2026年08月31日

雑詠(065)

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打ち水の淡い匂いをかぎながら記憶を深くしてゆく旅だ
良いことの二つある日はよろこんで翌日分にひとつを回す
抜け道の細さを観光バスがゆく庇をひとの顔がかすめて
ほんとうか嘘かは知らず生きるのが年々楽になると言うひと
「一人ずつ」のところが赤い立札の吊り橋ゆれて露天湯へ行く
楽しみがやがて苦しみになる日々ののうぜんかずらこんなに揺れて
ひと晩で身体どこまで行くだろう川音とどろく温泉宿に

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posted by 松村正直 at 17:11| Comment(0) | 雑詠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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