2026年05月31日

雑詠(062)

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「御舟」なる署名のほそき筆先の左にすこし傾きながら
大陸のほとりにあって制裁に喘ぐ島国かつても今も
山のみどり畔のみどりを見る旅のリュックにはある鮭のおにぎり
藤棚のフジより野生のフジが好き樹に巻き付いて高くにのぼる
くちびるは感じやすくて極太のうどんを啜るひとの唇
若夫婦も当主も女中ももうおらず順路に沿って邸をめぐる
際限なく本を買ってはいけないと五条の橋の黒猫が言う

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posted by 松村正直 at 10:04| Comment(0) | 雑詠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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