永田和宏さんと12回にわたってオンラインで行った講座の最終回を兼ねて、馬場あき子さんをゲストに迎えて三人で語り合った。
受講したのは抽選を通った60名の方々。対面で話をすると聞き手の反応がわかるので、やはり喋りやすい。
馬場さんは98歳。ちょうど28冊目の歌集『アスパラの芽立するころ』(角川書店)を刊行されたばかり。小学校6年生で初めて短歌を作ったときのことなど、貴重なお話をたくさんうかがった。お声にも張りがあり驚くほどお元気だ。
11:45終了。
その後、昼食・打合せを経て13:00からホールで第27回NHK全国短歌大会に登壇する。
題詠の特選の発表、選者トーク、近藤芳美賞の発表、自由詠の特選の発表、選者トーク、当日詠の発表など、盛りだくさんな内容で17:00終了。
私が特選に選んだのは次の3首。
手を合わす老婆もとんと来なくなり石の頭に蜻蛉のとまる
/松本進
スリッパの一度の生を受け止めて床やはらかきビジネスホテル
/岡本恵
妊活を卒(お)えて樋口家代々之墓の々(どうのじてん)に一礼
/澁戸なずむ
おめでとうございます。
短歌の楽しさ、そして人と人を結び付ける力をあらためて感じた一日でした。

