪でも活躍した人物で、彼もMBOMAという表記だった。実はエムバペの父もカメルーン出身で、しかも二人は同じドゥアラという都市の出身なのだった。
エムボマも2歳で家族とともにフランスに移住したそうで、カメルーン→フランスという移民の流れが見えてくる。
https://www.youtube.com/watch?v=47fa_hXcpL0
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=30136
「エム(エン)」を1音で読む感じらしい。あと、同じ綴りでもフランス語では「エム(エン)」だけど、アフリカでは「ム(ン)」と読むようだ。
以前、エムボマというサッカー選手がいた。カメルーン代表としてだけでなく、日本のガンバ大阪でも活躍した人物で、彼もMBOMAという表記だった。実はエムバペの父もカメルーン出身で、しかも二人は同じドゥアラという都市の出身なのだった。
エムボマも2歳で家族とともにフランスに移住したそうで、カメルーン→フランスという移民の流れが見えてくる。
2022年12月17日
近藤康太郎
近藤康太郎の書く文章が好きだ。
新聞社に勤めながら、農作業をして、狩猟をして、文筆活動をして、文章塾も開いている人物。
『アロハで猟師、はじめました』
https://matsutanka.seesaa.net/article/475827441.html
『おいしい資本主義』
https://matsutanka.seesaa.net/article/476124710.html
『三行で撃つ』
https://matsutanka.seesaa.net/article/486715542.html
現在は朝日新聞の天草支局長であり、不定期で「多事奏論」というコラムを書いている。今日の朝刊の文章から引く。
なるほど。これは、短歌や歌会にも当てはまることだと思う。
来春にはまた新刊が出るとのことなので、楽しみだ。
新聞社に勤めながら、農作業をして、狩猟をして、文筆活動をして、文章塾も開いている人物。
『アロハで猟師、はじめました』
https://matsutanka.seesaa.net/article/475827441.html
『おいしい資本主義』
https://matsutanka.seesaa.net/article/476124710.html
『三行で撃つ』
https://matsutanka.seesaa.net/article/486715542.html
現在は朝日新聞の天草支局長であり、不定期で「多事奏論」というコラムを書いている。今日の朝刊の文章から引く。
つまり、文章は〈交換〉なのだ。書き手と読み手が、文字という象徴(シンボル)体系を使って思想や感情を、手渡し、手渡され、発想を膨らます。ときに価値のある誤読までして、回す。だいたい、読者を想定しない文章なんて書けないものだ。
なるほど。これは、短歌や歌会にも当てはまることだと思う。
来春にはまた新刊が出るとのことなので、楽しみだ。
2022年12月04日
現代歌人集会50周年記念大会
13:00からアークホテル京都で「現代歌人集会50周年記念大会」が行われた。本当は一昨年に行う予定だったのだが、コロナ禍で2年延期となり、今回ようやく開催の運びとなった。
第48回現代歌人集会賞は、竹中優子『輪をつくる』と田村穂隆『湖とファルセット』。おめでとうございます!
永田和宏の講演「あの時代の熱気〜現代歌人集会発足の頃〜」は、1970年〜80年代にかけての思い出を具体的な資料に基づいて語る内容で、知らない話がたくさん出てきて興味深く面白かった。
パネルディスカッション「現代短歌・西からの発信」(道券はな、藪内亮輔、鈴木晴香)は、ちょっと難しいテーマ設定であったけれど、三人の話をそれぞれ新鮮な気分で聴いた。
参加者は約100名。久しぶりに懇親会も開くことができ、多くの人と話もできて良かった。
第48回現代歌人集会賞は、竹中優子『輪をつくる』と田村穂隆『湖とファルセット』。おめでとうございます!
永田和宏の講演「あの時代の熱気〜現代歌人集会発足の頃〜」は、1970年〜80年代にかけての思い出を具体的な資料に基づいて語る内容で、知らない話がたくさん出てきて興味深く面白かった。
パネルディスカッション「現代短歌・西からの発信」(道券はな、藪内亮輔、鈴木晴香)は、ちょっと難しいテーマ設定であったけれど、三人の話をそれぞれ新鮮な気分で聴いた。
参加者は約100名。久しぶりに懇親会も開くことができ、多くの人と話もできて良かった。
2022年12月02日
2022年11月28日
BOOTH 無料公開の追加
下記の文章をBOOTHで無料公開しました。
https://masanao-m.booth.pm/
・エッセイ「光秀や義経のこと」「オセロと腕相撲」「風邪の匂い」
*「母の友」2007年5〜7月号に連載した子育てエッセイ。
・平成歌壇10大ニュース「このゆるやかな曲がり角の先に」
*「角川短歌年鑑」平成30年版に書いた文章。
対象は平成16年から29年まで。
皆さん、どうぞダウンロードしてお読みください。
https://masanao-m.booth.pm/
・エッセイ「光秀や義経のこと」「オセロと腕相撲」「風邪の匂い」
*「母の友」2007年5〜7月号に連載した子育てエッセイ。
・平成歌壇10大ニュース「このゆるやかな曲がり角の先に」
*「角川短歌年鑑」平成30年版に書いた文章。
対象は平成16年から29年まで。
皆さん、どうぞダウンロードしてお読みください。
2022年11月14日
三越のライオン像
『絵はがきの大日本帝国』に三越のライオン像の話が出ていた。
ライオン像 | 日本橋三越本店 | 三越 店舗情報
ライオン像に触れたり、待ち合わせしたり、賽銭を上げたり。
さすが100年以上の歴史を誇るライオンだけのことはある。
ちなみに今も三越本店の正面玄関前に座す二頭の獅子像のルーツを辿ると、百年以上も前の日露戦争に遡る。それはロンドンのトラファルガー広場に建つネルソン提督記念碑の獅子像(四頭)を模した特注品だ。日英同盟の影響も大きい。トラファルガー、ネルソン、東郷平八郎、日本海海戦の順に連想したと思われる。
ライオン像 | 日本橋三越本店 | 三越 店舗情報
三越のライオンに手を触れるひとりふたりさんにん、何の力だ
/荻原裕幸『永遠青天症』
三越のライオン見つけられなくて悲しいだった 悲しいだった
/平岡直子『みじかい髪も長い髪も炎』
三越のライオン像に銭(ぜに)あげて祈るひとあり東京暮色
/小池光『サーベルと燕』
ライオン像に触れたり、待ち合わせしたり、賽銭を上げたり。
さすが100年以上の歴史を誇るライオンだけのことはある。
2022年11月03日
国策会社
このところ、戦前の日本の「国策会社」に興味が湧いてきた。植民地経営のために設けられた半官半民の組織で、代表的なものとして、
などがある。こうした国策会社が植民地支配に果たした役割について、少し考えてみたい。
南満洲鉄道(満洲)
東洋拓殖(朝鮮)
台湾拓殖(台湾)
北支那開発(華北)
中支那開発(華中)
樺太開発(樺太)
南洋興発(南洋群島サイパン)
南洋拓殖(南洋群島パラオ)
などがある。こうした国策会社が植民地支配に果たした役割について、少し考えてみたい。
2022年10月22日
歌集・歌書の販売
歌集・歌書を割引価格にて販売中です。
https://masanao-m.booth.pm/
・『やさしい鮫』(2006年)
・『風のおとうと』(2017年)
・『紫のひと』(2019年)
・『短歌は記憶する』(2010年)
・『樺太を訪れた歌人たち』(2016年)
・『戦争の歌』(2018年)
いずれも在庫の数に限りがありますので、どうぞお早めに。
2022年10月21日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・11月3日(祝)講座「永井陽子の奏でる言葉」(京都)
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_2-49709.html
・11月26日(土)中林祥江『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月3日(土)講座「続・文学者の短歌」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/36106
・12月4日(日)現代歌人集会50周年大会(京都)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_4
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
https://matsutanka.seesaa.net/article/492669970.html
・2月5日(日)「パンの耳」第6号を読む会(神戸)
・2月12日(日)第5回別邸歌会(高槻)
・3月18日(土)講座「多様化する短歌の「今」」(くずは)
・4月22日(土)第6回別邸歌会(和歌山)
多くの方々とお会いできますように!
・11月3日(祝)講座「永井陽子の奏でる言葉」(京都)
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_2-49709.html
・11月26日(土)中林祥江『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月3日(土)講座「続・文学者の短歌」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/36106
・12月4日(日)現代歌人集会50周年大会(京都)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_4
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
https://matsutanka.seesaa.net/article/492669970.html
・2月5日(日)「パンの耳」第6号を読む会(神戸)
・2月12日(日)第5回別邸歌会(高槻)
・3月18日(土)講座「多様化する短歌の「今」」(くずは)
・4月22日(土)第6回別邸歌会(和歌山)
2022年10月17日
現代歌人集会50周年大会
12月4日(日)にアークホテル京都で、現代歌人集会50周年大会が
開催されます。
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_4
講演:永田和宏氏「あの時代の熱気―現代歌人集会発足の頃」
基調講演:林和清理事長
パネルディスカッション:
藪内亮輔氏、道券はな氏、進行・鈴木晴香理事
総合司会:魚村晋太郎理事
参加費:2000円
お申込み・お問合せ:永田淳(青磁社)
TEL:075-705-2838 FAX:075-705-2839 info@seijisya.com
開催されます。
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_4
講演:永田和宏氏「あの時代の熱気―現代歌人集会発足の頃」
基調講演:林和清理事長
パネルディスカッション:
藪内亮輔氏、道券はな氏、進行・鈴木晴香理事
総合司会:魚村晋太郎理事
参加費:2000円
お申込み・お問合せ:永田淳(青磁社)
TEL:075-705-2838 FAX:075-705-2839 info@seijisya.com
2022年09月19日
白秋と南イタリア
昨日の読売新聞「よみほっと」で三浦三崎(神奈川県三浦市)が、北原白秋の「さながら南以太利の沿岸を思はせる景勝の土地である」という言葉とともに紹介されていた。
https://www.yomiuri.co.jp/stream/1/20011/
この言葉は歌集『雲母集』(1915年)のあとがきに記されたもの。もう少し長く引用してみよう。
三浦三崎の風景が南イタリアに似ていると記すのだが、白秋は南イタリアに行ったことはない。樺太(1925年)や台湾(1934年)は訪れているが、意外なことに白秋は一度も外国には出掛けたことはない。
では、なぜ「南以太利」が出てくるのか。それは、おそらく白秋の愛読した森鷗外訳『即興詩人』(アンデルセン原作)によるのだろう。そこに描かれたナポリあたりの風景が、白秋の「南以太利」イメージのもとになっているのだ。
https://www.yomiuri.co.jp/stream/1/20011/
この言葉は歌集『雲母集』(1915年)のあとがきに記されたもの。もう少し長く引用してみよう。
相州の三浦三崎は三浦半島の尖端に在つて、遥かに房州の館山をのぞみ、両々相対して、而も貴重なる東京湾口を扼してゐる、風光明媚の一漁村である。気候温和にして四時南風やはらかく而も海は恍惚として常によろめいてゐる、さながら南以太利の沿岸を思はせる景勝の土地である。
三浦三崎の風景が南イタリアに似ていると記すのだが、白秋は南イタリアに行ったことはない。樺太(1925年)や台湾(1934年)は訪れているが、意外なことに白秋は一度も外国には出掛けたことはない。
では、なぜ「南以太利」が出てくるのか。それは、おそらく白秋の愛読した森鷗外訳『即興詩人』(アンデルセン原作)によるのだろう。そこに描かれたナポリあたりの風景が、白秋の「南以太利」イメージのもとになっているのだ。
2022年09月15日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/490888255.html
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
・10月23日(日)文学フリマ福岡
https://bunfree.net/event/fukuoka08/ *キャンセル
・11月3日(祝)講座「永井陽子の奏でる言葉」(京都)
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_2-49709.html
・11月26日(土)中林祥江『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月4日(日)現代歌人集会秋季大会(京都)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
多くの方々とお会いできますように!
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/490888255.html
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
https://bunfree.net/event/fukuoka08/
・11月3日(祝)講座「永井陽子の奏でる言葉」(京都)
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_2-49709.html
・11月26日(土)中林祥江『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月4日(日)現代歌人集会秋季大会(京都)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
2022年09月04日
『やさしい鮫』の在庫復活
第2歌集『やさしい鮫』(2006年、ながらみ書房)がしばらく在庫切れになっていましたが、版元に残っていた分が見つかって引き取りました。
定価2800円のところを1500円(送料込み)で販売中です。
https://masanao-m.booth.pm/
名前のみ読み上げられる祝電のしゅうぎいんぎいんさんぎいんぎいん
犠打という思想を深く刻まれてベンチに帰る少年のかお
「やさしい鮫」と「こわい鮫」とに区別して子の言うやさしい鮫とはイルカ
どうぞよろしくお願いします!
2022年08月26日
白内障の手術の歌
近年、白内障の手術を詠んだ歌をよく見るようになった。それだけ手術が手軽になり、多くの方が受けているということなのだろう。
いつ頃から、こうした手術は行われていたのかと思ったら、戦前の歌集に歌があった。前田夕暮『水源地帯』に収められている「手術」41首という大作で、昭和6年のものである。
まだまだ歌はあるのだが、引用はこれくらいにしておこう。
今と違って手術後1週間は眼帯をして入院生活を送らなければならなかったようだ。その分、感覚が敏感になって光を感じたり、聴覚や触覚の表現が増えたりしている。
この時代の夕暮は口語自由律。詞書や読点、ダッシュ、エクスクラメーションマークなどを使って、多彩なリズムで一首一首を詠んでいる。実におもしろい。
当時の手術は、濁った水晶体を取り除くだけしかできなかった。現在では眼内レンズ(人口水晶体)が用いられるが、その実用化は戦後になってからのこと。そのため、失った水晶体の分は眼鏡によって補正しなければならなかったらしい。
いつ頃から、こうした手術は行われていたのかと思ったら、戦前の歌集に歌があった。前田夕暮『水源地帯』に収められている「手術」41首という大作で、昭和6年のものである。
六月二十二日、帝大眼科にて左目白内障手術
ひいやりと硝子張の手術台に寝た時、私の病室で啼いてゐる螽斯(きりぎりす)を聞いた
顔にかけられた白布(しろぬの)――片眼だけ露出した自分の寝姿を考へる
手術室の突き出た窓から、いつぱいに這入る光を足の裏が感じてゐる
微かなメスの刄ざはりを感じて、眼球(めだま)がしいんとなる
切開された眼球が、とろりとして眼帯(がんたい)の下にある夜半!
両眼をかくされたまま、七日の昼と夜を仰向けに臥て、ぢつとしてゐよといふのだ
うす青い光が眼帯(がんたい)の上を這つてゐるので、私は朝を感じた。
うす赭い光が眼帯を透してくるので、私は、午後であることを知つた
隣の雑居室の大時計が、一時をうつたきり、いつまでたつても二時をうたぬ(夜)
水の音が足の方でちろちろしてゐる――朝の水音はうれしい
帰りしなに手を握つてくれた妻の手から、何か新しい妻を感じる
鉢植の芒の嫩葉(わかば)をさはらせて貰ひながら、眼がみえぬ者の喜びを初めて知る
眼帯を除かれる朝
芒の嫩葉(わかば)に手をふれながら、眼があく午前のわくわくした気持だ
青視症
タングステンのやうな青い光が、いきなり眼のなかにとび込んでくる、朝ばれ(眼帯をとる)
雨あがりの朝の青つぽい光が、視野いつぱいにはいつてきた驚き
まだまだ歌はあるのだが、引用はこれくらいにしておこう。
今と違って手術後1週間は眼帯をして入院生活を送らなければならなかったようだ。その分、感覚が敏感になって光を感じたり、聴覚や触覚の表現が増えたりしている。
この時代の夕暮は口語自由律。詞書や読点、ダッシュ、エクスクラメーションマークなどを使って、多彩なリズムで一首一首を詠んでいる。実におもしろい。
当時の手術は、濁った水晶体を取り除くだけしかできなかった。現在では眼内レンズ(人口水晶体)が用いられるが、その実用化は戦後になってからのこと。そのため、失った水晶体の分は眼鏡によって補正しなければならなかったらしい。
2022年08月15日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/490888255.html
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
・10月23日(日)文学フリマ福岡
https://bunfree.net/event/fukuoka08/
・11月3日(祝)講座「永井陽子の奏でる言葉」(京都)
・11月26日(土)中林祥江『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
多くの方々とお会いできますように!
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/490888255.html
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
・10月23日(日)文学フリマ福岡
https://bunfree.net/event/fukuoka08/
・11月3日(祝)講座「永井陽子の奏でる言葉」(京都)
・11月26日(土)中林祥江『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
2022年08月01日
『踊り場からの眺め』の書評など
昨年9月に刊行した『踊り場からの眺め 短歌時評2011‐2021』について、書評や時評などで数多く取り上げていただきました。ありがとうございます。拝読したものを下記にまとめておきます。
版元にも amazon にも私の手元にも、まだまだ在庫があります。
ぜひ、お読みください!
◎雑誌・新聞などに掲載されたもの
中沢直人「分断を超える批評の力」(現代短歌新聞 2021年11月号)
後藤由紀恵「時評の賞味期限」(まひる野 2021年11月号)
https://note.com/mahiruno_tanka/n/n78dc4917cc3a
大松達知「短歌はいま」(共同通信 2021年11月配信)
藪内亮輔「昏れてゆく短歌」(現代詩手帖 2021年12月号)
大辻隆弘「自閉状態を超えて」(角川短歌年鑑 2022年版)
大松達知「王様は裸だ」(短歌往来 2022年2月号)
岩崎佑太(コスモス 2022年3月号)
池永和子(プチ★モンド 2022年春号)
寺井龍哉「ここで評して。」(歌壇 2022年4月号)
鬼頭一枝(象 2022年4月号)
郡司和斗(かりん 2022年5月号)
山崎聡子「二元論ではない」(うた新聞 2022年5月号)
「朝日新聞」インタビュー(2022年5月11日掲載)
https://book.asahi.com/article/14619129
山川築(角川短歌 2022年8月号)
◎ネットに公開されたもの
恒成美代子「暦日夕焼け通信」(2021年9月16日)
http://rekijitsu.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-9e35d6.html
佐藤涼子(2021年9月19日)
https://note.com/midnightsunsong/n/n593211584f0d
竹内亮「二者択一論とバランス論」(2021年10月12日)
https://blog.goo.ne.jp/sikyakutammka/e/dc248ef8807ce67e068bc1edc5fb0427
斎藤美衣(2022年3月14日)
https://www.instagram.com/p/CbE-3V2ukuy/
千種創一「20年代を歩くために」(2022年7月24日)
https://note.com/chigusasoichi/n/n370fff5f74bf
みおうたかふみ「短歌を「読む」ということ」(2022年7月27日)
https://note.com/uwomi_mitomi7771/n/n077d804a1aaa
版元にも amazon にも私の手元にも、まだまだ在庫があります。
ぜひ、お読みください!
◎雑誌・新聞などに掲載されたもの
中沢直人「分断を超える批評の力」(現代短歌新聞 2021年11月号)
後藤由紀恵「時評の賞味期限」(まひる野 2021年11月号)
https://note.com/mahiruno_tanka/n/n78dc4917cc3a
大松達知「短歌はいま」(共同通信 2021年11月配信)
藪内亮輔「昏れてゆく短歌」(現代詩手帖 2021年12月号)
大辻隆弘「自閉状態を超えて」(角川短歌年鑑 2022年版)
大松達知「王様は裸だ」(短歌往来 2022年2月号)
岩崎佑太(コスモス 2022年3月号)
池永和子(プチ★モンド 2022年春号)
寺井龍哉「ここで評して。」(歌壇 2022年4月号)
鬼頭一枝(象 2022年4月号)
郡司和斗(かりん 2022年5月号)
山崎聡子「二元論ではない」(うた新聞 2022年5月号)
「朝日新聞」インタビュー(2022年5月11日掲載)
https://book.asahi.com/article/14619129
山川築(角川短歌 2022年8月号)
◎ネットに公開されたもの
恒成美代子「暦日夕焼け通信」(2021年9月16日)
http://rekijitsu.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-9e35d6.html
佐藤涼子(2021年9月19日)
https://note.com/midnightsunsong/n/n593211584f0d
竹内亮「二者択一論とバランス論」(2021年10月12日)
https://blog.goo.ne.jp/sikyakutammka/e/dc248ef8807ce67e068bc1edc5fb0427
斎藤美衣(2022年3月14日)
https://www.instagram.com/p/CbE-3V2ukuy/
千種創一「20年代を歩くために」(2022年7月24日)
https://note.com/chigusasoichi/n/n370fff5f74bf
みおうたかふみ「短歌を「読む」ということ」(2022年7月27日)
https://note.com/uwomi_mitomi7771/n/n077d804a1aaa
2022年07月19日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487835749.html
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)【満席です】
・ 8月12日(金)
オンライン講座「軍医の見た戦争―歌人米川稔の生涯」
https://yatosha.stores.jp/items/62d7d504dbe7441ad67fb62b
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487756746.html
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・11月26日(土)『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
多くの方々とお会いできますように!
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487835749.html
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)【満席です】
・ 8月12日(金)
オンライン講座「軍医の見た戦争―歌人米川稔の生涯」
https://yatosha.stores.jp/items/62d7d504dbe7441ad67fb62b
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487756746.html
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・11月26日(土)『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
2022年07月02日
危機の時代の歌ごころ
7月3日(日)からNHKラジオ第2放送で、今野寿美さんの講座「危機の時代の歌ごころ」(全13回)が始まる。「君死にたまふことなかれ」、戦争、災害、公害、ハンセン病、原発、沖縄の基地、ハラスメントなど、様々な社会問題を詠んだ詩歌が取り上げられるとのこと。
放送後2か月間は「らじる★らじる」で聴くことができるので、聴き逃しても安心だ。
https://www4.nhk.or.jp/kokorowoyomu/x/2022-07-03/06/69717/3641925/
テキストも充実していて、お買い得な内容となっている。
A5判192ページ、本体800円。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000069110602022.html
放送後2か月間は「らじる★らじる」で聴くことができるので、聴き逃しても安心だ。
https://www4.nhk.or.jp/kokorowoyomu/x/2022-07-03/06/69717/3641925/
テキストも充実していて、お買い得な内容となっている。
A5判192ページ、本体800円。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000069110602022.html
2022年07月01日
第24回「あなたを想う恋のうた」作品募集

第24回「あなたを想う恋のうた」(福井県越前市)の作品募集が始まりました。今年も審査員を務めます。
締切は10月31日(月)。投稿は無料で、最優秀賞(1首)10万円、優秀賞(3首)3万円、秀逸(10首)1万円、佳作(15首)5千円、入選(30首)QUOカード3千円という豪華な賞が出ます。
ネットからの応募もできますので、皆さんぜひ作品をお送りください。お待ちしています!
https://www.manyounosato.com/
2022年06月29日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487835749.html
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487756746.html
・ 8月12日(金)戦争の歌に関する企画(オンライン)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・11月26日(土)『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
多くの方々とお会いできますように!
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487835749.html
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487756746.html
・ 8月12日(金)戦争の歌に関する企画(オンライン)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)国際啄木学会2022年度秋の大会(宮城)
「大正デモクラシー期の文学と思想―啄木・晶子・作造―」
https://takuboku.jp/seminar/452/
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・11月26日(土)『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
2022年06月13日
現代歌人集会春季大会 in 神戸
2022年06月11日
今日の毎日新聞
毎日新聞朝刊の地域版(大阪)に、「“うまい・下手” だけじゃない 小説家たちの短歌」という記事を載せていただきました。2月に行った講座「文学者の短歌」の縁で、取材をしていただいたものです。
https://mainichi.jp/articles/20220611/ddl/k27/040/329000c
有料記事ですが、最初の方だけ読めます。
https://mainichi.jp/articles/20220611/ddl/k27/040/329000c
有料記事ですが、最初の方だけ読めます。
2022年06月09日
歌集『駅へ』の書評、一首評など
私の第1歌集『駅へ』(2001年、ながらみ書房)、『駅へ』新装版(2021年、野兎舎)の書評や一首評のうち、ネットで読めるものをまとめました。多くの方に取り上げていただき、ありがとうございます。
『駅へ』新装版については、野兎舎オンラインストア、またはアマゾン(Kindle版)でご購入できます。引き続きよろしくお願いします。
○2003年7月第1週「松村正直 または、現代の一所不住の短歌は西へ東へ」(東郷雄二「橄欖追放」)
http://petalismos.net/tanka/tanka-backnumber/tanka10.html
○2004年12月11日「松村正直『駅へ』研究会の記録」(京大短歌会)
https://kyoudai-tanka.com/study/study_20041211.html
○2004-12-12「駅へ 松村正直歌集」(近藤かすみ「気まぐれ徒然かすみ草」)
https://blog.goo.ne.jp/casuminn/e/e4cbb41dde245aec4cb662c884695616
○2008-10-01「現代歌人ファイルその4・松村正直」(山田航「トナカイ語研究日誌」)
http://bokutachi.hatenadiary.jp/entry/20081001/1222862862
○2009/04/04「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(江戸雪)
春の海。誰も見てないテレビから切れ切れに笑い声は響けり
https://sunagoya.com/tanka/?p=480
○2010/07/23「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(中津昌子)
さらさらと真水のような飲み物を飲み終えて今日も齢を取らない
https://sunagoya.com/tanka/?p=2923
○2011/09/16「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(黒瀬珂瀾)
テーブルを挟んでふたり釣り糸を垂らす湖底は冷たいだろう
https://sunagoya.com/tanka/?p=5892
○2013/08/21「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(吉野裕之)
手を出せば水の出てくる水道に僕らは何を失うだろう
https://sunagoya.com/tanka/?p=10748
○2016.02.02「松村正直『駅へ』」(小田桐夕「波と手紙」)
https://odagiri-yu.hatenablog.jp/entry/2016/02/02/000128
○February14,2017「松村正直『駅へ』を読む」(大橋春人「うたぐらし」)
http://blog.livedoor.jp/utagurashi/archives/50656024.html
○2017/04/05「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(光森裕樹)
「駄目なのよ経済力のない人と言われて財布を見ているようじゃ」
https://sunagoya.com/tanka/?p=16587
○2021/03/27「松村正直『駅へ』復刊記念トークイベント」
https://www.youtube.com/watch?v=E8QcAIAp6bU
○2021年4月1日「松村正直歌集『駅へ』新装版」(魚谷真梨子note)
https://note.com/mariko_uotani/n/n685b9b29fa5a
○2022年1月4日「一首評:松村正直「靴箱」より」(虫追篤note)
https://note.com/musouatsushi/n/n500f64e9468b
○2022年5月4日「【書評】『駅へ 新装版』松村正直歌集」(中井スピカnote)
https://note.com/nakaispica/n/n5a6106102127
『駅へ』新装版については、野兎舎オンラインストア、またはアマゾン(Kindle版)でご購入できます。引き続きよろしくお願いします。
○2003年7月第1週「松村正直 または、現代の一所不住の短歌は西へ東へ」(東郷雄二「橄欖追放」)
http://petalismos.net/tanka/tanka-backnumber/tanka10.html
○2004年12月11日「松村正直『駅へ』研究会の記録」(京大短歌会)
https://kyoudai-tanka.com/study/study_20041211.html
○2004-12-12「駅へ 松村正直歌集」(近藤かすみ「気まぐれ徒然かすみ草」)
https://blog.goo.ne.jp/casuminn/e/e4cbb41dde245aec4cb662c884695616
○2008-10-01「現代歌人ファイルその4・松村正直」(山田航「トナカイ語研究日誌」)
http://bokutachi.hatenadiary.jp/entry/20081001/1222862862
○2009/04/04「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(江戸雪)
春の海。誰も見てないテレビから切れ切れに笑い声は響けり
https://sunagoya.com/tanka/?p=480
○2010/07/23「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(中津昌子)
さらさらと真水のような飲み物を飲み終えて今日も齢を取らない
https://sunagoya.com/tanka/?p=2923
○2011/09/16「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(黒瀬珂瀾)
テーブルを挟んでふたり釣り糸を垂らす湖底は冷たいだろう
https://sunagoya.com/tanka/?p=5892
○2013/08/21「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(吉野裕之)
手を出せば水の出てくる水道に僕らは何を失うだろう
https://sunagoya.com/tanka/?p=10748
○2016.02.02「松村正直『駅へ』」(小田桐夕「波と手紙」)
https://odagiri-yu.hatenablog.jp/entry/2016/02/02/000128
○February14,2017「松村正直『駅へ』を読む」(大橋春人「うたぐらし」)
http://blog.livedoor.jp/utagurashi/archives/50656024.html
○2017/04/05「砂子屋書房HP 日々のクオリア」(光森裕樹)
「駄目なのよ経済力のない人と言われて財布を見ているようじゃ」
https://sunagoya.com/tanka/?p=16587
○2021/03/27「松村正直『駅へ』復刊記念トークイベント」
https://www.youtube.com/watch?v=E8QcAIAp6bU
○2021年4月1日「松村正直歌集『駅へ』新装版」(魚谷真梨子note)
https://note.com/mariko_uotani/n/n685b9b29fa5a
○2022年1月4日「一首評:松村正直「靴箱」より」(虫追篤note)
https://note.com/musouatsushi/n/n500f64e9468b
○2022年5月4日「【書評】『駅へ 新装版』松村正直歌集」(中井スピカnote)
https://note.com/nakaispica/n/n5a6106102127
2022年06月04日
くにたち短歌大会

「NHK学園60周年記念 くにたち短歌大会」の選者を務めることになりました。現在、作品を募集中です。
https://www.n-gaku.jp/life/topics/7260
自由題と題詠「立」で締切は8月1日(月)消印有効です。WEBからも投稿できます。
募集要項(PDF)は→こちら
たくさんのご応募をお待ちしております!
2022年06月02日
呼び名
先日の「ふらッと短歌」で、歌の中の二人称をどのように表すかという話になった。「あなた」「君」「お前」など、日本語には二人称がたくさんあり、どれを使うかによって相手との関係性や歌の印象が違ってくる。
翌日、平塚市美術館の「リアルのゆくえ」展に行ったところ、安藤正子「オットの人」という作品があった。「夫」でも「オット」でもなく、「オットの人」。このような言い方でしか表せない距離感というものが、確かにある。ちなみに、英語の題は「He, my so called husband」。
短歌の問題は、短歌の中だけを見ていてもわからない。むしろこうした他のジャンルや社会全般の流れからヒントをもらうことが多い。
翌日、平塚市美術館の「リアルのゆくえ」展に行ったところ、安藤正子「オットの人」という作品があった。「夫」でも「オット」でもなく、「オットの人」。このような言い方でしか表せない距離感というものが、確かにある。ちなみに、英語の題は「He, my so called husband」。
短歌の問題は、短歌の中だけを見ていてもわからない。むしろこうした他のジャンルや社会全般の流れからヒントをもらうことが多い。
2022年06月01日
BOOTHに商品を追加しました
ネットショップの「BOOTH」に新しい商品を追加3点しました。
https://masanao-m.booth.pm/
・「現代短歌」2022年5月号
「アイヌと短歌」の特集号で、私も長い論考を書いています。企画段階から関わった特集なので、多くの方にお読みいただけると嬉しいです。定価1000円のところ、500円(送料込み)で販売します!
・新作「海は見えない」10首(ダウンロード無料)
・「パンの耳」第5号チラシ(ダウンロード無料)
他にも、私の歌集・歌書・同人誌を取り揃えておりますので、ぜひ一度お立ち寄りください。無料でダウンロードできる作品や文章も多数載せてます。
https://masanao-m.booth.pm/
・「現代短歌」2022年5月号
「アイヌと短歌」の特集号で、私も長い論考を書いています。企画段階から関わった特集なので、多くの方にお読みいただけると嬉しいです。定価1000円のところ、500円(送料込み)で販売します!
・新作「海は見えない」10首(ダウンロード無料)
・「パンの耳」第5号チラシ(ダウンロード無料)
他にも、私の歌集・歌書・同人誌を取り揃えておりますので、ぜひ一度お立ち寄りください。無料でダウンロードできる作品や文章も多数載せてます。
2022年05月28日
週末
今日は東京で「ふらッと短歌」。
明日は神奈川に住む父を連れて美術館に行く予定。
天気は晴れのようで良かった。
だいぶ暑くなるみたいだけど。
明日は神奈川に住む父を連れて美術館に行く予定。
天気は晴れのようで良かった。
だいぶ暑くなるみたいだけど。
2022年05月26日
「パンの耳」第5号を読む会

6月12日(日)に神戸市東灘区文化センターで、魚村晋太郎さんを招いて「「パンの耳D」を読む会」を行います。どなたでもご参加いただけますので、参加希望の方はご連絡ください。
同人誌「パンの耳D」も販売中です。
https://masanao-m.booth.pm/items/3605117
チラシはこちら→パンの耳Dちらし.pdf
2022年05月24日
「ふらッと短歌」について

5月28(土)に新宿で行う「ふらッと短歌」のことですが、川本千栄がケガによる入院のため参加できなくなりました。そこで、13:00〜14:00のトークは、山崎聡子さんと松村正直で行います。直前の急な変更となりますが、ご了承ください。
会場はJR新宿駅から徒歩9分の「中川ビル」3階の「ふれあい貸し会議室 新宿No18」です。
地図はこちら→https://goo.gl/maps/spvaeTHqiPN2
事前予約等は必要ありません。どうぞふらっとお立ち寄りください。入場は無料で、トークは各回1000円となります。
チラシはこちら→「ふらッと短歌」チラシ
2022年05月23日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 5月28日(土)ふらッと短歌(新宿)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488335773.html
・ 6月12日(日)「パンの耳」第5号を読む会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486965996.html
・ 6月26日(日)第1回別邸歌会(姫路)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486730353.html
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487835749.html
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)シンポジウム(宮城)
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・11月26日(土)『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
多くの方々とお会いできますように!
・ 5月28日(土)ふらッと短歌(新宿)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488335773.html
・ 6月12日(日)「パンの耳」第5号を読む会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486965996.html
・ 6月26日(日)第1回別邸歌会(姫路)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486730353.html
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/487835749.html
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
https://matsutanka.seesaa.net/article/488270405.html
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)シンポジウム(宮城)
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・11月26日(土)『草に追はれて』を読む会(和歌山)
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
2022年05月11日
朝日新聞夕刊
本日の朝日新聞夕刊の文化面に、インタビュー記事を載せていただきました。
デジタル版も公開されています。有料記事ですが分量は長いです。
https://www.asahi.com/articles/ASQ567W3RQ3VUCVL00T.html
『踊り場からの眺め 短歌時評集2011‐2021』は、版元の六花書林やamazonに在庫があります。
http://rikkasyorin.com/syuppan.html
私の手元にもありますので、ご連絡いただければ振込用紙同封・送料無料でお送りします。5月28日(土)の「ふらッと短歌」にも持って行きます!
2022年05月09日
朝日新聞のインタビュー記事
朝日新聞デジタル版に「伝わる批評とは何か 10年分の時評をまとめた歌人・松村正直さん」というインタビュー記事が載りました。
時評集『踊り場からの眺め』(六花書林)のこと、短歌を始めた函館時代の話、河野裕子さんの思い出など、いろいろ喋っています。
https://www.asahi.com/articles/ASQ567W3RQ3VUCVL00T.html
時評集『踊り場からの眺め』(六花書林)のこと、短歌を始めた函館時代の話、河野裕子さんの思い出など、いろいろ喋っています。
https://www.asahi.com/articles/ASQ567W3RQ3VUCVL00T.html
2022年05月08日
現代歌人集会春季大会
2022年05月05日
都道府県のイメージ
「○○県と言えば?」と聞かれて、真っ先に思い浮かぶイメージ。
北海道:乳牛
青森:りんご
岩手:小岩井農場
秋田:なまはげ
宮城:ササニシキ
山形:最上川
福島:桃
茨城:霞ヶ浦
栃木:日光
群馬:富岡製糸場
埼玉:
千葉:落花生
東京:山手線
神奈川:横浜
山梨:ぶどう
新潟:雪
長野:松本城
静岡:富士山
愛知:トヨタ
岐阜:斎藤道三
富山:ホタルイカ
石川:白山
福井:そば
三重:伊勢神宮
滋賀:琵琶湖
京都:神社仏閣
奈良:大仏
和歌山:みかん
大阪:たこ焼き
兵庫:神戸
岡山:桃太郎
広島:原爆
鳥取:砂丘
島根:出雲大社
山口:長州藩
香川:うどん
徳島:阿波踊り
愛媛:道後温泉
高知:坂本龍馬
福岡:明太子
大分:カボス
佐賀:吉野ケ里遺跡
長崎:ちゃんぽん
熊本:くまモン
宮崎:ヤシの木
鹿児島:桜島
沖縄:美ら海水族館
埼玉県だけ、私の頭のなかに見事に何もなかった。
申し訳ない。
北海道:乳牛
青森:りんご
岩手:小岩井農場
秋田:なまはげ
宮城:ササニシキ
山形:最上川
福島:桃
茨城:霞ヶ浦
栃木:日光
群馬:富岡製糸場
埼玉:
千葉:落花生
東京:山手線
神奈川:横浜
山梨:ぶどう
新潟:雪
長野:松本城
静岡:富士山
愛知:トヨタ
岐阜:斎藤道三
富山:ホタルイカ
石川:白山
福井:そば
三重:伊勢神宮
滋賀:琵琶湖
京都:神社仏閣
奈良:大仏
和歌山:みかん
大阪:たこ焼き
兵庫:神戸
岡山:桃太郎
広島:原爆
鳥取:砂丘
島根:出雲大社
山口:長州藩
香川:うどん
徳島:阿波踊り
愛媛:道後温泉
高知:坂本龍馬
福岡:明太子
大分:カボス
佐賀:吉野ケ里遺跡
長崎:ちゃんぽん
熊本:くまモン
宮崎:ヤシの木
鹿児島:桜島
沖縄:美ら海水族館
埼玉県だけ、私の頭のなかに見事に何もなかった。
申し訳ない。
2022年05月01日
今後の予定
・ 5月22日(日)講座「アイヌと短歌」(大阪、オンラインあり)
http://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/36106
・ 5月28日(土)ふらッと短歌(新宿)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486299770.html
・ 6月12日(日)「パンの耳」第5号を読む会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486965996.html
・ 6月26日(日)第1回別邸歌会(姫路)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486730353.html
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)シンポジウム(宮城)
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
http://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/36106
・ 5月28日(土)ふらッと短歌(新宿)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486299770.html
・ 6月12日(日)「パンの耳」第5号を読む会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486965996.html
・ 6月26日(日)第1回別邸歌会(姫路)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486730353.html
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)シンポジウム(宮城)
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
2022年04月23日
「パンの耳D」を読む会

6月12日(日)に神戸市東灘区文化センターで、魚村晋太郎さんを招いて「「パンの耳D」を読む会」を行います。どなたでもご参加いただけますので、参加希望の方はご連絡ください。
同人誌「パンの耳D」も販売中です。
https://masanao-m.booth.pm/items/3605117
チラシはこちら→パンの耳Dちらし.pdf
2022年04月17日
ノヴォチェルカッスク
ノヴォチェルカッスクはロシア西南部にあって、ウクライナとの国境までわずか70キロくらい。今ニュースでたびたび報じられるマウリポリへも約200キロの距離である。
現在の日本には陸上の国境がないので、どうしても国境に対する意識が薄くなってしまう。その結果、「日本固有の領土」といった不思議な言い方がまかり通っている。
けれども、世界の歴史を見れば国境というのは決して固定されたものではなく、さまざまに移り変わっていくものだ。もともと人間が引いた線なのだから、当然のことだろう。
ノヴォチェルカッスクの歴史も、そのことを考えさせてくれる。ロシア革命の時にはドン・コサック軍(共和国)の拠点(首都)として革命軍と戦ったし、第二次世界大戦中にはドイツに占領されている。
ロシアの中では辺境に位置して、歴史的にも地理的にも中央(モスクワ)とは異なる意識が強いのだろう。思えば、中央―辺境といった概念も、国家や国境があって初めて生み出されるものでしかない。
現在の日本には陸上の国境がないので、どうしても国境に対する意識が薄くなってしまう。その結果、「日本固有の領土」といった不思議な言い方がまかり通っている。
けれども、世界の歴史を見れば国境というのは決して固定されたものではなく、さまざまに移り変わっていくものだ。もともと人間が引いた線なのだから、当然のことだろう。
ノヴォチェルカッスクの歴史も、そのことを考えさせてくれる。ロシア革命の時にはドン・コサック軍(共和国)の拠点(首都)として革命軍と戦ったし、第二次世界大戦中にはドイツに占領されている。
ロシアの中では辺境に位置して、歴史的にも地理的にも中央(モスクワ)とは異なる意識が強いのだろう。思えば、中央―辺境といった概念も、国家や国境があって初めて生み出されるものでしかない。
2022年04月12日
今後の予定
まん延防止措置が解除されて、今年は短歌関連のイベントも活発に行われる見込みだ。備忘も兼ねて今後の私の予定を書いておこう。
・ 5月22日(日)講座「アイヌと短歌」(大阪、オンラインあり)
http://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/36106
・ 5月28日(土)ふらッと短歌(新宿)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486299770.html
以下のものについては、詳細は後日お知らせします。
・ 6月12日(日)「パンの耳」第5号批評会(神戸)
・ 6月26日(日)第1回別邸歌会(姫路)
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)シンポジウム(宮城)
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
多くの方々とお会いして、短歌についての話ができることを楽しみにしています。
・ 5月22日(日)講座「アイヌと短歌」(大阪、オンラインあり)
http://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/36106
・ 5月28日(土)ふらッと短歌(新宿)
https://matsutanka.seesaa.net/article/486299770.html
以下のものについては、詳細は後日お知らせします。
・ 6月12日(日)「パンの耳」第5号批評会(神戸)
・ 6月26日(日)第1回別邸歌会(姫路)
・ 7月23日(土)現代歌人集会春季大会(神戸)
・ 8月 6日(土)第2回別邸歌会(京都)
・ 8月27日(土)講座「啄木日記から見た短歌」(くずは)
・10月2日(日)第3回別邸歌会(滋賀)
・10月16日(日)シンポジウム(宮城)
・10月23日(日)文学フリマ福岡
・12月11日(日)第4回別邸歌会(橿原)
多くの方々とお会いして、短歌についての話ができることを楽しみにしています。
2022年04月04日
ふらッと短歌

5月28日(土)に新宿で「ふらッと短歌」というイベントを開催します。短歌について語るトークを2本(山崎聡子×川本千栄、小島なお×松村正直)行うほか、歌集・歌書の販売やフリーペーパーの配布もします。
会場はJR新宿駅から徒歩9分の「中川ビル」3階の「ふれあい貸し会議室 新宿No18」です。
地図はこちら→https://goo.gl/maps/spvaeTHqiPN2
事前予約等は必要ありません。どうぞふらっとお立ち寄りください。入場は無料で、トークは各回1000円となります。
チラシはこちら→「ふらッと短歌」チラシ
2022年04月02日
2022年03月25日
2022年03月10日
ちょっとした疑問
今朝の読売新聞(大阪本社版)の社会面に「ロシア人中傷 相次ぐ」「日本在住者「侵攻に心痛一緒」」という見出しの記事が載っている。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって、国内のロシア関係の店や在日ロシア人に対して中傷の電話やコメントが相次いでいるという内容だ。
と記者は書く。
中傷が悪いのは言うまでもない。中傷はダメと記事で呼び掛ける意義もよくわかる。けれども、それは「侵攻に心を痛めている」人に対してだけの話ではない。誰に対しても同じく良くないことだ。
この記事の書き方には、「侵攻に心を痛めている」ロシア人は許してあげようといったニュアンスを感じる。そうした姿勢は、取材を受ける人に同調を強いることにもつながっていく。仮にもし、侵攻に心を痛めていない人や侵攻を肯定する人がいたとしても、中傷が許されて良いわけではない。
自分たちと同じ考えかどうかを基準に論じる姿勢には常に危うさが付きまとう。それは、同じ考えでない人への中傷をむしろ助長することにもつながりかねない。
被害を受けた関係者は「侵攻に心を痛めているのは、みんな一緒だ」と訴える。
と記者は書く。
中傷が悪いのは言うまでもない。中傷はダメと記事で呼び掛ける意義もよくわかる。けれども、それは「侵攻に心を痛めている」人に対してだけの話ではない。誰に対しても同じく良くないことだ。
この記事の書き方には、「侵攻に心を痛めている」ロシア人は許してあげようといったニュアンスを感じる。そうした姿勢は、取材を受ける人に同調を強いることにもつながっていく。仮にもし、侵攻に心を痛めていない人や侵攻を肯定する人がいたとしても、中傷が許されて良いわけではない。
自分たちと同じ考えかどうかを基準に論じる姿勢には常に危うさが付きまとう。それは、同じ考えでない人への中傷をむしろ助長することにもつながりかねない。
2022年03月07日
無料ダウンロードなど
ネットショップのBOOTHで、私の歌集・歌書を割引価格にて販売しております。
https://masanao-m.booth.pm/
また、無料でダウンロードできる文章もありますので、どうぞご利用ください。
「三分でわかる短歌史」
https://masanao-m.booth.pm/items/3015943
「十首でわかる短歌史」
https://masanao-m.booth.pm/items/3015959
「近代秀歌七十首」
https://masanao-m.booth.pm/items/3015967
エッセイ「岡山時代のこと」
https://masanao-m.booth.pm/items/2835460
エッセイ「歌集の売れ行きをめぐる個人的な感想」
https://masanao-m.booth.pm/items/3389261
https://masanao-m.booth.pm/
また、無料でダウンロードできる文章もありますので、どうぞご利用ください。
「三分でわかる短歌史」
https://masanao-m.booth.pm/items/3015943
「十首でわかる短歌史」
https://masanao-m.booth.pm/items/3015959
「近代秀歌七十首」
https://masanao-m.booth.pm/items/3015967
エッセイ「岡山時代のこと」
https://masanao-m.booth.pm/items/2835460
エッセイ「歌集の売れ行きをめぐる個人的な感想」
https://masanao-m.booth.pm/items/3389261
2022年03月04日
「夏の誌上短歌大会」作品募集

NHK学園主催の「夏の誌上短歌大会」は現在作品募集中です。
自由題と題詠「早」で締切は4月1日(消印有効)。
選者は、春日いずみ、栗木京子、黒瀬珂瀾、松村正直の4名。
ご応募お待ちしております。
https://www.n-gaku.jp/life/topics/6956
https://www.n-gaku.jp/images/sites/2/2022/01/natunosijyou-tanka-panf-web.pdf
2022年02月25日
ドキュメンタリー「三十一文字を歌う」
27日まで開催中の2021年度立命館映像展オンラインで、GE Zhiwei(葛志偉)さん制作のドキュメンタリー「三十一文字を歌う」(70分51秒)が公開されています。
「壱」(0:00〜)「弐」(30:55〜)「参」(45:10〜)の三部構成で、それぞれ承香院さん(国風文化実践研究会)、堀田季何さん(俳人、歌人、詩人、翻訳家)、私が出演しています。
立命館映像展オンライン
http://www.ritsumei.ac.jp/cias/exhibition2022/#1
「三十一文字を歌う」
https://www.youtube.com/watch?v=w9fnOKeDZXw
和歌・短歌の世界の幅広さと奥深さが感じられる作品になっていますので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。
「壱」(0:00〜)「弐」(30:55〜)「参」(45:10〜)の三部構成で、それぞれ承香院さん(国風文化実践研究会)、堀田季何さん(俳人、歌人、詩人、翻訳家)、私が出演しています。
立命館映像展オンライン
http://www.ritsumei.ac.jp/cias/exhibition2022/#1
「三十一文字を歌う」
https://www.youtube.com/watch?v=w9fnOKeDZXw
和歌・短歌の世界の幅広さと奥深さが感じられる作品になっていますので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。
アメリカ、中国、ロシア
アメリカ、中国、ロシアが世界の大国であることは言うまでもない。いくつかのランキングを調べてみても、すべて世界の最上位に位置している。
この3つの国は、大国であるとともに日本にとっての隣国でもある。アメリカ海軍のペリー来航を機に動き出した日本の近代史も、これらの国々との戦争の歴史であったと言えるかもしれない。(肯定しているわけではありません、念のため)
これからも交流や友好、経済的な結び付きといった互恵関係を基本としつつ、外交や軍事も含めたパワーバランスの上で日本は舵取りをしていかざるを得ないのだと思う。
国土面積 アメリカ(3)、中国(4)、ロシア(1)
人口 アメリカ(3)、中国(1)、ロシア(9)
GDP アメリカ(1)、中国(2)、ロシア(11)
軍事費 アメリカ(1)、中国(2)、ロシア(4)
核兵器数 アメリカ(2)、中国(3)、ロシア(1)
原油生産 アメリカ(1)、中国(6)、ロシア(2)
天然ガス アメリカ(1)、中国(4)、ロシア(2)
この3つの国は、大国であるとともに日本にとっての隣国でもある。アメリカ海軍のペリー来航を機に動き出した日本の近代史も、これらの国々との戦争の歴史であったと言えるかもしれない。(肯定しているわけではありません、念のため)
日清戦争(1894‐95)
日露戦争(1904‐05)
シベリア出兵(1918‐22)
北樺太保障占領(1920‐25)
満州事変、満州国(1931‐45)
日中戦争(1937‐45)
太平洋戦争(1941‐45)
連合国軍による日本占領(1945‐52)
シベリア抑留(1945‐56)
これからも交流や友好、経済的な結び付きといった互恵関係を基本としつつ、外交や軍事も含めたパワーバランスの上で日本は舵取りをしていかざるを得ないのだと思う。
2022年02月21日
歌に流れる歳月
一人の歌人の歌を読み続けていると、歌の中に流れる歳月を感じる。最近、歌の良し悪しとは別にその歳月の重みに感じ入ることが多い。
それぞれ1992年と2010年の歌である。小学6年生だった次女が、18年後には結婚式を挙げている。しかも、妻は癌を患っているという状況だ。45歳だった小池も63歳になっている。
一緒に「武蔵野十里」を歩いたのは「きのふ」のことのように思えるけれど、実際には18年もの歳月が過ぎている。そして、過ぎた時間は二度と戻ることはないのだ。
ウォークラリー「武蔵野十里」は出発すひたぶるに動く足を集めて
小学校卒業記念に父と歩く四十キロはいかなる距離か
しみじみと武蔵野十里あるく日に志野は大きくなりてをりけり
小池光『草の庭』(1995年)「武蔵野十里」
ウエディング・ドレスまとひて志野が来るこの現実をなんとおもはむ
癌を病む母にみせむと結婚式ひたいそぎたるふたりのこころ
武蔵野十里ともに歩きし日はきのふ小学六年の春休みなりき
小池光『思川の岸辺』(2015年)「婚」
それぞれ1992年と2010年の歌である。小学6年生だった次女が、18年後には結婚式を挙げている。しかも、妻は癌を患っているという状況だ。45歳だった小池も63歳になっている。
一緒に「武蔵野十里」を歩いたのは「きのふ」のことのように思えるけれど、実際には18年もの歳月が過ぎている。そして、過ぎた時間は二度と戻ることはないのだ。
2022年02月20日
大正時代
講座「現代に生きる与謝野晶子」に関連して、大正時代についてあれこれ考えている。「大正デモクラシー」や「大正ロマン」という言葉もある通り、民主主義(民本主義)や護憲運動、普通選挙運動、都市文化、自由主義的な思潮が広がった時代。国際連盟の設立や軍縮などの世界的な動きもあった。
一方で、第一次世界大戦やシベリア出兵、関東大震災と朝鮮人虐殺、治安維持法の制定など、明治以降の強権的・帝国主義的な政治の流れも続いていた。
昭和に入って日本は、世界恐慌、満州事変、国際連盟脱退、そして第二次世界大戦へという歩みを進めることになるのだが、大正時代のどこに歴史の分岐点があったのだろうか。悲惨な戦争を経ることなく民主化が達成される道筋も、どこかに存在したのかもしれないという気がしてきた。
一方で、第一次世界大戦やシベリア出兵、関東大震災と朝鮮人虐殺、治安維持法の制定など、明治以降の強権的・帝国主義的な政治の流れも続いていた。
昭和に入って日本は、世界恐慌、満州事変、国際連盟脱退、そして第二次世界大戦へという歩みを進めることになるのだが、大正時代のどこに歴史の分岐点があったのだろうか。悲惨な戦争を経ることなく民主化が達成される道筋も、どこかに存在したのかもしれないという気がしてきた。
2022年02月11日
本代
詠みたい本が多くて次々に本を買っていると、あっと言う間に家中が本だらけになっていく。通称「本の部屋」だけでは収まりきれず、机の下や椅子の後ろ、畳の上にもどんどん本のタワーができていく。
一体、1年間でどれだけ本を買っているのかと計算してみたところ、2021年は計403,223円であった。年に40万円。月に3万円以上を本に費やしていることになる。なるほど、これではお金が溜まらないのも無理はない。
一体、1年間でどれだけ本を買っているのかと計算してみたところ、2021年は計403,223円であった。年に40万円。月に3万円以上を本に費やしていることになる。なるほど、これではお金が溜まらないのも無理はない。