2026年03月31日

雑詠(060)

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保育園の門にミモザの咲く朝の明るさってもうとめどがなくて
手の指が足の指へと近づいてぱちんぱちんと触れて爪切る
お迎えが来ないことには帰れない保育園児もホスピスのひとも
掬うたび金魚のように逃げる具のおかわり自由の日替わりスープ
四十で死んだ画家にも晩年はあって牡丹に墨色にじむ
学生のころの私がいるはずのねんねん渋谷がわからなくなる
あと十年生きないだろと言う人にそんなことないですよと言わず

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posted by 松村正直 at 17:47| Comment(2) | 雑詠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先生、ご出版おめでとうございます
楽天ブックスで購入しました
分厚い本で最後まで読めるのか、石川啄木は教科書の人、の認識しかない私には、少し不安がありつつも、ゆっくり読み進めていきたいと思っています
Posted by 短歌友の会の添削の生徒 at 2026年03月31日 18:03
こんにちは。このたびは『啄木ごっこ』をお買い求めくださり、ありがとうございます。分厚い本ですが中身は難しくありませんので、どうぞゆっくりお読みください。「短歌友の会」でも引き続きよろしくお願いします。
Posted by 松村正直 at 2026年03月31日 18:21
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