2024年08月17日

台風一過

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台風一過の東京は晴れ。
和やかで充実した時間を過ごした。

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2024年07月19日

東京から

東京から帰宅。

昨日は早朝6:00前に東京駅にバスで着き、本郷→九段下→相模原→溝の口と、取材と打合せで20:30まで。

今日は朝から83歳の父親を連れてスーパー銭湯「湯けむりの里」へ行き、入浴・食事・昼寝で計4時間、のんびりしてきた。

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2024年06月06日

柴又(その2)

帝釈天から徒歩数分で「山本亭」に着く。
大正から昭和にかけて建てられた和洋折衷の邸宅。


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洋風の意匠を取り入れた長屋門のステンドグラス。


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居間から見る庭の様子。
抹茶やぜんざいをいただきながら、のんびりくつろぐことができる。


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洋室の「鳳凰の間」。
大理石のマントルピースがある。

続いて、徒歩数分のところにある寅さん記念館へ。


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1997年の開館。
山田洋次ミュージアムも併設されている。


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映画撮影に使われた「くるまや」や「朝日印刷所」のセットが移設・保存されている。これが最大の見どころと言っていいだろう。


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列車の座席にすわりながら、「男はつらいよ」の鉄道シーンを観ることができるコーナー。その他にも工夫された展示が多く、寅さんの世界にたっぷりと浸ることができた。

続いて、徒歩すぐの江戸川へ。


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川の向こうはもう千葉県だ。


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映画や小説、歌謡曲などで有名な「矢切の渡し」。
現在も片道200円で運行されている。


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「矢切の渡し」の歌詞が刻まれた石碑。
「つれて逃げてよ…」「ついておいでよ…」

細川たかしのイメージが強いのだが、もともとはちあきなおみが歌っていたのか。

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2024年06月05日

柴又(その1)

先日、仕事で東京へ行ったついでに柴又を観光してきた。

東京には22年住んだけれど生まれ育ちは南西端の町田市なので、東京の東部、特に荒川の東側(足立区、葛飾区、江戸川区)にはほとんど足を運んだことがない。というわけで、「男はつらいよ」で有名な柴又も今回が初めての訪問だ。


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京成「柴又」駅前に立つ寅さんの像。
後ろを振り返っている姿である。


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振り返った先にはさくらの像がある。
また旅立ってゆく兄を見送る妹の姿だ。


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駅から続く帝釈天の参道。
草団子や川魚の店が軒を連ね、観光客が行き交っている。


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柴又帝釈天!

「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」というお馴染みの口上を思い出す。

門や鐘楼は映画でもよく登場するが、拝観料400円を払うと帝釈堂内殿の外周にある彫刻ギャラリーと庭園(邃渓園)を見学することができる。


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外周に沿って仏教説話の10の場面が彫刻されている。


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彫りが細かくて実に見事な出来栄えだ。


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大客殿の前に広がる庭園は、屋根付きの廊下を伝って一周することができるようになっている。


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京都ではだいぶ前に終わったつつじが、ここではまだ咲いている。参道や境内の賑やかさと打って変わって、静かな時間の流れる場所。


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帝釈天を出て玉垣に沿って歩いていると、「渥美清」「倍賞千恵子」の名前を発見。左に見える「三崎千恵子」はおばちゃんだ。

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2024年05月02日

徳島(その3)

徳島の2日目は晴れ。


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両国橋の親柱に立つ阿波踊りの像。


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徳島駅からJR牟岐線で南へ約1時間10分。阿波福井駅に着く。他に降りる客はいない。この駅から国道55号を北に向かって歩いて行く。


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約1時間で目的の建物に到着!


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喫茶店「大菩薩峠」。


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別の角度から見た全景。

セルフビルド建築として有名なお店。店主が自ら10数万個の煉瓦を焼いて積み上げて造ったらしい。1971年の開業から50年が経ち、煉瓦に蔦の緑が鮮やかだ。


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入口へ向かう階段。


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お店の入口。

11:40頃に着いたのだが、ほぼ満席だった。運よく座ることができて、チキンカツ定食850円をいただく。料理はボリュームがあって、家族連れや運転手たちで賑わっていた。テーブルや椅子などの備品や内装も味わいがある。


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食後に店の上の方を探索。


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迷路のようになっている。


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こちらは自宅か作業場なのだろう。


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スロープもあって、車で上までのぼれるようになっている。


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「大菩薩峠」からさらに北に歩いて海へ。

堤防に座って本を読むのは最高に気持ちがいい。

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2024年04月29日

徳島(その1)

1泊2日で徳島へ行ってきた。
京都駅〜徳島駅は高速バスで約3時間。


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あいにくの小雨だが、徳島に来たからには眉山(びざん)に登らないと、というわけでロープウェイに乗る。そもそもロープウェイが好きなのだ。ここのロープウェイは2台がセットで運行している。


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山頂からの徳島市街の眺め。
川が何本も走っていて、海も近い。


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パゴダ平和記念塔。

1958年に第二次世界大戦の死者を慰霊するために建てられたもの。約30年前に眉山を訪れた時にも見て印象に残っている。


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万葉歌碑。

「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山懸けて漕ぐ舟泊り知らずも」
(船王 巻六 998)

眉山の名前の由来となったとされる歌である。

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2024年04月28日

徳島から

徳島から帰ってきました。

とても楽しい2日間。昨日は四国キャラバン歌会、今日は晴天の道をひたすら歩いて日に焼けました。

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2024年04月27日

徳島へ

四国キャラバン歌会に行ってきます。

徳島へ行くのも、自分が主催する以外の歌会に参加するのも久しぶりなので楽しみ!

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2024年04月08日

伏見桜まつり

昨日は「伏見桜まつり」へ。


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京橋(伏見みなと公園)付近。
水路沿いに多くの屋台が出て、大勢の人で賑わっていた。


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桜は満開で天気も上々。


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 伏見であい橋付近。


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 肥後橋から眺めた濠川。
 遠くに三栖閘門が見える。


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東高瀬川の土手。
ここまで来ると誰もいない。


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 紅白の鉄塔がいい味を出している。


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松本酒造株式会社。
ここは伏見の定番の撮影スポットになっている。

気温25度の暖かさの中を歩き回って、桜と春をたっぷり満喫した。

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2024年03月11日

黒江(その2)


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「紀州漆器伝統産業会館 うるわし館」の前に立つうるしの木。
漆を掻いた跡が筋状に刻まれている。


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築100年以上の古民家を改装したカフェ「べっちんさん」。


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茶がゆセット1200円。寒い日だったので身体が暖まる。


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築160年の古民家カフェ&ギャラリー「黒江ぬりもの館」に飾られていた雛人形。

昨年、テレビ番組「ふるカフェ系 ハルさんの休日」にも登場したそうで、多くのお客さんで賑わっていた。


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古い町並みから15分ほど歩くと海に出る。


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町のあちこちに海抜の表示があり、津波避難場所が設けられている。近い将来起こるとされている南海トラフ地震への対策だ。

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2024年03月10日

黒江(その1)

今月末に行う別邸歌会の下見を兼ねて、和歌山県海南市の黒江に行ってきた。

黒江は紀州漆器の産地として栄えた町で、今も古い町並みが残り漆器店や古民家カフェなどが点在する。JR黒江駅から15分ほど歩いて黒江の中心部へ。


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まず目に入ったのが万葉歌碑。1866年創業の老舗「名手酒造」直営の「黒牛茶屋」の駐車場にある。

「黒牛方 塩干乃浦乎 紅 玉ネ君須蘇延 往者誰妻」(巻9-1672)
(黒牛潟潮干の浦を紅の玉裳裾引き行くは誰が妻)


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町を歩いていると、家の前に大きな桶を置いて花などを飾っている家が何軒もある。


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「紀州漆器伝統産業会館 うるわし館」の前にある説明を見ると、これは「くろめ桶」というものらしい。かつて漆を精製する際に使われていたものを、今は町おこしのオブジェとして再利用しているということだ。

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2023年11月14日

奈良カエデの郷ひらら(その2)

来月の別邸歌会で使うのは、木造校舎2階の「5年1組」の教室。


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係の方に案内していただいて、部屋の中を見せてもらう。
昔ながらの小学校の教室である。全部で20席。


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中庭(駐車場)側から見た木造校舎はこんな感じ。


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別棟にある「Cafeカエデ」(11:00〜16:00)で昼食をとる。
この日は多くの人が訪れていて、11:30には満席になっていた。


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ハンバーグや海老フライといった通常のメニューもあるのだが、私の目当ては土日限定30食の「給食ランチ」。


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皿うどん、中華スープ、春雨サラダ、クリーミーコロッケ、あげパン、牛乳。1200円。基本は給食なのだけれど、パンは揚げ立てだしスープも熱々で、どれも美味しい。


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ゆるキャラの「カエデくん」と「もみじちゃん」。
来月また会いましょう!

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2023年11月13日

奈良カエデの郷ひらら(その1)

来月の別邸歌会の会場となる、奈良県宇陀市の「奈良カエデの郷ひらら」へ下見に行く。JR榛原駅からバスで15分の「古市水分神社」から徒歩3分。


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2006年に閉校した旧宇太小学校をリノベーションした複合施設。
この地域の観光の拠点になっているようだ。


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門柱には「宇太小學校」と旧字で彫られている。
1874年開校という古い歴史を持つ小学校だった。


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現在、敷地には1200種、3000本のカエデが植えられている。
紅葉のピークは過ぎたようだが、見応え十分。


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1935年に建てられた木造二階建の校舎。
遠くから見ても圧倒的な存在感を放っている。


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廊下はこんな感じ。写真撮影などにも使われているようだ。


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廊下に飾られた卒業制作のパネル。
1970年の大阪万博が描かれている。

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2023年11月10日

山梨あれこれ

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JR身延線の下部温泉駅。
母の家の最寄り駅。天気は快晴。


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母の家は庭木や草が伸びて、外から見ると廃屋状態。
人が住まなくなると、あっという間に荒れてしまう。


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夜の下部温泉駅。
しばらく前に無人駅になってしまった。

駅の裏手に新しく「ヘルシースパサンロード しもべの湯」という日帰り入浴施設ができていた。次回行く時は入ってみようかな。

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2023年10月25日

近江鉄道ミュージアム

先日、別邸歌会の始まる前に八日市駅の2階にある「近江鉄道ミュージアム」を見学した。近江鉄道は1896(明治29)年創立、1898年開業という古い歴史を持ち、現在は

・本線(米原〜貴生川 47.7キロ)
・多賀線(高宮〜多賀大社前 2.5キロ)
・八日市線(近江八幡〜八日市 9.3キロ)

の3路線を運行している。


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ミュージアムには古い駅名標やタブレット(通票)、駅舎の写真などが展示されているほか、運転席からの展望動画も見ることができる。

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2023年10月11日

柳川(その3)

柳川藩主立花邸「御花」へ。


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1910(明治43)年に建てられた西洋館。
ちょうど「啄木ごっこ」の連載も1910年の話を書いているところ。


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西洋館2階の広間。
シーリングメダリオンが華やかだ。


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和風建築の部屋に飾られた雛人形と「さげもん」。
さげもんは柳川に伝わる吊るし飾り。


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西洋館と和風建築の屋敷がつながっている。
樹齢400年以上という蘇鉄が力強く鮮やか。


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大広間から見る「松濤園」。
この庭が広々として素晴らしい。


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涼しい風に吹かれながら、30分ほど庭を眺めていた。

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2023年10月10日

柳川(その2)

柳川と言えば北原白秋のふるさと。毎年、白秋の命日の11月2日を挟んで1日から3日まで「白秋祭」が開かれているとのこと。


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北原白秋の生家。

酒造業で栄えた北原家だが、酒蔵などは火事で焼けてしまい、現在は母屋(修復)と蔵、隠居部屋(復元)だけが残る。

三日三夜(みかみよ)さ炎あげつつ焼けたりし酒倉の跡は言ひて見て居り/北原白秋『夢殿』


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母屋の内部。土間、茶の間、食事場など。

コロナ禍などで入館者が減り、生家の維持・存続が大変な状況になっているらしい。
https://www.asahi.com/articles/ASNBG7FVQNBFTGPB003.html


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仏間にある白秋のデスマスク(複製)。

デスマスクって最近はあまり聞かないけれど、今でも作製する人はいるのだろうか。


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敷地内にある汲水場。

鍋二つ汲水場(くみづ)に伏せて明らけき夏真昼なり我家(わがや)なりにし/北原白秋『夢殿』


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生家の奥にある柳川市立歴史民俗資料館(白秋記念館)。

1階は「水郷柳川」「柳川の歴史」「柳川の民俗」に関する展示で2階が白秋関係。「関東大震災から100年」の特別展があり、震災の日の様子をなまなましく描いた自筆原稿「その日のこと」などが展示されていた。

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2023年10月09日

柳川(その1)

現代歌人集会福岡エリア歌会の翌日、初めて柳川を訪れた。
福岡(天神)から西鉄で約1時間。

まずは、有名な川下りを。柳川駅近くの乗船場から観光スポットの集まる付近の下船場まで、約50分、1700円。


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残暑もようやく落ち着いて、秋らしい一日。
船頭さんが周辺の案内をしたり、唄を歌ったりしてくれる。


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家の裏口から堀へと続く石段が、あちこちに見られる。
堀の水が生活用水として使われていた頃の名残だ。

ついかがむ乙(おと)の女童(めわらは)影揺れてまだ寝起らし朝の汲水場(くみづ)に/北原白秋『夢殿』
背戸ごとの汲水場(くみづ)の段(きだ)に桶洗ひ菜を洗ひけむ言(こと)かはしつつ/阿木津英『黄鳥』


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終点に着くまでに12の橋を潜る。
首をすくめなくてはいけないくらい低い橋もある。


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堀に面して白秋の歌碑がいくつか立っている。

「水のべは柳しだるる橋いくつ舟くぐらせて涼しもよ子ら」


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こちらは宮柊二の歌碑。
昭和25年に柳川を訪れた際に詠んだもの。『日本挽歌』所収。

「往還に白き埃の立ちながれあな恋ほしかも白秋先生」

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2023年10月04日

太郎坊宮

先日、別邸歌会の下見に八日市へ行ったついでに、太郎坊宮(阿賀神社)にお参りしてきた。


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八日市駅から西に30分ほど歩くと、山の中腹に神社が見えてくる。岩が露出して、いかにも霊山という感じがする。


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祭神は「正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのおおかみ)」。勝利と幸福を授ける神とのこと。

赤神山(350メートル)にある本殿まで、登山口から740段の石段をひたすら登っていく。


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途中にある絵馬殿からの眺め。
ベンチに座ってしばらく休憩する。


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日露戦争の水師営の会見(乃木将軍とステッセル将軍)を描いた絵馬。「大正十五年六月」のもの。


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夫婦岩。

二つの巨岩に挟まれた幅わずか80センチの道が12メートルにわたって続いている。巨石好きなので、こういうのはグッとくる。


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本殿のすぐ下にある展望台(懸造りの舞台)からの眺め。

がんばって登ってきた甲斐があった。

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2023年10月02日

福岡から

1泊して福岡から帰ってきました。
現代歌人集会の福岡エリア歌会は充実した内容でした。
今後も西日本の各地で開催できるといいなと思います。

今日は柳川を観光してきました。
京都〜福岡は新幹線で約2時間40分。
意外と近いですね。

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2023年09月28日

彼岸花

亀岡市に彼岸花を見に行った。
亀岡駅からバスで10分ほどのところ。


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畦に沿って彼岸花が咲いている。
今年は猛暑のため例年より開花が遅れたそうだ。


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彼岸花の「赤」と露草の「青」。


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一か所に群れて咲いている彼岸花もある。


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 西国三十三所の「穴太寺」(あなおうじ)の仁王像。
 吽形。


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 阿形。


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落ち着いた雰囲気の庭園。

本堂には寝釈迦(釈迦如来大涅槃像)が祀られ、撫で仏として参拝者に親しまれている。


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畦道をぐるぐる歩き回る。
写真を撮っている人もちらほら見かけた。


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長かった夏もようやく終わり、秋になったという感じがする。

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2023年09月04日

温泉津温泉(その2)

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沖泊港。

温泉津港から海岸沿いに数百メートル進んだところにある。かつて石見銀山の銀の積み出し港として栄えたところ。


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江戸時代には北前船の寄港地でもあった。


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沖泊の岸から見た海。
今は十数軒の集落があるだけで、ひっそりとした場所になっている。


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鼻ぐり岩。
船を係留するための穴の空いた岩が、今も数多く残っている。


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岸の近くで見かけたクラゲ。
誰もいない海で数匹がのんびりと泳いでいた。

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2023年09月03日

温泉津温泉(その1)

先日、益田市で開催された「人麿の里全国万葉短歌大会」を終えて、温泉津(ゆのつ)温泉に泊まった。JR温泉津駅から徒歩約15分。国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれている古い町並みが残る。


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共同浴場「元湯泉薬湯(せんやくとう)」。

入浴料450円。浴槽が3つあって、初心者用、普通、熱めとなっていて、熱めの湯は46℃くらいあるようだ。1300年の歴史を誇るだけあって、雰囲気もお湯も素晴らしい。


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共同浴場「薬師湯」。

入浴料600円。こちらは明治5年の浜田地震で湧き出た温泉。浴室には一面に湯の花が付着していて最高の味わいである。


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2階の休憩室。無料でくつろぐことができる。


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3階(屋上)のガーデンテラスからの眺め。
石州瓦の町並みが続いていて、風呂上がりの身体に風が涼しい。


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今回泊まったゲストハウス「湯るり」。
築145年の古民家を改装した建物で、外国人の利用も多いようだ。


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温泉津港。
ここから数百メートルにわたって温泉街が続いている。


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野口雨情の詩碑。

戦時中の昭和18年4月に温泉津を訪れたとのこと。「向かう笹島日の入る頃は磯の千鳥もぬれて啼く」。

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2023年08月28日

帰宅

2泊3日の島根旅行から帰ってきました。

京都→益田(多田温泉泊)→人麿の里全国万葉短歌大会→温泉津(温泉津温泉泊)→京都

大会では初めての方や久しぶりの方に、たくさんお会いできました。
お招きいただき、ありがとうございました。

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2023年08月27日

人麿の里全国万葉短歌大会

今日は13:30から島根県芸術文化センターグラントワ(益田市)で、柿本人麿没後1300年記念事業「人麿の里全国万葉短歌大会」があります。

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2023年08月26日

益田へ

島根県益田市へ行ってきます。
京都から5時間くらい。

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2023年07月21日

富山・岩瀬(その2)

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北前船廻船問屋「森家」。
国指定重要文化財。明治11年に建てられたもの。


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オイ(広間)の見事な梁組。
北前船の模型も飾られている。


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「食堂天保」の白えび海鮮丼(白えびコロッケ付)。
美味しかったです。


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旧東岩瀬駅舎。

国鉄・JR時代の古い駅舎が休憩所になって保存されている。すぐ横に現在のLRT(次世代型路面電車)の駅がある。富山港線は本数も増え、富山駅の南側への直通運転もして、かなり便利になっている。LRT化の成功例と言っていいだろう。


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富山地方鉄道9000形電車(セントラム)。
こんなカッコいい車両が走っている。


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富山から京都・大阪へ向かう高速バスから見た砺波平野。
良い旅でした。

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富山、岩瀬(その1)

「現代歌人集会春季大会 in 富山」終了後、いなり鉱泉で1泊して翌日、富山港に近い岩瀬まで行ってきた。


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富岩運河環水公園。

「世界一美しい」スターバックスなどがあり、人気の観光スポットなっている。富岩運河(富山〜岩瀬)は昭和9年の完成。富山港までの物資の輸送を担ったほか、掘削した土砂を用いて市街地に残っていた神通川の旧流路の埋立も行った。まさに一石二鳥である。


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天門橋の上からの眺め(東側)。
左端に少し見えているのがスタバ。


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天門橋の上からの眺め(西側)。

岸に観光船が3隻泊まっているのが見える。これから乗る「富岩水上ライン」の船だ。高度経済成長期以降使われなくなった運河を保存・再生し、観光に活用している。


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中島閘門。国指定重要文化財。

運河の途中に水位差2.5メートルを調整する閘門が設けられている。パナマ運河と同じ方式の「水のエレベーター」で、船に乗ったまま2.5メートル下降していくところ。


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岩瀬はかつて北前船で栄えた町。
旧北国街道沿いに古い街並みが残っている。


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旧馬場家住宅。
北陸の「五大北前船主」の一つ。


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立派な梁組。


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縁側から眺めた庭園。


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洗面所にあるステンドグラス。

迷子になってしまいそうなほど部屋数が多くて広い。観覧料は「馬場家・森家共通券」で180円と格安。

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2023年07月03日

堀之内、小出、只見(その4)

ダムに沈んだ田子倉集落の歴史を伝える「ふるさと館田子倉」、只見町の自然をテーマにした「ただみ・ブナと川のミュージアム」を見学したあと、三石神社へ向かう。

駅の裏手の山の中腹に3つの大きな岩があって、ご神体として祀られているとのこと。いわゆる「磐座」(いわくら)である。これは、見に(拝みに)行かなければなるまい。


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一の岩。

山道を15分くらい登るといきなり現れる。岩の下側の鳥居の奥に穴が空いている。「この岩の穴に頭を入れてお祈りすると頭が良くなり頭の病気も治るといわれている」。

雨上がりで地面が濡れていたので、残念ながらこれはパス。


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泪岩(二の岩)。

一の岩からY字になった道を左手に進むとすぐ。「不思議なことに昔から夏の暑い日でもこの岩から水が沁み出ており涙を流しているようでその水を目につけると目の病気が治るといわれている」。

実際に岩からポタポタと滴が落ちてくる。目の病気はないけれど、滴を両方の目に受けておいた。


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縁結び岩(三の岩)。

一の岩からY字になった道を右手に進むとすぐに見えてくる。真打登場という感じで、とにかく迫力がすごい。岩の下の洞の部分が社になっている。


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横から見るとこんな感じ。ちょっと秘密基地みたいでわくわくする。

「岩の小さな穴を見つけ、ヒモを通して結ぶことができれば縁がむすばれるといわれている」そうで、穴にはたくさんの細紐が通され、五円玉がぶら下がっていた。

その後、食事したり、カフェで休んだりしていたところ、午後3時半ころから激しい雨となり、只見線が運行休止となってしまった……。仕方がないので、駅前の旅館に泊まる。


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宿泊した「只見荘」。

飛び込みの客だったにもかかわらず、とても親切で丁寧な対応をしていただいた。「これに懲りずにまた来てくださいね」との言葉に送られて、宿を後にする。

只見線は運行再開の見込みだったが、念のため会津田島までバスに乗り、そこから会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道を直通する特急「リバティ」に乗り、北千住→東京→京都というルートで帰ってきた。何ごとも経験だな。


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会津田島駅前に展示されている「C11-254」。

蒸気機関車を見るとつい写真を撮ってしまう。1944年製造の車両。世の中にはすごい人がいるもので、全国に保存されている約600両の蒸気機関車の情報を載せているサイトなどもある。
https://www.steamlocomotivejapan.com/c11-254

こういう情熱にはひたすら感心するばかりだ。

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2023年07月02日

堀之内、小出、只見(その3)


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JR小出駅。

越後堀之内の隣の駅(上越線)であるとともに、只見線の始発駅でもある。駅名板は俳優の渡辺謙が書いたもの。新潟県北魚沼郡広神村(現・魚沼市)出身で、県立小出高校に通っていたらしい。


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小出駅から魚野川を渡った反対側に商店街や魚沼市役所などの市街地があり、そこで1泊する。商店街には宮柊二記念館のチラシが貼られていた。


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小出駅5:36発の只見線の始発列車。

午前中はこれ一本しかない。乗り遅れたら次は13:12発。只見線は昨年10月に11年ぶりに全線運転再開となって話題を呼んだ。観光路線として人気が出ていて、休日には座れないことも多いという。


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福島県に入って最初の只見駅で降りて「たもかく本の店」へ。

読み終わった本と只見の森を交換するという珍しい事業をやっているところ。倉庫を含めると本は150万冊くらいあるらしい。ただし、コロナ禍のため現在は店主一人で運営していて大変なようだ。


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蒸気機関車C58-244。

JR只見駅から200メートルほど離れた只見振興センターの前に保存されている。1940年に製造されたものなので今年で83歳。

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2023年07月01日

堀之内、小出、只見(その2)


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宮柊二の生家跡の「丸末書店」。
今も営業を続けている。


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雁木の続く古い街並み。
商店街になっているが、営業している店は少ない。


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宮柊二の作詞した「堀之内小唄」の歌碑。
7・7・7・5のリズム。

波に陽がさす
早瀬の中を
上る若あゆ
二寸鮎

一人出てみりゃ
磧の河鹿 田戸の
渡しの
灯がうるむ



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堀之内を流れる魚野川。


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宮柊二のお墓があると知って向かう。
案内表示がいくつもあって、ありがたい。


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この石段の先が墓処になっている。


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「宮柊二之墓」。


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全体はこんな感じ。
墓処全体がきれいに掃除され、落ち着いた空間になっていた。

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2023年06月28日

旅行中

旅の空です。
福島県です。

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2023年06月27日

旅行中

旅の空です。
新潟県です。

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2023年05月23日

菅大臣天満宮

京都市下京区にある菅大臣天満宮(菅大臣神社)へ行く。


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入口は北、西、南と3か所あって、これは南側(高辻通)。


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こちらは北側(仏光寺通)の入口に立つ「菅家邸址」の碑。

かつて菅原道真の紅梅殿・白梅殿と呼ばれる屋敷があり、有名な飛梅もあった場所らしい。現在、このあたりの住所は「菅大臣町」となっている。


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同じく北側入口に立つ「天満宮降誕之地」の碑。
道真は何人いるのかと思うくらい、生誕地が何か所もある。


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拝殿。
今はマンションや住宅に囲まれて境内はだいぶ狭くなっている。


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目当ての菅公聖蹟二十五拝の碑。
今回もすぐに見つけることができた。

「聖跡廿五拝」「第三番」「菅大臣天満宮寶前」と刻まれている。
中ほどで一度折れたのを修復した跡が残る。


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側面には発起人2名の名前が記されている。
「東京 松浦武四郎」「西京 畑増尾」。


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松浦武四郎のアップ。
これで京都に現存する3つの石碑はすべて見たことになる。

楽しくなってきたので、他の府県にも足を延ばしてみようかな。

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2023年05月15日

半田へ(その4)

新美南吉を探して雁宿(かりやど)公園へ。


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「貝殻」詩碑。

1961(昭和36)年建立。数多くある南吉の文学碑のうち、最も古いものである。貝殻とアーク灯を組み合わせた形になっている。


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モニュメントには詩の一節「かなしいときは貝殻鳴らそ…」が刻まれている。


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明治天皇半田大本営。

1890年(明治23)年に陸海軍大演習を統監するため、明治天皇が半田に来た時に宿泊した建物。元は「國盛 酒の文化館」の場所にあったのを移築している。


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明治天皇駐蹕碑。

「駐蹕」(ちゅうひつ)は天皇専用の言葉で、「天子の行幸中、一時のりものをとどめること」。標高約40メートルのこの地で、明治天皇は演習をご覧になったらしい。

それを記念して、没後の1913(大正2)年に雁宿公園が整備され、この碑も建てられた。だから、この碑が公園の中心になっている。


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展望台から見た雁宿公園の中心部。


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同じく展望台から見た半田の町並み。遠くに海も見える。


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JR半田駅前にある蒸気機関車C11形265号機。

周辺は現在高架工事中だが、将来的には駅前に明治期の跨線橋や油庫などの鉄道産業遺産を保存する公園ができるらしい。

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2023年05月14日

半田へ(その3)


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半田市のキャッチフレーズは「山車・蔵・南吉・赤レンガの街」。
「ごんぎつね」などで知られる新美南吉(1913‐1943)は、ここ半田に生まれ育った。


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「ひよめのうた」碑。
宿泊したホテル近くの宮池という池のほとりに立っていた。


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南吉の生家(復元)。

通りに面した部分は平屋に見えるが、奥は二階建。父の畳屋と継母の下駄屋も兼ねている。


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矢勝川(やかちがわ)。

兵十がうなぎを捕った舞台になった川。秋になると堤に300万本の彼岸花が咲くらしい。


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新美南吉記念館。

芝生に覆われた曲線が印象的な半地下式の建物が素晴らしい。展示にも工夫があり、直筆の原稿、書簡、ミニチュア、映像などが充実している。


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「権狐草稿」碑。

記念館に隣接する「童話の森」の中にある。南吉の書いた「権狐」は、かなりの改変を経て「ごんぎつね」になった。


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北谷墓地にある南吉の墓。
29歳の若さで亡くなった新美南吉は、今年で生誕110年を迎える。

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2023年05月12日

半田へ(その2)


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重要文化財の旧中埜家住宅。

1911(明治44)年に別荘として建てられたもの。木造2階建て、スレート葺き。今回は外観を見ただけだが、年に数回、内部も公開されている。


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歩いている途中に見かけた「唐子組」の山車の収蔵庫。
半田には市内10地区に計31輌の山車がある。

春に地区ごとの祭りが開かれるほか、5年に一度の「はんだ山車まつり」では31輌が勢揃いするとのこと。次回は今年の10月28、29日。
https://handa-dashimatsuri.jp/


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半田赤レンガ建物。

1898(明治31)年に「カブトビール」の製造工場として建てられたもの。設計は妻木頼黄。サッポロ(札幌)、ヱビス(東京)、キリン(横浜)、アサヒ(大阪)の4大ビールに割って入ろうとした意気込みが伝わる。


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常設展示の入場料(200円)を払うと、スタッフの方がガイドをしてくださった。とても行き届いた説明で、一人では見逃していたポイントをいくつも教えていただいた。


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夕暮れの赤レンガ建物。

戦後は外壁を白く塗られた状態で食品工場として使われていた。平成になって解体される途中で半田市に買い上げられ、耐震工事や復元整備を経て、現在このように公開されている。

建物が残って、ほんとうに良かった。

posted by 松村正直 at 07:28| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月11日

半田へ(その1)

愛知県半田市は、以前から一度訪れたいと思っていた町。
https://matsutanka.seesaa.net/article/483908963.html
ようやく都合がついて行くことができた。

最寄りのJR藤森駅を5:37に出る始発に乗って、京都、米原、大府で乗り換え、9:19半田駅に到着。新幹線を使わなかったので、片道3時間40分ほどかかった。


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10:00に予約していたMIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)を見学する。ミツカングループが運営する醸造酢に関する博物館。コロナ禍で長く休館が続いていたので、再開が嬉しい。

江戸時代に高価な米酢の代わりに酒粕を用いた酢を作って儲けたらしい。それが江戸の寿司の流行につながったのだとか。なるほど。

半田から江戸まで酢の樽を運んだ弁才船も館内に復元されていて、迫力がある。もちろん、酢の歴史だけでなく、ミツカンの酢や味ぽん、「おむすび山」「金のつぶ」などの商品の展示もあり、まさに現代的な企業ミュージアムという感じだ。


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ミュージアムの脇を通る半田運河。
右手に数百メートル行くと、もう海である。
対岸にもミツカングループの建物がならんでいる。


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続いて「國盛 酒の文化館」へ。
中埜酒造株式会社の運営するお酒の博物館。


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酒造りの道具などの他に、河東碧梧桐の書が展示されていた。

書家としても人気なだけあって、独特な存在感のある文字だ。日本酒「國盛」(くにざかり)のラベルにも、この字が使われている。
https://www.nakanoshuzou.jp/product/detail/00132/


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昨年重要文化財に指定された小栗家住宅(萬三商店)。
今も現役の住宅として使われていて、内部は非公開となっている。

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2023年05月06日

菅原院天満宮

京都市上京区にある菅原院天満宮神社へ行く。


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地下鉄の丸太町駅から北へ徒歩数分のところ。
通称「烏丸の天神さん」。


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入口の門の提灯には「菅原道真公御生誕地」とある。

かつて菅原清公(きよきみ)・是善(これよし)・道真の三代の邸宅「菅原院」のあった場所とのこと。


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「菅公御初湯の井」の石碑。
右の奥の方に見えるのが、その井戸である。


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特に説明がなければ、ただの井戸という感じだ。


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詳しい説明版も立っている。
この井戸から汲まれた水が産湯に使われたというわけだ。


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「うつくしや紅の色なる梅の花 阿呼が顔にもつけたくぞある」

道真が5歳の時に詠んだと伝えられる和歌。
「阿呼」(あこ)というのは道真の幼名らしい。


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いよいよ目当ての石碑へ。
境内が広くないので、今回はすぐに見つかった。

正面には「聖跡廿五拝」「第壹番」「菅原院天満宮寶前」とある。


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側面は「願主 松浦武四郎」「世話人 畑増尾」。

松浦武四郎! 会えて嬉しい。

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2023年04月14日

吉祥院天満宮(その2)

北海道・樺太を探検したことで知られる松浦武四郎は、実に多面的でさまざまな業績を残している。

その一つに、「菅公聖蹟二十五拝」の制定がある。これは、北野天満宮(京都)、大阪天満宮(大阪府)、厳島神社天神社(広島県)、太宰府天満宮(福岡県)など、菅原道真とゆかりの深い天満宮25社を巡拝するもの。

松浦は1875年から1886年にかけて25社に神鏡を奉納し、石碑を建立した。また「聖跡二十五拝順拝双六」を発行したりもしている。

ここからが本題なのだが、25社のうち6社が京都にあり、そのうち3社には石碑が現存している。その一つが吉祥院天満宮にあるのだ。

第1番 菅原院天満宮(京都市上京区)*石碑あり
第2番 錦天満宮  (京都市中京区)
第3番 菅大臣天満宮(京都市下京区)*石碑あり
第4番 吉祥院天満宮(京都市南区) *石碑あり
第5番 長岡天満宮 (長岡京市)
第25番 北野天満宮 (京都市上京区)

吉祥院天満宮の境内には数多くの石碑や石柱が立っていて、見つけるのに時間がかかった。20分くらい探し回っただろうか。拝殿前にあるあまり目立たない少し黒ずんだ石が、目当ての石碑であった。


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石碑の表面。

部分的にかなり擦り減っているが、「聖■■■■(蹟廿五拝)」「第四番」「吉祥院天満宮寶前」「望月■■■書」とあるようだ。


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表面の下部。


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石碑の裏面。

こちらには、「発起人 ■■ 松浦武四郎」「資材主 江尻 望月治三郎」と刻まれている。


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裏面の下部。
右側に「松浦武四郎」の文字がはっきりと確認できる。

すごいな、武四郎と京都で会えるなんて!


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藤棚の藤も咲き始めて、とても雰囲気の良い神社だった。
残りの2社も近いうちに訪ねてみよう。

posted by 松村正直 at 07:36| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月13日

吉祥院天満宮(その1)

京都市南区にある「吉祥院天満宮」へ、とある石碑を見に行く。
JR西大路駅から徒歩で約15分。

創建は934年と古く、菅原道真の生誕地と伝えられている。


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「菅公御誕生之地」の碑。
ただし、京都には他にもいくつか生誕地とされる場所がある。


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菅公胞衣塚。
「胞衣(えな)」は胎盤やへその緒のこと。


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へその緒に因んでへその形の石が祀られている。


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天満宮と言えば、なで牛。
この牛は撫でるだけでなく、お腹をくぐることもできる優れもの。


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「征清之役軍人紀念之碑」。
日清戦争後の1896(明治29)年に建てられた記念碑だ。


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「忠魂碑」。
傍らにツツジが咲き始めている。


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忠魂碑の裏側。

「昭和■辰四月建之」とある。おそらく1928(昭和3)年(戊辰)の建立だろう。下部には「征露之役戦死者」として日露戦争の死者の名が刻まれている。


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新緑に包まれた拝殿。

見どころの多い神社だが、境内には誰もいなくて静かだ。この写真の右側の灯籠の奥の木の左に見える小さな石碑が、今回の目当てのものである。

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2023年03月27日

紀伊風土記の丘

和歌山市にある「紀伊風土記の丘」に行ってきた。


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JR和歌山駅からバスで約20分。
ただし、バスの本数は少ない。


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月曜日だということをすっかり忘れていて、肝心の資料館は休館。
何をやっているんだか。

でも、園内の桜が見事で、子どもからお年寄りまで大勢の人が花見に訪れていた。天気もよく、絶好の花見日和。


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園内には移築された建造物もある。
これは、重要文化財の「旧柳川家住宅・同前蔵」。


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こちらは復元された古墳時代の竪穴式住居。


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圧巻なのは「岩橋千塚古墳群」。
5~7世紀の古墳が園内に約500基、園外も含めると約900基も集まっている。見応えあり。


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「万葉植物園」もあって、見どころの多い場所だ。
広い園内を歩き回るだけでけっこうな運動になる。

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2023年03月11日

月ヶ瀬梅林

暖かくなってきたので、思い立って奈良県の月ヶ瀬梅林へ出掛けた。
JR関西本線の月ヶ瀬口駅から臨時バスで15分ほど。


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梅林入口に立つ石碑。
このあたりは昔ながらの立派な構えの店がならぶ。


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マンホールも梅の図柄。
店で売られているのも、梅干や盆梅や梅ソフトクリームなど。


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その昔、梅干を作るのに使われていたという巨大な桶。
先日読んだ『巨大おけを絶やすな!』を思い出す。
https://matsutanka.seesaa.net/article/498271496.html


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名勝「一目八景」。
眼下に月ヶ瀬湖(名張川)が見え、斜面に梅が咲いている。


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少し別の角度から。
思っていたよりも谷が深い。


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梅の品種園。
いろいろな種類の梅が植えられている。何とものどかな光景だ。


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立派なしだれ梅。


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真福寺の境内に咲く梅。

同じ花見でも梅と桜ではだいぶ雰囲気が違う。華やかな桜に対して、梅は地味だけれど、その分ゆったりと散策を楽しむことができる。

散策路や茶店も昭和の頃の雰囲気を色濃く残していて、何とも良い味わいだった。

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2022年12月24日

松阪へ(その1)

昨日は松阪へ行ってきた。


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目当ては「松浦武四郎記念館」!
近鉄松阪駅の3つ手前の伊勢中川駅から直線距離で約3キロ。

平日だけ運行される「たけちゃんハートバス」(1日5便)というコミュニティバスに乗って約10分で到着。このところ旅先でコミュニティバスに乗ることが増えてきた。


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1994年開館の施設で、今年4月にリニューアルされたばかり。
展示内容が充実していて、工夫されていて、おススメです!


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記念館前の松浦武四郎の歌碑。
「陸奥の蝦夷の千島を開けとて神もや我を作り出しけむ」

(蝦夷地の島々を調べて明らかにするようにと、神様は私を生み出したのであろうよ)という内容で、強い使命感がにじむ。


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近くの松阪市立小野江小学校のコンクリート塀には、松浦武四郎に関する絵が描かれている。


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松浦武四郎の縁で植えられたエゾヤマザクラ。
春に咲いている姿を見に来たい。


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松浦武四郎誕生地。
記念館から歩いて7分くらいのところにある。

主屋と離れが昔の姿に復元保存されているほか、土蔵2棟と納屋も残っている。受付におられたボランティアの方が、とても丁寧に説明をしてくださり、地元の方の武四郎愛を強く感じた。


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家の前を通る道が伊勢街道。伊勢神宮に参拝する人々が大勢行き交った道である。現代の道路を見慣れた目からすると、道幅の狭い脇道にしか見えないが、ここがかつてのメインストリートだったのだ。多くの旅人の姿が武四郎の心を外の世界に向けさせることにもなった。

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2022年11月26日

和歌山へ

中林祥江歌集『草に追はれて』を読む会に参加するため、和歌山へ。

会が始まる前に、会場近くの和歌山城を訪ねる。


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天守閣と御橋廊下。


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名勝 西之丸庭園(紅葉渓庭園)。


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あいにくの曇り空だったけれど、紅葉はきれいに色づいていた。


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一の橋のクスノキ。
樹高25メートル。1945年の和歌山空襲にも耐えて生き延びた木だ。

13:00から「塔」和歌山歌会、その後14:30から『草に追はれて』を読む会を行う。参加者の3首選に多く引かれていた歌は次の通り。

今日も陽は絶好調に昇りきて向日葵の頭(づ)をまづは照らしぬ
雨の前に花はよく咲く蜜蜂とキウイの受粉に励みて居りつ
本を読む少女の靴のつま先が折々あがる朝の電車に
色のよき実に仕上げむと一枚づつ葉を後ろ手のかたちに組ます
十月の畑に生れたる歌ひとつとどめし紙は土の匂ひす
わが憂さが指の先より抜けるゆゑ今日も一日庭の草ひく
この道を歩いてゆけば辿り着く月とおもへり海の一条

久しぶりにお会いする方も多く、楽しく懐かしい一日だった。
ありがとうございました!

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2022年11月19日

今井町へ(その2)


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称念寺のイチョウ。

今井町はもともと、この寺の寺内町として発展してきた歴史がある。本堂は重要文化財。門の前には「明治天皇今井行在所」の石碑が立っている。


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今井まちなみ交流センター「華甍」(はないらか)

明治36年建築の旧高市郡教育博物館。昭和4年からは今井町役場として使われた。現在は今井町の歴史を紹介する資料館となっている。


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「紙半」豊田家住宅。

「紙半」という屋号で、肥料・綿・油・木綿などを扱っていた旧家。道の向かいにある「豊田家記念館」とあわせて入館料300円。


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天井を見ると、昔のままの太い梁が残っている。


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豊田家記念館の敷地にあるカイヅカイブキ。
樹高11.5メートル。樹齢約250年。

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2022年11月18日

今井町へ(その1)

来月の別邸歌会の下見も兼ねて、奈良県橿原市の今井町へ行く。


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蘇武橋のエノキ。

飛鳥川にかかる蘇武橋(そぶはし)の西岸に立っている。今井町の入口に当たる場所だ。樹高14メートル。推定樹齢420年。


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「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている今井町。
東西約600メートル、南北約310メートル。
周囲に堀や土塁をめぐらした環濠集落であった。


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重要文化財9件を含む約500件の伝統的建造物があり、江戸時代の雰囲気を色濃く残している。映画のセットのようにも見えるけれど、普通に人が暮らす生活の場だ。


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重要文化財の旧米谷(こめたに)家住宅。
18世紀中頃の建物で、無料で公開されている。


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かつては「米忠」という屋号で金物商を営んでいたとのこと。
伊右衛門のCMに使われたこともある。
https://www.youtube.com/watch?v=mS1vn1tE5EM

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2022年10月25日

大崎市

先週、国際啄木学会の大会に参加するために、宮城県の大崎市へ行ってきた。大崎市という名前にはなじみがないが、中心地は古川。2006年に古川市と周辺の町が合併して大崎市という名前になったようだ。

せっかくなので少し観光をすることにして、まずは「尿前(しとまえ)の関」(宮城県大崎市鳴子)へ。鳴子温泉の近くである。


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ここは、奥の細道の旅で芭蕉が訪れたところ。

南部道遥に見やりて、岩手の里に泊る。小黒崎・みづの小嶋を過て、なるごの湯より尿前の関にかかりて、出羽の国に超えんとす。この路(みち)旅人稀なる所なれば、関守にあやしめられて、漸(ようよう)として関をこす。

続いて、県境を越えて「封人(ほうじん)の家」(山形県最上町堺田)へ。正式名は旧有路家住宅で重要文化財に指定されている。


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入口に立つ芭蕉と曾良。

「封人」とは国境を守る人のことで、ここは芭蕉が泊まって有名な句を詠んだ家と伝えられている。

大山をのぼつて日すでに暮ければ、封人の家を見かけて舎(やどり)を求む。三日風雨あれて、よしなき山中に逗留す。

  蚤虱馬の尿する枕もと

続いて、封人の家から歩いて「堺田分水嶺」へ。JR陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)の堺田駅からすぐのところ。


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ここで左右に分かれた流れは、西側は102km下って山形県酒田市の日本海へ、東側は116km下って宮城県石巻市の太平洋へ向かう。まさに、運命の分かれ道だ。

ちなみに、国際啄木学会の会場となったのは、吉野作造記念館(宮城県大崎市古川)。


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民本主義を唱え大正デモクラシーを主導した政治学者、吉野作造はこの古川の地に生まれた。新幹線の古川駅を出ると「吉野作造生誕の地」という大きな標柱が立っている。

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2022年08月18日

水口町へ

10月に第3回別邸歌会を開催する滋賀県甲賀市水口(みなくち)町へ、下見に出掛けた。


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JR草津線の貴生川駅から近江鉄道に乗る。
今どき珍しい硬券の切符。
ICOCAなどの交通系ICカードは使えないので要注意。


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「近江十景とれいん」と名付けられたラッピングカー。
写真を撮っている人が多い。


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最寄駅の水口石橋駅。
「水口城南」「水口石橋」「水口」「水口松尾」と水口の付く駅が4つ続く。


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水口は東海道の宿場町として栄えたところ。
今も古い町並みが残っている。


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歌会の会場となる旧水口図書館。
昭和3年に建てられたヴォーリズ建築。国登録有形文化財。


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建物は水口小学校の敷地内にあり、さるすべりが咲いていた。
毎月第2・第4日曜日に一般公開されている。


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歌会で使わせていただく2階の部屋。
窓から明るい光が差し込んで良い感じだ。


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徒歩15分くらいのところにある水口城跡。
本丸跡は高校のグラウンドになっている。

宿場町であり、城下町でもあった水口は、他にも見どころが多い。
観光を兼ねて10月2日(日)の別邸歌会にぜひご参加下さい!

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2022年07月10日

豊岡の街歩き

豊岡市はカバンの生産量が日本一。
柳行李から始まる長い伝統を持つ地場産業だ。


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14軒のカバン関連の店が立ち並ぶ「カバンストリート」。


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何とカバンの自動販売機まである!


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豊岡中央公園に展示されているSL。C57形11号。
1937年製造、1972年廃車。260万キロ以上走った車両とのこと。
現役で走った35年間よりも長く、もう50年ここにいることになる。


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寿ロータリー。

日本では珍しいラウンドアバウトになっていて、放射状に6本の道につながっている。地上からの写真ではよくわからないので、案内板にあった高い所からの写真も載せておこう。


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ロータリーに面した会社の建物の3階から撮影したもののようだ。
観光スポットとして開放してもらえないかな〜。


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豊岡市役所旧本庁舎。旧豊岡町役場。
1927年竣工の美しい建物が保存・活用されている。

posted by 松村正直 at 07:56| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする