2025年12月28日
栗原康監修『日本のテロ』
副題は「爆弾の時代60s-70s」。
啄木の詩「はてしなき議論」や「ココアのひと匙」などを読んでいると、言葉と行為の関係について考えざるを得ない。
その流れで手に取った本。やはりここに戻ってくるのかという感じ。
連合赤軍、日本赤軍、東アジア反日武装戦線の行った数々のテロが生まれた背景や思想について論じている。
また、革命家列伝として「谷川雁」「田中美津」「重信房子」「足立正生」「太田竜」「竹中労」などを紹介するコラムもある。
巻末には「この時代を知るためのブックガイド」として53冊の本が取り上げられている。
その中に中上健次のエッセイ集『鳥のように獣のように』(1976年)という本があって驚く。河野裕子『森のやうに獣のやうに』(1972年)とは関係ないのだろうけれど。
2017年8月30日、河出書房新社、1000円。
この記事へのコメント
コメントを書く


