夜行バスで東京へ行き、午前中は施設に入所している父を見舞う。
発熱して一時入院していたが、今は体調も落ち着き穏やかに過ごしているようだ。部屋に入って声をかけると目を開けてこちらを向いた。
父はもう話はできないので、私が一方的にあれこれしゃべる。大の里が3敗になったとか、大谷がホームランを打ったとか、阪神が独走状態で巨人は3位だとか、以前は電話で話していたようなこと。
父の部屋で1時間あまり過ごしてから、母の墓参りへ。
地図を見ていて気付いたのだけれど、父の施設(相模原市)と母の墓(町田市)は直線距離で12キロほどの近さなのだった。
母の墓を訪れるのは2年前の納骨以来初めて。まあ、母も墓参りには熱心な人ではなかったので許してもらえると思う。
手ぶらで行ったのだが事務所でお花を売っていたので買う。「線香はどうしますか?」と聞かれたけれど、母は線香は好きではなかったので花だけにした。
ガーデン風の区画に横長の碑があって文字や言葉が刻まれているタイプの墓地。どの区画だったかなと炎天下をしばらく探して、ようやく「夢」と刻まれた母の墓を見つけた。
ここは母が生前に買ったもので、今は母と連れ合いと遠縁の2人が一緒に入っている。横には「友」と刻まれた小さな碑もあり、こちらには犬のタローが納められている。
乾いて白っぽくなった碑に、柄杓で何杯も水をかけた。
2025年07月23日
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