2025年07月31日

雑詠(052)

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天丼の「天」は天ではないけれど見れば豊かな気分ひろがる
喫茶店のパフェのやさしさ子どものころ戸塚のおばさんと呼んでいたひと
中国人が、クルド人がと言う声がカフェのわたしの席にも寄せる
いつの日か爆発するを夢見つつ無人の席に置かれたバッグ
父の死を見据え予定を組む夏のひと日に父の誕生日あり
てのひらのスマートフォンの液晶のなかうねうねと歩く旅びと
「良い意味で」だけを器に分けられるはずもなく夏のハンカチ湿る

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posted by 松村正直 at 08:14| Comment(0) | 雑詠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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