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「六花」は毎号ゆるいテーマのもと、執筆者が自由にのびのび書いているのがいい。紹介されている小林峯夫『はばき』や荒川洋治『水駅』、金時鐘『新潟』などを読んでみたくなった。
また、最近、和歌の掛詞なども含めた言葉遊びについて考えているところなので、小島貞二作詞の「恋の山手線」も聴いてみたいと思う。
私は連載「歌ごよみ」の8回目、「八月の歌」を書いた。
これで残り4回ということになる。
宇田川寛之さんが編集後記に
六花書林は創業二十周年を迎えた。ようやく二十年、ついに二十年、何とか二十年である。
と書いている。人には言えない苦労も多かったにちがいない。
「短歌往来」2025年10月号に載った作品を思い出す。
真相を知らぬおほかた目の前からゐなくなりたり笑顔のあとに
娘(こ)は二十歳を迎へてわれの二十年起伏はあれどまあそれなりか
/宇田川寛之「二十年」
私がこれまでに刊行した歌集・歌書12冊のうち、『午前3時を過ぎて』『風のおとうと』『短歌は記憶する』『高安国世の手紙』『踊り場からの眺め』の5冊は六花書林から出していただいた。
丁寧で信頼できる、おススメの出版社です。
2025年12月5日、六花書林、900円。

