唐津城。
松浦川が唐津湾に注ぐ河口付近の小高い山の上にある。こうして見ると、まるで海に浮かんでいるみたい。
近くから見るとこんな感じ。
1966(昭和41)年に建てられた模擬天守である。
天守からの眺め。北側の唐津湾と高島。
東側の舞鶴橋と満島(東唐津)。
東側の遠くには虹の松原が見える。
南側に広がる市街地。
展望広場の藤棚近くに立つ茂吉の歌碑。
松浦河月あかくして人の世のかなしみさへも隠さふべしや
『つゆじも』収録の「唐津浜」の一首。結句は万葉集の額田王の三輪山の歌と同じ言い回し。
歌集には他にこんな歌もある。
城址にのぼり来りて蹲(しやが)むとき石垣にてる月のかげの明るさ
茂吉が訪れたときは、もちろん今のような模擬天守はなかった。

