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私がこれまでに出した歌集・歌書は以下の11冊です。
【歌集】
・『駅へ』(2001年、ながらみ書房)
・『駅へ』新装版(2021年、野兎舎)*在庫あり
野兎舎オンラインストア
アマゾンKindle版
・『やさしい鮫』(2006年、ながらみ書房)
・『午前3時を過ぎて』(2014年、六花書林)
・『風のおとうと』(2017年、六花書林)
・『紫のひと』(2019年、短歌研究社)*在庫あり
【歌書】
・『短歌は記憶する』(2010年、六花書林)*在庫あり
・『高安国世の手紙』(2013年、六花書林)
・『樺太を訪れた歌人たち』(2016年、ながらみ書房)*在庫あり
・『戦争の歌』(2018年、笠間書院)*在庫あり
・『踊り場からの眺め』(2021年、六花書林)*在庫あり
「在庫あり」のものは、送料無料・振込用紙同封でお送りします。
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どうぞお気軽にご利用ください。
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2024年01月01日
2023年12月31日
2023年の活動記録
作品
・「ラーメンと白鳥」7首(「文藝春秋」4月号)
・「賢治に献ずる詩歌」1首(日本現代詩歌文学館)
・「扉ふたつ」7首(「短歌往来」5月号)
・「月ヶ瀬」7首(「短歌研究」5・6月合併号)
・「冬布団」15首(「パンの耳」第7号)
連載
・啄木ごっこ(第51回)「スバル」創刊(「角川短歌」1月号)
・啄木ごっこ(第52回)朝日新聞入社と佐藤北江
(「角川短歌」2月号)
・啄木ごっこ(第53回)凌雲閣と塔下苑(「角川短歌」3月号)
・啄木ごっこ(第54回)私小説としての「ローマ字日記」
(「角川短歌」4月号)
・啄木ごっこ(第55回)「へなぶり」と演技性
(「角川短歌」5月号)
・啄木ごっこ(第56回)家族の上京と喜之床
(「角川短歌」6月号)
・啄木ごっこ(第57回)伊藤博文暗殺(「角川短歌」7月号)
・啄木ごっこ(第58回)食ふべき詩(「角川短歌」8月号)
・啄木ごっこ(第59回)社会部長渋川玄耳
(「角川短歌」9月号)
・啄木ごっこ(第60回)朝日歌壇と投稿者たち
(「角川短歌」10月号)
・啄木ごっこ(第61回)大逆事件(「角川短歌」11月号)
・啄木ごっこ(第62回)九月の夜の不平(「角川短歌」12月号)
・ことば以上こころ未満(第1回)(「NHK短歌」4月号)
・ことば以上こころ未満(第2回)(「NHK短歌」5月号)
・ことば以上こころ未満(第3回)(「NHK短歌」6月号)
・ことば以上こころ未満(第4回)(「NHK短歌」7月号)
・ことば以上こころ未満(第5回)(「NHK短歌」8月号)
・ことば以上こころ未満(第6回)(「NHK短歌」9月号)
・ことば以上こころ未満(第7回)(「NHK短歌」10月号)
・ことば以上こころ未満(第8回)(「NHK短歌」11月号)
・ことば以上こころ未満(第9回)(「NHK短歌」12月号)
評論
・徘徊する啄木(「横浜歌人会会報」第123号)
・加藤克巳論「静かな力」(「合歓」第100号)
・「新たな関係や幻を生み出す」(「歌壇」5月号)
・「セーフティーネットとしての短歌結社 『灰燼集』を読む」
(「歌壇」8月号)
・小池光論「言葉であり人生でもある」(「短歌研究」10月号)
書評
・小池光歌集『サーベルと燕』評(「角川短歌」2月号)
・藤原龍一郎著『抒情が目にしみる』評(「歌壇」4月号)
・打矢京子歌集『冬芽』評(「現代短歌」5月号)
・鈴木加成太歌集『うすがみの銀河』評
(「現代短歌新聞」4月号)
・川上まなみ歌集『日々に木々ときどき風が吹いてきて』評
(「現代短歌新聞」5月号)
・三井ゆき歌集『水平線』評(「現代短歌新聞」9月号)
・大野道夫著『つぶやく現代の短歌史』評
(「短歌往来」12月号)
その他
・第10回現代短歌社賞選考座談会(「現代短歌」1月号)
・秀歌を読もう「小池光」(「短歌春秋」165号)
・秀歌を読もう「河野裕子」(「短歌春秋」166号)
・秀歌を読もう「渡辺松男」(「短歌春秋」167号)
・秀歌を読もう「与謝野晶子」(「短歌春秋」168号)
・石畑由紀子歌集『エゾシカ/ジビエ』栞
・アンケート「二〇二二年の収穫」(「ねむらない樹」vol.10)
・澄田広枝歌集『ゆふさり』栞
・山縣満里子歌集『朱夏』序
・くにたち短歌大会選評座談会(「短歌春秋」166号)
・澁谷義人歌集『ハイスクール』跋
・六月の歌(「六花」vol.8)
出演
・講座「多様化する短歌の「今」」(3月18日)
・和歌山県歌人クラブ講演「小池光の歌のあれこれ」(5月28日)
・講座「こんな短歌があるなんて!」(7月2日)
・オンラインセミナー「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(8月10日)
・「人麿の里全国万葉短歌大会」選者(8月27日)
・講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」(9月16日)
・澄田広枝『ゆふさり』批評会コーディネーター(10月28日)
・大阪歌人クラブ講演「啄木短歌の超絶技巧」(10月29日)
・「ラーメンと白鳥」7首(「文藝春秋」4月号)
・「賢治に献ずる詩歌」1首(日本現代詩歌文学館)
・「扉ふたつ」7首(「短歌往来」5月号)
・「月ヶ瀬」7首(「短歌研究」5・6月合併号)
・「冬布団」15首(「パンの耳」第7号)
連載
・啄木ごっこ(第51回)「スバル」創刊(「角川短歌」1月号)
・啄木ごっこ(第52回)朝日新聞入社と佐藤北江
(「角川短歌」2月号)
・啄木ごっこ(第53回)凌雲閣と塔下苑(「角川短歌」3月号)
・啄木ごっこ(第54回)私小説としての「ローマ字日記」
(「角川短歌」4月号)
・啄木ごっこ(第55回)「へなぶり」と演技性
(「角川短歌」5月号)
・啄木ごっこ(第56回)家族の上京と喜之床
(「角川短歌」6月号)
・啄木ごっこ(第57回)伊藤博文暗殺(「角川短歌」7月号)
・啄木ごっこ(第58回)食ふべき詩(「角川短歌」8月号)
・啄木ごっこ(第59回)社会部長渋川玄耳
(「角川短歌」9月号)
・啄木ごっこ(第60回)朝日歌壇と投稿者たち
(「角川短歌」10月号)
・啄木ごっこ(第61回)大逆事件(「角川短歌」11月号)
・啄木ごっこ(第62回)九月の夜の不平(「角川短歌」12月号)
・ことば以上こころ未満(第1回)(「NHK短歌」4月号)
・ことば以上こころ未満(第2回)(「NHK短歌」5月号)
・ことば以上こころ未満(第3回)(「NHK短歌」6月号)
・ことば以上こころ未満(第4回)(「NHK短歌」7月号)
・ことば以上こころ未満(第5回)(「NHK短歌」8月号)
・ことば以上こころ未満(第6回)(「NHK短歌」9月号)
・ことば以上こころ未満(第7回)(「NHK短歌」10月号)
・ことば以上こころ未満(第8回)(「NHK短歌」11月号)
・ことば以上こころ未満(第9回)(「NHK短歌」12月号)
評論
・徘徊する啄木(「横浜歌人会会報」第123号)
・加藤克巳論「静かな力」(「合歓」第100号)
・「新たな関係や幻を生み出す」(「歌壇」5月号)
・「セーフティーネットとしての短歌結社 『灰燼集』を読む」
(「歌壇」8月号)
・小池光論「言葉であり人生でもある」(「短歌研究」10月号)
書評
・小池光歌集『サーベルと燕』評(「角川短歌」2月号)
・藤原龍一郎著『抒情が目にしみる』評(「歌壇」4月号)
・打矢京子歌集『冬芽』評(「現代短歌」5月号)
・鈴木加成太歌集『うすがみの銀河』評
(「現代短歌新聞」4月号)
・川上まなみ歌集『日々に木々ときどき風が吹いてきて』評
(「現代短歌新聞」5月号)
・三井ゆき歌集『水平線』評(「現代短歌新聞」9月号)
・大野道夫著『つぶやく現代の短歌史』評
(「短歌往来」12月号)
その他
・第10回現代短歌社賞選考座談会(「現代短歌」1月号)
・秀歌を読もう「小池光」(「短歌春秋」165号)
・秀歌を読もう「河野裕子」(「短歌春秋」166号)
・秀歌を読もう「渡辺松男」(「短歌春秋」167号)
・秀歌を読もう「与謝野晶子」(「短歌春秋」168号)
・石畑由紀子歌集『エゾシカ/ジビエ』栞
・アンケート「二〇二二年の収穫」(「ねむらない樹」vol.10)
・澄田広枝歌集『ゆふさり』栞
・山縣満里子歌集『朱夏』序
・くにたち短歌大会選評座談会(「短歌春秋」166号)
・澁谷義人歌集『ハイスクール』跋
・六月の歌(「六花」vol.8)
出演
・講座「多様化する短歌の「今」」(3月18日)
・和歌山県歌人クラブ講演「小池光の歌のあれこれ」(5月28日)
・講座「こんな短歌があるなんて!」(7月2日)
・オンラインセミナー「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(8月10日)
・「人麿の里全国万葉短歌大会」選者(8月27日)
・講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」(9月16日)
・澄田広枝『ゆふさり』批評会コーディネーター(10月28日)
・大阪歌人クラブ講演「啄木短歌の超絶技巧」(10月29日)
2023年12月03日
笠木拓『はるかカーテンコールまで』歌集批評会

来年3月24日(日)に京都で笠木拓『はるかカーテンコールまで』歌集批評会が行われます。もともと2020年6月7日に予定していた会がコロナ禍で中止となり、このたび3年9か月ぶりの開催となります。
『はるかカーテンコールまで』を未読の方は、ぜひこの機会にお読みください。おススメです。
https://matsutanka.seesaa.net/article/471123300.html
批評会の参加申込みは下記のフォームまで。
笠木拓『はるかカーテンコールまで』批評会 (google.com)
来年1月以降、歌集・歌書の批評会が相次いで開催されます。
備忘のためにいくつか書いておきます。
1月21日(日)
長谷川麟『延長戦』を読む会(福岡)
1月28日(日)
佐藤華保理第一歌集『ハイヌウェレの手』批評会(名古屋)
2月10日(土)
濱松哲朗歌集『翅ある人の音楽』批評会(東京)
2月11日(日)
野田かおり『風を待つ日の』歌集批評会(京都)
2月24日(土)
川本千栄『キマイラ文語』を読む会(東京)
3月10日(日)
現代短歌フェスティバル in 奈良(奈良)
2023年12月02日
tankalife
「tankalife(たんからいふ)短歌のある日々、短歌である日々」というサイトがあります。
https://tankalife.net/
一首鑑賞や短歌クイズなど多くの短歌が取り上げられていて、私の歌も丁寧に鑑賞していただいてます。
押ボタン式信号と気付かずにここで未来をじっと待ちます
https://tankalife.net/life34/
悪くない 置き忘れたらそれきりのビニール傘とぼくの関係
https://tankalife.net/umbrella20/
三分間待てずに食べるラーメンの鈍い歯触り悪くもないさ
https://tankalife.net/ramen13/
鋭角の切断面を鮮やかにさらしてサンドイッチがならぶ
https://tankalife.net/bread19/
ハンカチをかぶせるだけの子の手品われは見ており日曜の昼間に
https://tankalife.net/magic4/
穴熊は穴より出でてふらふらと仕留められたり赤い「と金」に
https://tankalife.net/shogi1/
短歌クイズ108
https://tankalife.net/quiz108/
短歌クイズ109
https://tankalife.net/quiz109/
短歌クイズ393
https://tankalife.net/quiz393/
短歌クイズ394
https://tankalife.net/quiz394/
他にも数多くの記事が載っていますので、どうぞご覧になってみてください。
https://tankalife.net/
一首鑑賞や短歌クイズなど多くの短歌が取り上げられていて、私の歌も丁寧に鑑賞していただいてます。
押ボタン式信号と気付かずにここで未来をじっと待ちます
https://tankalife.net/life34/
悪くない 置き忘れたらそれきりのビニール傘とぼくの関係
https://tankalife.net/umbrella20/
三分間待てずに食べるラーメンの鈍い歯触り悪くもないさ
https://tankalife.net/ramen13/
鋭角の切断面を鮮やかにさらしてサンドイッチがならぶ
https://tankalife.net/bread19/
ハンカチをかぶせるだけの子の手品われは見ており日曜の昼間に
https://tankalife.net/magic4/
穴熊は穴より出でてふらふらと仕留められたり赤い「と金」に
https://tankalife.net/shogi1/
短歌クイズ108
https://tankalife.net/quiz108/
短歌クイズ109
https://tankalife.net/quiz109/
短歌クイズ393
https://tankalife.net/quiz393/
短歌クイズ394
https://tankalife.net/quiz394/
他にも数多くの記事が載っていますので、どうぞご覧になってみてください。
2023年11月29日
納骨など
1泊2日で東京へ行ってきた。
浅草(啄木取材)→茗荷谷(啄木取材)→新百合ヶ丘(父と映画鑑賞)→父の家(1泊)→母の墓(納骨)
以前、浅草観音(浅草寺)についてブログに書いたことがあったので、啄木関連の取材のついでに寄ってみた。
浅草観音(その1〜その4)
https://matsutanka.seesaa.net/article/500016205.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/500025235.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/500039920.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/500045641.html

雷門。

五重塔。

本堂(観音堂)。
話には聞いていたけれど観光客が非常に多い。
令和の世にも「観音力」は健在だ。

母の墓のある霊園は眺めがいい。
納骨も無事に終わって、ひと安心。
浅草(啄木取材)→茗荷谷(啄木取材)→新百合ヶ丘(父と映画鑑賞)→父の家(1泊)→母の墓(納骨)
以前、浅草観音(浅草寺)についてブログに書いたことがあったので、啄木関連の取材のついでに寄ってみた。
浅草観音(その1〜その4)
https://matsutanka.seesaa.net/article/500016205.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/500025235.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/500039920.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/500045641.html
雷門。
五重塔。
本堂(観音堂)。
話には聞いていたけれど観光客が非常に多い。
令和の世にも「観音力」は健在だ。
母の墓のある霊園は眺めがいい。
納骨も無事に終わって、ひと安心。
2023年11月28日
2023年11月09日
帰宅
山梨の母の家より帰宅。
2日間、兄夫婦と一緒にひたすら片付けをした。
車に不要品を満載にしてごみ処理場へ8回運び、
ようやく空家らしくなった。
2日間、兄夫婦と一緒にひたすら片付けをした。
車に不要品を満載にしてごみ処理場へ8回運び、
ようやく空家らしくなった。
2023年11月08日
山梨へ
母の住んでいた家を片付けに、山梨へ行ってきます。
最後は東京の病院で亡くなったので、山梨の家へ行くのは久しぶり。
最後は東京の病院で亡くなったので、山梨の家へ行くのは久しぶり。
2023年10月29日
エル・おおさか
二日続けて「エル・おおさか」へ。
昨日は5階「研修室2」で、澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会。13:00〜16:30。前半はパネルディスカッション(金川宏、田村穂隆、toron*、松村)、後半は会場発言。歌集の多面的な魅力が浮き彫りになる内容だった。
今日は10階「松・竹」で大阪歌人クラブ秋の大会。13:00〜16:00。「啄木短歌の超絶技巧」という題で講演をする。当初60分の予定だったのだが、時間に余裕があるようなので80分喋らせていただいた。
イベントの多かった10月も、これで残り2日。
昨日は5階「研修室2」で、澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会。13:00〜16:30。前半はパネルディスカッション(金川宏、田村穂隆、toron*、松村)、後半は会場発言。歌集の多面的な魅力が浮き彫りになる内容だった。
今日は10階「松・竹」で大阪歌人クラブ秋の大会。13:00〜16:00。「啄木短歌の超絶技巧」という題で講演をする。当初60分の予定だったのだが、時間に余裕があるようなので80分喋らせていただいた。
イベントの多かった10月も、これで残り2日。
2023年10月21日
今朝の新聞から
昨夜は永田和宏さん、小島ゆかりさん(ゲスト)と3人でオンライン講座を行った。「過去形と現在形」というテーマで下記のような歌を取り上げて90分話をした。
今朝、朝日新聞を読んでいると、ちょうど昨夜の議論に関係するような話が載っている。こういう偶然の一致というのは、何だか嬉しい。
今日は午後から滋賀県東近江市で別邸歌会。
そう言えば、フリースクールをめぐる発言に対して「東近江市長へ批判拡大」という大きな記事も載っていた。
かつて子が言ひし「自分でできるから」いまは老いたる母が言ふなり
/小島ゆかり『雪麻呂』
熟したる厚き果肉を掘りすすみ核の付近で死んでいる虫
/北辻一展『無限遠点』
五十年も死んだままなるわが母よ茅花穂に立つ穂のなびくまで
/永田和宏『百万遍界隈』
今朝、朝日新聞を読んでいると、ちょうど昨夜の議論に関係するような話が載っている。こういう偶然の一致というのは、何だか嬉しい。
子どもの「自分でやりたい! 出来るようになりたい!」というエネルギーはすごいと子育て中の女性は言う。何かをやり遂げたいときの子どもはほんと一徹で、大人が気をつけないといけないのは、途中で急かせたり邪魔したりしないことだ。
/鷲田清一「折々のことば」
あらゆる生命体は、一瞬たりとも同一状態を保てない。「有る」ということは、刻一刻と「無く」なっていくことと同義だ。一刻一刻を生きている。それは、刻一刻と死につつあるということだ。
/近藤康太郎「多事奏論」
今日は午後から滋賀県東近江市で別邸歌会。
そう言えば、フリースクールをめぐる発言に対して「東近江市長へ批判拡大」という大きな記事も載っていた。
2023年10月15日
ロートル
今日のマラソングランドチャンピオンシップで4位になった川内優輝選手のインタビュー記事をネットで読むと、新聞社によっていろいろと違いがある。
最初に東スポの記事を読んで、「ロードみたいな選手」ってどういう意味かなと疑問に思った。トラック競技出身ではないのでスパートが弱いという意味だろうか??
その後、中日スポーツや日刊スポーツの記事を見て、「ロード」は「ロートル」の間違いなのだと気づいた。ロートルなら「旬をすぎた人、役にたたない人」といった意味なので、フルマラソン130回完走の大ベテラン川内選手の自虐的な言い回しとしてよく理解できる。
おそらく東スポの担当者は「ロートル」という言葉を知らなかったのだろう。そう言えば、近年あまり見かけない言葉だ。もう日常生活では死語になっているのかもしれない。
そもそも「ロートル」って何語なのかと思って辞書を引いてみたら、中国語であった。「老頭児」と書いて「老人、としより」の意味とのこと。なるほど。それにしても、一体いつ頃から使われて、いつ頃に使われなくなった言葉なのだろうか。
多分(選手の)半分ぐらいは勇気がなくて、私についていくのが怖かったと思う。もう半分ぐらいナメてたんと思う。ロードみたいな選手はどうせ落ちてくだろうって。(東スポWEB)
半分ぐらいの選手は勇気がなくて私についていくのが怖かったのだと思うし、もう半分はなめていたんですよ。あんな選手はどうせ落ちていくだろうと。(スポニチアネックス)
他の選手は怖かったと思う。半分ぐらいは舐めていたと思う。落ちてくるだろうと。(デイリースポーツ)
若い選手の半分くらいは勇気がなくて、私についていくのが怖かったと思う。半分ぐらいはなめていたんですよ。『ロートルみたいな選手は、どうせ落ちてくるだろう』と。(中日スポーツ)
若い選手だから、多分半分くらいは勇気が無くて、私についていくのが怖かった。もう半分はなめていたんですよ、『なに、あのロートル』みたいな。どうせ落ちていくだろうって。(日刊スポーツ)
最初に東スポの記事を読んで、「ロードみたいな選手」ってどういう意味かなと疑問に思った。トラック競技出身ではないのでスパートが弱いという意味だろうか??
その後、中日スポーツや日刊スポーツの記事を見て、「ロード」は「ロートル」の間違いなのだと気づいた。ロートルなら「旬をすぎた人、役にたたない人」といった意味なので、フルマラソン130回完走の大ベテラン川内選手の自虐的な言い回しとしてよく理解できる。
おそらく東スポの担当者は「ロートル」という言葉を知らなかったのだろう。そう言えば、近年あまり見かけない言葉だ。もう日常生活では死語になっているのかもしれない。
そもそも「ロートル」って何語なのかと思って辞書を引いてみたら、中国語であった。「老頭児」と書いて「老人、としより」の意味とのこと。なるほど。それにしても、一体いつ頃から使われて、いつ頃に使われなくなった言葉なのだろうか。
2023年09月16日
古い友人
真夏のように暑い一日。
13:00から朝日カルチャーセンターくずは教室で、講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」を行った。今年1〜6月に出た歌集の中から6冊を選んで、それぞれ5首ずつ紹介した。来年3月頃にまた「2023年下半期」も開催する予定。
以前入っていた結社の古い友人が、講座を聴きにきてくれた。会うのは5年ぶりくらいだろうか。まさか会えるとは思っていなかったので嬉しかった。先月亡くなった母にと素敵なお花をいただいた。
講座が終わってから近くのカフェで話をする。同世代の気安さで、短歌のこと、暮らしのこと、結社のことなど、あれこれ喋った。今年は私の人生にもいろいろあったので、心配して顔を見に来てくれたのかもしれない。古い友人というのは、やはり有難いものだ。
13:00から朝日カルチャーセンターくずは教室で、講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」を行った。今年1〜6月に出た歌集の中から6冊を選んで、それぞれ5首ずつ紹介した。来年3月頃にまた「2023年下半期」も開催する予定。
以前入っていた結社の古い友人が、講座を聴きにきてくれた。会うのは5年ぶりくらいだろうか。まさか会えるとは思っていなかったので嬉しかった。先月亡くなった母にと素敵なお花をいただいた。
講座が終わってから近くのカフェで話をする。同世代の気安さで、短歌のこと、暮らしのこと、結社のことなど、あれこれ喋った。今年は私の人生にもいろいろあったので、心配して顔を見に来てくれたのかもしれない。古い友人というのは、やはり有難いものだ。
2023年09月13日
免許更新
運転免許の更新のため、京都駅前運転免許更新センターへ。
京都駅からすぐなのでありがたい。
ここ数年だいぶ目が悪くなって視力検査は大丈夫かなと思っていたのだが、「適性検査(視力検査等)が不合格の場合、更新手数料は返金できません」という貼紙があって、さらに心配になる。
でも、結果的にはまったく問題なかった。
右目、左目、両目とも、1回も間違えずに言えたみたい。
これで、また5年はのんびり過ごすことができる。
ひとまず良かった。
京都駅からすぐなのでありがたい。
ここ数年だいぶ目が悪くなって視力検査は大丈夫かなと思っていたのだが、「適性検査(視力検査等)が不合格の場合、更新手数料は返金できません」という貼紙があって、さらに心配になる。
でも、結果的にはまったく問題なかった。
右目、左目、両目とも、1回も間違えずに言えたみたい。
これで、また5年はのんびり過ごすことができる。
ひとまず良かった。
2023年09月10日
文学フリマ大阪
大阪天満橋のOMMビルで「文学フリマ大阪11」が開催された。
フレンテ歌会としては初めての出店。
入場者数は4,283人と盛況だった。
「パンの耳」第7号が40冊以上売れたのをはじめ、『駅へ』も10冊が完売するなど売行きは上々。初めてお会いする方や久しぶりに話をする方も多かった。
終了後はいくつかのブースの人が集まって、近くの「海鮮屋台おくまん」で打ち上げ。ジンジャエールを5杯。
楽しい一日だったな。
フレンテ歌会としては初めての出店。
入場者数は4,283人と盛況だった。
「パンの耳」第7号が40冊以上売れたのをはじめ、『駅へ』も10冊が完売するなど売行きは上々。初めてお会いする方や久しぶりに話をする方も多かった。
終了後はいくつかのブースの人が集まって、近くの「海鮮屋台おくまん」で打ち上げ。ジンジャエールを5杯。
楽しい一日だったな。
2023年08月21日
二人子
小池光の歌集『日々の思い出』(1988)にこんな歌がある。
まだ小さな二人の娘と自転車に三人乗りしている。「水師営のうた」は佐佐木信綱作詞の唱歌「水師営の会見」。小池の祖父は日露戦争に出征しており、その関連の歌も多い。
子どもに古い日露戦争の歌を聞かせているのがおもしろい。ほのぼのとした歌という印象で読んでいた。
でも、ふと気になって「水師営の会見」の歌詞を調べてみると、ステッセル将軍と乃木大将の会話が歌詞になっている部分がある。
何と、乃木希典の二人の息子(勝典、保典)の戦死が話題になっているのであった。
小池の歌は、なるほど、自分と二人の娘の関係を、乃木将軍と二人の息子の関係に対比させているのか! 単なるほのぼの歌ではなかったのだ。
自転車の前後に乗せて二人子にわれは歌へる水師営のうた
まだ小さな二人の娘と自転車に三人乗りしている。「水師営のうた」は佐佐木信綱作詞の唱歌「水師営の会見」。小池の祖父は日露戦争に出征しており、その関連の歌も多い。
子どもに古い日露戦争の歌を聞かせているのがおもしろい。ほのぼのとした歌という印象で読んでいた。
でも、ふと気になって「水師営の会見」の歌詞を調べてみると、ステッセル将軍と乃木大将の会話が歌詞になっている部分がある。
五、かたち正して言ひ出でぬ、
『此の方面の戦闘に
二子を失ひ給ひつる
閣下の心如何にぞ。』と。
六、『二人の我が子それぞれに
死所を得たるを喜べり。
これぞ武門の面目。』と、
大将答力あり。
何と、乃木希典の二人の息子(勝典、保典)の戦死が話題になっているのであった。
小池の歌は、なるほど、自分と二人の娘の関係を、乃木将軍と二人の息子の関係に対比させているのか! 単なるほのぼの歌ではなかったのだ。
2023年08月17日
5年前
2023年08月13日
8月13日
小さなころは体が弱く性格もわがままだったので、母にはずいぶんと心配や迷惑をかけた。両親は不仲で高校生の時に離婚したが、母はタクシーの運転手をしたり互助会の営業をしたりして、私たち兄弟を育ててくれた。世間的に見れば貧しい家だったが、貧しさをあまり意識せずに過ごすことができたのは母のおかげだ。
大学を卒業してフリーターになったときも、母は反対しなかった。好きなように生きればいいと言ってくれた。ただ、自分の稼ぎで食べていけるようになりなさいと注意してくれた。
私が会社勤めでなかったこともあって、母とはよく一緒に旅行した。輪島、湯布院、天売島、焼尻島、トマム、三保松原、京都など、思い出の場所がたくさんある。それが、せめてもの親孝行だったかもしれない。
母は会うたびにいつも「短歌で食べていけてるの?」と尋ねていた。「大丈夫、ちゃんと稼いでるよ」と言っても、あまり納得してないようだった。母は自分の人生に満足していたし、何の悔いもなかったと思う。でも、最後まで息子として母を安心させることはできなかったなという思いが残る。
さようなら、お母さん。
大学を卒業してフリーターになったときも、母は反対しなかった。好きなように生きればいいと言ってくれた。ただ、自分の稼ぎで食べていけるようになりなさいと注意してくれた。
私が会社勤めでなかったこともあって、母とはよく一緒に旅行した。輪島、湯布院、天売島、焼尻島、トマム、三保松原、京都など、思い出の場所がたくさんある。それが、せめてもの親孝行だったかもしれない。
母は会うたびにいつも「短歌で食べていけてるの?」と尋ねていた。「大丈夫、ちゃんと稼いでるよ」と言っても、あまり納得してないようだった。母は自分の人生に満足していたし、何の悔いもなかったと思う。でも、最後まで息子として母を安心させることはできなかったなという思いが残る。
さようなら、お母さん。
2023年08月09日
図書館、図書館
昨日は片道1時間半かけて大阪の図書館へ調べものに行った。
3時間調べたけれど、目当てのものは見つからず。
古い雑誌は活字が小さいので、とにかく目が疲れる。
収獲はゼロだったが、それも自分の力になると思うことにしている。
今日は朝から京都市内の大学の図書館へ。
お金を払って一般利用をさせてもらっている。
3時間かけて調べものをして、驚くほど大判小判がざっくざく。
ひたすらコピーに励んだ。
大学生の頃にもっと勉強しておくんだったなあと、しきりに思う。
まあ、楽しい学生生活だったのだけれども。
3時間調べたけれど、目当てのものは見つからず。
古い雑誌は活字が小さいので、とにかく目が疲れる。
収獲はゼロだったが、それも自分の力になると思うことにしている。
今日は朝から京都市内の大学の図書館へ。
お金を払って一般利用をさせてもらっている。
3時間かけて調べものをして、驚くほど大判小判がざっくざく。
ひたすらコピーに励んだ。
大学生の頃にもっと勉強しておくんだったなあと、しきりに思う。
まあ、楽しい学生生活だったのだけれども。
2023年08月01日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 8月10日(木)講座「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
https://yatosha.stores.jp/items/649955f410a492002ab86682
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・ 8月18日(金)講座「現代短歌セミナー 作歌の現場から」
(オンライン)
https://college.coeteco.jp/live/84kyc7le
https://college.coeteco.jp/live/mk1dcv43
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
https://yururatanka.hatenablog.com/entry/2023/07/27/145941
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
講演「啄木短歌の超絶技巧」
・12月17日(日)第10回別邸歌会(宇陀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
多くの方々とお会いできますように!
・ 8月10日(木)講座「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
https://yatosha.stores.jp/items/649955f410a492002ab86682
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・ 8月18日(金)講座「現代短歌セミナー 作歌の現場から」
(オンライン)
https://college.coeteco.jp/live/84kyc7le
https://college.coeteco.jp/live/mk1dcv43
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
https://yururatanka.hatenablog.com/entry/2023/07/27/145941
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
講演「啄木短歌の超絶技巧」
・12月17日(日)第10回別邸歌会(宇陀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
2023年07月28日
東京、母
入院中の母の容態が悪いという連絡があり、日帰りで東京へ。
病院があるのは、ふるさとの町田市。
4か月ぶりに会った母は、身体が衰えて小さくなっていた。
ひとまず小康状態とのことで、声を掛けたり手を握ったりする。
私は小さい頃は病弱で母にいつも看病してもらっていたし、大人になってからも長くフリーターを続けて心配を掛けっぱなしであった。
ありがとう、お母さん。
病院があるのは、ふるさとの町田市。
4か月ぶりに会った母は、身体が衰えて小さくなっていた。
ひとまず小康状態とのことで、声を掛けたり手を握ったりする。
私は小さい頃は病弱で母にいつも看病してもらっていたし、大人になってからも長くフリーターを続けて心配を掛けっぱなしであった。
ありがとう、お母さん。
2023年07月18日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 8月10日(木)講座「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
https://yatosha.stores.jp/items/649955f410a492002ab86682
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
https://yururatanka.hatenablog.com/entry/2023/06/13/171954
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
講演「啄木短歌の超絶技巧」
・12月17日(日)第10回別邸歌会(宇陀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
多くの方々とお会いできますように!
・ 8月10日(木)講座「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
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・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
https://yururatanka.hatenablog.com/entry/2023/06/13/171954
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
講演「啄木短歌の超絶技巧」
・12月17日(日)第10回別邸歌会(宇陀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
2023年07月17日
2023年07月08日
「あなたを想う恋のうた」作品募集中

今年も「あなたを想う恋のうた」の審査員を務めます。
https://www.manyounosato.com/
現在、作品募集中です。
投稿料は無料で、最優秀賞は10万円!。
締切は10月31日(消印有効)。
ご応募、お待ちしております。
2023年07月03日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月10日(木)講座「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
https://yatosha.stores.jp/items/649955f410a492002ab86682
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
https://yururatanka.hatenablog.com/entry/2023/06/13/171954
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
講演「啄木短歌の超絶技巧」
・12月17日(日)第10回別邸歌会(宇陀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
多くの方々とお会いできますように!
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月10日(木)講座「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
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・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
https://yururatanka.hatenablog.com/entry/2023/06/13/171954
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
講演「啄木短歌の超絶技巧」
・12月17日(日)第10回別邸歌会(宇陀)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499999824.html
2023年06月17日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月10日(木)「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
https://yururatanka.hatenablog.com/entry/2023/06/13/171954
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
多くの方々とお会いできますように!
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月10日(木)「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(オンライン)
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
https://site-7297482-2187-9948.mystrikingly.com/#_5
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
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・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
2023年06月12日
BOOTH商品追加

ネットショップのBOOTHで第1歌集『駅へ』(新装版)と短歌時評集『踊り場からの眺め』の販売を始めました。
https://masanao-m.booth.pm/
歌集、歌書を割引価格で販売しているほか、無料でダウンロードできる評論やエッセイなどもありますので、ぜひご覧ください。
ご注文お待ちしております。
2023年06月09日
中村憲吉と片鉾池(その3)
以下、少し余談を。
片鉾池の上にある夙川公民館を見て思い出したのは、以前訪れた高安国世ゆかりのの恵ヶ池のこと。夙川からも比較的近い場所である。
恵ヶ池も現在は一部が埋め立てられて、苦楽園市民館が立っている。
https://matsutanka.seesaa.net/article/387139192.html
また、先日訪れた愛知県半田市で偶然通りかかった清城記念館。

この写真ではまったく伝わらないけれど、この建物も親池という池の上にあるのだ。
ここからは仮説なのだが、ある時期、全国のさまざまな場所で池を埋め立てたり、あるいは池にせり出すようにして、公民館などを建てるのが流行ったのではないだろうか。
新たに土地を取得する必要がないとか、建物から池が見えて眺めが良いとか、いくつか利点は考えられる気がする。
片鉾池の上にある夙川公民館を見て思い出したのは、以前訪れた高安国世ゆかりのの恵ヶ池のこと。夙川からも比較的近い場所である。
恵ヶ池も現在は一部が埋め立てられて、苦楽園市民館が立っている。
https://matsutanka.seesaa.net/article/387139192.html
また、先日訪れた愛知県半田市で偶然通りかかった清城記念館。
この写真ではまったく伝わらないけれど、この建物も親池という池の上にあるのだ。
ここからは仮説なのだが、ある時期、全国のさまざまな場所で池を埋め立てたり、あるいは池にせり出すようにして、公民館などを建てるのが流行ったのではないだろうか。
新たに土地を取得する必要がないとか、建物から池が見えて眺めが良いとか、いくつか利点は考えられる気がする。
中村憲吉と片鉾池(その2)
中村憲吉が歌に詠んだ片鉾池は、現在どうなっているのだろうか。
JRさくら夙川駅(または阪急夙川駅)から歩いて5分ほど。桜並木で有名な夙川の西側に隣接している。

夙川を渡る橋には「片鉾橋」の名前が付けられている。
橋を渡った正面に見えてくるのは片鉾池、ではなく西宮市立夙川公民館だ。実は、この公民館は片鉾池の上にある。

池を一周してみると、凸型の公民館が池にせり出すように建てられているのがわかる。まずは北西側から。

続いて西側から。
池の周囲は夙川河川敷緑地(夙川公園)の一部となっている。

さらに南西側から。
池の一周は約300メートル。池の面積の4分の1くらいを公民館が占めている感じだ。

公民館の南隣にある四阿からの眺め。
周囲の木の枝にはアオサギがたくさん止まっている。

公民館の2階の窓から見下ろした風景。
この池を囲む住宅のどこかに、かつて中村憲吉の家もあったわけだ。
JRさくら夙川駅(または阪急夙川駅)から歩いて5分ほど。桜並木で有名な夙川の西側に隣接している。
夙川を渡る橋には「片鉾橋」の名前が付けられている。
橋を渡った正面に見えてくるのは片鉾池、ではなく西宮市立夙川公民館だ。実は、この公民館は片鉾池の上にある。
池を一周してみると、凸型の公民館が池にせり出すように建てられているのがわかる。まずは北西側から。
続いて西側から。
池の周囲は夙川河川敷緑地(夙川公園)の一部となっている。
さらに南西側から。
池の一周は約300メートル。池の面積の4分の1くらいを公民館が占めている感じだ。
公民館の南隣にある四阿からの眺め。
周囲の木の枝にはアオサギがたくさん止まっている。
公民館の2階の窓から見下ろした風景。
この池を囲む住宅のどこかに、かつて中村憲吉の家もあったわけだ。
2023年06月08日
中村憲吉と片鉾池(その1)
「アララギ」の歌人中村憲吉は兵庫県の西宮に住んでいたことがある。1920(大正9)年から1926(大正15)年までのことだ。その間、彼は大阪毎日新聞の経済部記者として働いていた。
憲吉の住んでいた借家は片鉾池という池のほとりにあった。1920年5月3日付の平福百穂宛の書簡に次のように記されている。
以前この付近一帯には1907(明治40)年に開設された「香櫨園遊園地」があり、池に向って大掛かりなウォーターシュートが設置されていたのである。しかし遊園地は1913(大正2)年に閉園となり施設も撤去されていた。

第3歌集『しがらみ』(1924年)には片鉾池を詠んだ歌が多く収められている。
池に面した家での暮らしの様子がよく伝わってくる。水鳥を狩猟で狙う人もいたようだ。歌集の編輯雑記の最後には、
とある。「鼠梓木」はネズミモチ。片鉾池のほとりの自宅を「鉾池庵」と名付けていたことがわかる。
憲吉の住んでいた借家は片鉾池という池のほとりにあった。1920年5月3日付の平福百穂宛の書簡に次のように記されている。
家は西宮町外の香櫨園で故ウオーターシユートのあつた池の端にあります。池そのものは古いものだと申します。左手にすぐ夙川を挟んで両側に老松の並木があります。赤い大きな日がそこから上ります。夜は月が松頭から池面に映ります。池の向うは線路で汽車が通つてゐます。併し閑静でこの辺としては風情のある方です。
以前この付近一帯には1907(明治40)年に開設された「香櫨園遊園地」があり、池に向って大掛かりなウォーターシュートが設置されていたのである。しかし遊園地は1913(大正2)年に閉園となり施設も撤去されていた。

第3歌集『しがらみ』(1924年)には片鉾池を詠んだ歌が多く収められている。
冬の日の暮るればさみし池に向く二階を下りて飯(いひ)食むひとり
わが宿の柳あかるく散りすきて池みづを広く見るべくなりぬ
夕ぐれの池に撃ちこみし銃(つつ)のおと岸の松原に人あらはるる
池ばたの借家に住みてひと年の雨夜じめりも我れ慣れにける
曇り夜の池はにほひて近くあり灯のとどく岸に蛙(かはづ)の鳴くも
池に面した家での暮らしの様子がよく伝わってくる。水鳥を狩猟で狙う人もいたようだ。歌集の編輯雑記の最後には、
大正甲子十三年初夏、屋前池畔に咲く鼠梓木の幽かなる花を眺めながら、摂津国六甲山麓、鉾池庵にて之を記す。
とある。「鼠梓木」はネズミモチ。片鉾池のほとりの自宅を「鉾池庵」と名付けていたことがわかる。
2023年06月03日
小野市短歌フォーラム
兵庫県小野市で開催された「小野市短歌フォーラム」へ行く。
JR加古川駅から送迎バスで約35分。

会場の「小野市うるおい交流館エクラ」。
きれいな建物だ。近くには市役所、図書館、警察署、総合体育館、セレモニーホールなどが集まっている。

馬場あき子さんの歌碑除幕式(午前中)や小野市名誉市民称号贈呈式が行われる予定だったが、大雨による新幹線の運休によって残念ながら馬場さんはご欠席。

第15回小野市詩歌文学賞授賞式。
大辻隆弘さんの歌集『樟の窓』(短歌部門)と小川軽舟さんの句集『無辺』(俳句部門)が受賞。

当初、馬場さんと選考委員の永田和宏さん、小島ゆかりさんの3名の鼎談が行われる予定だったが、小島さんもご欠席となったため、急遽、永田さんと受賞者2名の鼎談になった。
師との出会い、俳句と短歌の違い、短詩型における読みの大切さ、AIと人間の作る作品の違い、季語と詠嘆など、かなり突っ込んだ内容でとても刺激を受けた。
京都から出掛けるにはちょっと遠いのだけれど、久しぶりにいろいろな方ともお会いできて楽しい一日だった。
JR加古川駅から送迎バスで約35分。
会場の「小野市うるおい交流館エクラ」。
きれいな建物だ。近くには市役所、図書館、警察署、総合体育館、セレモニーホールなどが集まっている。
馬場あき子さんの歌碑除幕式(午前中)や小野市名誉市民称号贈呈式が行われる予定だったが、大雨による新幹線の運休によって残念ながら馬場さんはご欠席。
第15回小野市詩歌文学賞授賞式。
大辻隆弘さんの歌集『樟の窓』(短歌部門)と小川軽舟さんの句集『無辺』(俳句部門)が受賞。
生前といふ語をつかひ語るときやや離(さか)りゆく岡井隆は
/『樟の窓』
どの顔も春待つ顔や通過駅
/『無辺』
当初、馬場さんと選考委員の永田和宏さん、小島ゆかりさんの3名の鼎談が行われる予定だったが、小島さんもご欠席となったため、急遽、永田さんと受賞者2名の鼎談になった。
師との出会い、俳句と短歌の違い、短詩型における読みの大切さ、AIと人間の作る作品の違い、季語と詠嘆など、かなり突っ込んだ内容でとても刺激を受けた。
京都から出掛けるにはちょっと遠いのだけれど、久しぶりにいろいろな方ともお会いできて楽しい一日だった。
2023年06月02日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
多くの方々とお会いできますように!
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月10日(日)文学フリマ大阪
https://bunfree.net/event/osaka11/
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」
(くずは)
【教室受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/378dcd78-5964-58c7-c708-644a26b57eae
【オンライン受講】
https://www.asahiculture.jp/course/kuzuha/4b344c1c-6ab9-9d5d-31a3-644a274f1a7f
・10月 1日(日)現代歌人集会福岡エリア歌会(福岡)
・10月 8日(日)「パンの耳」第7号を読む会(神戸)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・10月28日(土)澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会(大阪)
・10月29日(日)大阪歌人クラブ秋の大会(大阪)
2023年05月28日
講演「小池光の歌のあれこれ」
今日は和歌山県歌人クラブ春季大会にて、講演「小池光の歌のあれこれ」を行った。
小池光の歌が読者を惹きつける理由について、いろいろと例を挙げて話をした。だいぶポイントを絞って話をしたのだけれど、それでも70分という時間では話し切れないなあという感じ。小池さんの歌については、多くの人と語り合ってみたいものだ。
大会は出詠111首、出席者約80名という盛況ぶりで、良い歌も多かった。いわゆる「短歌ブーム」と古くからあるこうした場が交わるようになると面白いと思うのだけれど。
小池光の歌が読者を惹きつける理由について、いろいろと例を挙げて話をした。だいぶポイントを絞って話をしたのだけれど、それでも70分という時間では話し切れないなあという感じ。小池さんの歌については、多くの人と語り合ってみたいものだ。
大会は出詠111首、出席者約80名という盛況ぶりで、良い歌も多かった。いわゆる「短歌ブーム」と古くからあるこうした場が交わるようになると面白いと思うのだけれど。
2023年05月27日
高安やす子の温泉の歌
せっかくなので、高安やす子(1883‐1969)の短歌を少し紹介しておこう。
やす子は初め与謝野晶子・寛の指導を受けて「明星」風の短歌を詠んでいたが、後に斎藤茂吉に師事し昭和以降は「アララギ」の数少ない女性歌人として活躍した。戦後はアララギの地方誌「高槻」にも歌を発表している。
歌集は1921(大正10)年刊行の『内に聴く』と1941(昭和16)年刊行の『樹下』の2冊がある。前者には与謝野寛、後者には斎藤茂吉の序文が付いている。
大正期のやす子は関西の社交界でも知られた存在で、短歌だけでなく絵画や音楽、手芸など多くの趣味を持っていた。『内に聴く』には短歌以外に、やす子の写真1葉、油絵4点、素描4点、木版2点が載っている。
この歌集に温泉を詠んだ歌がある。「夜の泉」と題する6首だ。
ややナルシシズムが強いけれど、「明星」の系譜らしい美しい歌である。「女王の如く」という比喩やお湯が「口づけ」するという表現、夜空の「葡萄色」という形容など、なかなか印象深い。
舞台がどこの温泉かはわからないが、最後の歌を読むかぎり露天風呂もあったようだ。
やす子は初め与謝野晶子・寛の指導を受けて「明星」風の短歌を詠んでいたが、後に斎藤茂吉に師事し昭和以降は「アララギ」の数少ない女性歌人として活躍した。戦後はアララギの地方誌「高槻」にも歌を発表している。
歌集は1921(大正10)年刊行の『内に聴く』と1941(昭和16)年刊行の『樹下』の2冊がある。前者には与謝野寛、後者には斎藤茂吉の序文が付いている。
大正期のやす子は関西の社交界でも知られた存在で、短歌だけでなく絵画や音楽、手芸など多くの趣味を持っていた。『内に聴く』には短歌以外に、やす子の写真1葉、油絵4点、素描4点、木版2点が載っている。
この歌集に温泉を詠んだ歌がある。「夜の泉」と題する6首だ。
浴室へ長き廊下を降(お)りゆきぬ星美しき深夜にひとり
ゆたかなる思ひに満ちて春の夜の山の湯殿に衣(ころも)をば脱ぐ
よろこべりわが魂は夜の湯に人魚の如く女王(ぢよわう)の如く
湯の泉をどるが如く光つゝ白き腕に口づけぞする
春の日の山の湯槽に現(うつ)し身の光れる我を愛でにけるかな
美くしく葡萄色する夜の空湯槽にありてわが仰ぐ空
ややナルシシズムが強いけれど、「明星」の系譜らしい美しい歌である。「女王の如く」という比喩やお湯が「口づけ」するという表現、夜空の「葡萄色」という形容など、なかなか印象深い。
舞台がどこの温泉かはわからないが、最後の歌を読むかぎり露天風呂もあったようだ。
2023年05月22日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 5月28日(日)和歌山県歌人クラブ春季大会(和歌山)
講演「小池光の歌のあれこれ」
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」(くずは)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
多くの方々とお会いできますように!
・ 5月28日(日)和歌山県歌人クラブ春季大会(和歌山)
講演「小池光の歌のあれこれ」
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」(くずは)
・10月21日(土)第9回別邸歌会(八日市)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499372912.html
2023年04月29日
「現代歌人集会春季大会 in 富山」のご案内
2023年04月28日
日本語と中国語
朝日新聞の「習近平氏とゼレンスキー氏が電話協議」という記事の中に、習氏が「われわれは対岸の火事だと傍観することも、火に油を注ぐこともない」と述べたと記されている。
https://www.asahi.com/articles/ASR4V6V6QR4VUHBI03M.html
「対岸の火事」と「火に油を注ぐ」と2つの慣用句が入っていて、しかも「火」つながりなので印象に残った。「火」は当然「戦火」のイメージも呼び起こす。
これは、中国語にも日本語と同じような表現があるということだろうか。あるいは、翻訳の段階でこのような言い回しに変えられたのだろうか。一体どちらなのだろう。
気になって中国外交部のHPを確認してみた。
https://www.fmprc.gov.cn/zyxw/202304/t20230426_11066754.shtml
習氏の発言の中に「我们既不会隔岸观火,也不会拱火浇油」という部分が見つかる。ここが該当箇所のようだ。なるほど、原文の中国語でも「火」が2回使われているのか。
https://www.asahi.com/articles/ASR4V6V6QR4VUHBI03M.html
「対岸の火事」と「火に油を注ぐ」と2つの慣用句が入っていて、しかも「火」つながりなので印象に残った。「火」は当然「戦火」のイメージも呼び起こす。
これは、中国語にも日本語と同じような表現があるということだろうか。あるいは、翻訳の段階でこのような言い回しに変えられたのだろうか。一体どちらなのだろう。
気になって中国外交部のHPを確認してみた。
https://www.fmprc.gov.cn/zyxw/202304/t20230426_11066754.shtml
習氏の発言の中に「我们既不会隔岸观火,也不会拱火浇油」という部分が見つかる。ここが該当箇所のようだ。なるほど、原文の中国語でも「火」が2回使われているのか。
2023年04月25日
今後の予定
下記のイベント、歌会、カルチャー講座に参加します。
多くの方々とお会いできますように!
・ 5月28日(日)和歌山県歌人クラブ春季大会(和歌山)
講演「小池光の歌のあれこれ」
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/498931868.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/498931868.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」(くずは)
多くの方々とお会いできますように!
・ 5月28日(日)和歌山県歌人クラブ春季大会(和歌山)
講演「小池光の歌のあれこれ」
・ 6月25日(日)第7回別邸歌会(神戸)
https://matsutanka.seesaa.net/article/498931868.html
・ 7月 2日(日)講座「こんな短歌があるなんて!」(大阪)
https://www.maibun.co.jp/wp/archives/course/43916
・ 7月17日(月・祝)現代歌人集会春季大会 in 富山(富山)
https://matsutanka.seesaa.net/article/499174176.html
・ 8月11日(金・祝)第8回別邸歌会(宇治)
https://matsutanka.seesaa.net/article/498931868.html
・ 8月27日(日)人麿の里全国万葉短歌大会(益田)
https://note.com/marumaruhaohao/n/n7abf91c7e0f7
・ 9月16日(土)講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」(くずは)
2023年04月23日
『遣らず』読書会
平井弘『遣らず』(2021)の読書会に参加した。
二つの連作「遣らず」と「あんじゆうる」を対象に、14:00〜17:00の3時間かけて話し合った。一首単位の読み、連作全体の読みや構成、平井作品の特徴など、幅広い話題が出た。
『遣らず』はとても魅力的な歌集だが、一筋縄ではいかない手強さがある。参加者との意見のやり取りを通じて、ようやく『遣らず』の登山口が見えてきた気がする。
二つの連作「遣らず」と「あんじゆうる」を対象に、14:00〜17:00の3時間かけて話し合った。一首単位の読み、連作全体の読みや構成、平井作品の特徴など、幅広い話題が出た。
寄り道せずに帰つておいでかへれるのをよりみちといふんだけど/「遣らず」
どこでどう越えたものだかおもしろいね川がですね右になります/「あんじゆうる」
『遣らず』はとても魅力的な歌集だが、一筋縄ではいかない手強さがある。参加者との意見のやり取りを通じて、ようやく『遣らず』の登山口が見えてきた気がする。
2023年04月06日
新聞の値上げ
昨日の朝日新聞に「購読料改定のお願い」が載っていた。朝夕刊の購読料が月に4400円から4900円に約1割値上がりする。
値上げ自体には何の異論もない。これまで通り購読を続けるつもり。
値上げの理由として原材料の高騰などが挙げられているが、おそらくそれだけではない。発行部数の減少も影響しているのだろう。実際に、私の周りでも新聞を取っていない人がどんどん増えている。やがて、新聞の戸別配達制度も維持できなくなるにちがいない。
これは新聞だけの話ではない。(紙の)書籍や雑誌の売上も20年以上にわたって減少傾向が続いている。広い意味での活字文化の衰退と言っていいだろう。
短歌の世界も当然そうした影響を受けている。昨今の「短歌ブーム」は喜ばしいことだけれど、それは一方で、出版業界全体が大きく衰退している中にあって、歌集や短歌雑誌の減少幅が比較的少ないというだけのことかもしれないのだ。
購読料の値上げとあわせて、文字が12年ぶりに大きくなることも発表されている。面積にして約1割大きくなるそうだ。
小さい文字の読みづらい人には嬉しいことだけれど、これも喜んでばかりはいられない。文字が1割大きくなれば、当然のことながら文字の量は約1割少なくなるからだ。まるでステルス値上げのように。
値上げ自体には何の異論もない。これまで通り購読を続けるつもり。
値上げの理由として原材料の高騰などが挙げられているが、おそらくそれだけではない。発行部数の減少も影響しているのだろう。実際に、私の周りでも新聞を取っていない人がどんどん増えている。やがて、新聞の戸別配達制度も維持できなくなるにちがいない。
これは新聞だけの話ではない。(紙の)書籍や雑誌の売上も20年以上にわたって減少傾向が続いている。広い意味での活字文化の衰退と言っていいだろう。
短歌の世界も当然そうした影響を受けている。昨今の「短歌ブーム」は喜ばしいことだけれど、それは一方で、出版業界全体が大きく衰退している中にあって、歌集や短歌雑誌の減少幅が比較的少ないというだけのことかもしれないのだ。
購読料の値上げとあわせて、文字が12年ぶりに大きくなることも発表されている。面積にして約1割大きくなるそうだ。
小さい文字の読みづらい人には嬉しいことだけれど、これも喜んでばかりはいられない。文字が1割大きくなれば、当然のことながら文字の量は約1割少なくなるからだ。まるでステルス値上げのように。
2023年03月30日
さいたさいた
2023年03月24日
結社をめぐって
結社に関する文章を2つ、BOOTHで公開しました。
2013年と2014年に書いたものなので少し古いですが、基本的な考えは変わりません。
・エッセイ「タテからヨコへ」
https://masanao-m.booth.pm/items/4639410
・評論「高齢社会と結社」
https://masanao-m.booth.pm/items/4639401
私は結社を退会しましたが、今でも結社が好きです。近代以降、結社というシステムの果たしてきた役割はとても大きかったと思いますし、今後も新たな可能性を持っていると考えています。
2013年と2014年に書いたものなので少し古いですが、基本的な考えは変わりません。
・エッセイ「タテからヨコへ」
https://masanao-m.booth.pm/items/4639410
・評論「高齢社会と結社」
https://masanao-m.booth.pm/items/4639401
私は結社を退会しましたが、今でも結社が好きです。近代以降、結社というシステムの果たしてきた役割はとても大きかったと思いますし、今後も新たな可能性を持っていると考えています。
2023年03月23日
連想
短歌を読んでいると、別の歌や句が思い浮かぶことがある。
別に影響うんぬんではなく、「似ている」ことはそれだけで面白い。
別に影響うんぬんではなく、「似ている」ことはそれだけで面白い。
入れものが無い両手で受ける
尾崎放哉『大空』
手のひらに豆腐をのせていそいそといつもの角を曲りて帰る
山崎方代『右左口』
新しきからだを欲しと思ひけり、
手術の傷の
痕を撫でつつ。
石川啄木『悲しき玩具』
病むまへの身体が欲しい 雨あがりの土の匂ひしてゐた女のからだ
河野裕子『母系』
2023年03月16日
近作2点
「文藝春秋」4月号に「ラーメンと白鳥」7首を発表しました。文藝春秋電子版で読むことができます。
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h5674
また、日本現代詩歌文学館の「賢治に献ずる詩歌」にも短歌1首を寄せました。こちらも同館HPのウェブ展示室で読め、私の朗読を聞くこともできます。
https://www.shiikabun.jp/web_exhibition/1386.html
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h5674
また、日本現代詩歌文学館の「賢治に献ずる詩歌」にも短歌1首を寄せました。こちらも同館HPのウェブ展示室で読め、私の朗読を聞くこともできます。
https://www.shiikabun.jp/web_exhibition/1386.html
2023年03月12日
連作勉強会
フレンテ歌会の有志7名で、連作の勉強会。
12:30〜15:30、西宮市立中央公民館にて。
15首、30首、30首、50首、30首の連作について検討した。今回は勉強会ということで、作者にも「連作で表現したかったこと」「そのために工夫したこと、意識したこと」「連作のなかで特に自信のある歌」「自分で感じている問題点」を話してもらった。
作品から読み取れることと、作者の意図したことの間には、けっこうズレや距離があるのをあらためて感じた。そこに、連作の難しさも面白さもあるのだろう。連作の批評には、1首単位の歌会とはまた違った楽しさがある。
12:30〜15:30、西宮市立中央公民館にて。
15首、30首、30首、50首、30首の連作について検討した。今回は勉強会ということで、作者にも「連作で表現したかったこと」「そのために工夫したこと、意識したこと」「連作のなかで特に自信のある歌」「自分で感じている問題点」を話してもらった。
作品から読み取れることと、作者の意図したことの間には、けっこうズレや距離があるのをあらためて感じた。そこに、連作の難しさも面白さもあるのだろう。連作の批評には、1首単位の歌会とはまた違った楽しさがある。
2023年03月06日
人麿の里全国万葉短歌大会

「柿本人麿没後1300年祭記念事業 人麿の里全国万葉短歌大会」の選者を務めることになりました。ご応募をお待ちしております。
【日時】2023年8月27日(日)13:30〜
【場 所】島根県立文化芸術センターグラントワ(小ホール)
【主催】柿本人麿没後1300年祭実行委員会
【共催】石西歌人クラブ・島根県立万葉公園
・出詠要項
【一般部】
賞:特選5首(大賞、市長賞、教育長賞ほか)
大賞の副賞は萩・石見空港往復航空券
入選18首(選者各6首)
選者:秋葉四郎氏(「歩道」発行人)
松村正直氏(現代歌人集会理事、「NHK短歌」元選者)
寺井淳氏(県短歌連盟理事長、短歌誌「かりん」会員)
出詠料:1,000円
郵便小為替か現金書留にて作品とあわせて封書で送付
【ジュニアの部】(高校生までの方または18歳以下の方)
賞:特選6首 賞状及び副賞
選者:田村穂隆氏(「塔」所属、現代歌人集会賞受賞)
出詠料:無料
【一般の部・ジュニアの部共有】
自作未発表とし、自由題1人1首
締め切り:令和5年6月9日(金)必着
・送付先及び問い合わせ先
〒698-0041
島根県益田市高津四丁目25-13
石西歌人クラブ事務局
長谷川義剛(0856-22-7274)
詳しくは→人麿の里全国万葉大会
(投稿用紙もダウンロードできます)
2023年03月03日
母、そして父
昨日は兄夫婦と一緒に、母が山梨から東京に転院するのに同行した。母と会うのは実に1年3か月ぶり。衰えは著しかったけれど、一緒に車に乗ったり話をしたりすることができて良かった。
夕方からは川崎に住む父を連れ出して、兄と三人で食事。ひとり暮らしを続けている父に、運動系のデイサービスに通うように勧めた。食欲も十分あり元気な様子なので、少し安心する。
幸いなことに、母の病院と父の住む家は比較的近い。コロナ禍も落ち着いてきたので、今後はもっと会う機会を増やしていきたい。
夕方からは川崎に住む父を連れ出して、兄と三人で食事。ひとり暮らしを続けている父に、運動系のデイサービスに通うように勧めた。食欲も十分あり元気な様子なので、少し安心する。
幸いなことに、母の病院と父の住む家は比較的近い。コロナ禍も落ち着いてきたので、今後はもっと会う機会を増やしていきたい。
2023年02月17日
光熱費
光熱費の節約のために、この冬はまだ一度も暖房を使っていない。もう2月も半ばを過ぎたので、このまま使わずに済みそうだ。
寒い部屋で過ごしていると、何だか子どもの頃を思い出す。昔の家は今よりもずいぶん寒かったものだ。
光熱費の英訳を調べると energy bill (エネルギー代)という言い方があった。なるほど、光熱費よりも本質を突いている。
電気やガスを節約すると、生活スタイルも当然変わる。今まで贅沢過ぎたんだなと反省もする。
寒い部屋で過ごしていると、何だか子どもの頃を思い出す。昔の家は今よりもずいぶん寒かったものだ。
光熱費の英訳を調べると energy bill (エネルギー代)という言い方があった。なるほど、光熱費よりも本質を突いている。
電気やガスを節約すると、生活スタイルも当然変わる。今まで贅沢過ぎたんだなと反省もする。
2023年02月06日
「パンの耳」6号歌評会
昨日は13:30から神戸市東灘区文化センターにて、「パンの耳」6号の歌評会を行った。参加者19名。
大辻隆弘さんをゲストに招いて、15篇の連作すべてについて批評していただいた。歌作りに関する大事な話をたくさん聴くことができ、皆さん大きな刺激を受けたようだ。17:00終了。
その後、近くのイタリア料理・洋風居酒屋「アティック スタイル」を貸し切って懇親会。21:00過ぎまで短歌の話を楽しんだ。皆さん、お疲れさまでした。
大辻隆弘さんをゲストに招いて、15篇の連作すべてについて批評していただいた。歌作りに関する大事な話をたくさん聴くことができ、皆さん大きな刺激を受けたようだ。17:00終了。
その後、近くのイタリア料理・洋風居酒屋「アティック スタイル」を貸し切って懇親会。21:00過ぎまで短歌の話を楽しんだ。皆さん、お疲れさまでした。
2023年01月28日
ネットショップ BOOTH

2021年2月にBOOTHにネットショップを開設してから約2年。
https://masanao-m.booth.pm/
書店に並ぶことの少ない歌集・歌書を、読者の皆さんにお届けするのにとても役立っている。これまでの売上の合計は約23万円。
よく売れているのは、『やさしい鮫』53冊、『紫のひと』31冊、『短歌は記憶する』28冊など。
また、無料でダウンロードできる作品や評論もありますので、どうぞお立ち寄りください。
2023年01月26日
桑原亮子さん
NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」の登場人物が短歌を詠むと話題になっている。詠むだけでなく短歌賞にも応募したりと本格的だ。
ドラマの脚本を担当している桑原亮子さんとは、かつて同じ塔短歌会に所属していて、全国大会や歌会でご一緒したことがある。
桑原さんは2010年に歌会始に入選しているし、「日々のクオリア」にも取り上げられている。
一首鑑賞 ≫ Archives ≫ 血は出口探して巡れるものならず夜の運河と遥か釣り合ふ (sunagoya.com)
2013年には歌壇賞の候補作になって、「火の夢」30首が誌面に掲載された。
「歌壇」2月号(松村) | 塔短歌会 (toutankakai.com)
その後、ラジオやテレビの脚本家として知られるようになり、今回の朝ドラへの抜擢となったのだ。
桑原亮子さん脚本のテレビドラマ | 塔短歌会 (toutankakai.com)
「舞いあがれ!」も好調なようで嬉しい限り。ますますのご活躍を!
ドラマの脚本を担当している桑原亮子さんとは、かつて同じ塔短歌会に所属していて、全国大会や歌会でご一緒したことがある。
桑原さんは2010年に歌会始に入選しているし、「日々のクオリア」にも取り上げられている。
一首鑑賞 ≫ Archives ≫ 血は出口探して巡れるものならず夜の運河と遥か釣り合ふ (sunagoya.com)
2013年には歌壇賞の候補作になって、「火の夢」30首が誌面に掲載された。
「歌壇」2月号(松村) | 塔短歌会 (toutankakai.com)
その後、ラジオやテレビの脚本家として知られるようになり、今回の朝ドラへの抜擢となったのだ。
桑原亮子さん脚本のテレビドラマ | 塔短歌会 (toutankakai.com)
「舞いあがれ!」も好調なようで嬉しい限り。ますますのご活躍を!