2025年06月25日

『聖地巡礼 コンティニュード』のつづき

本を読んでいると、思いがけないつながりが見つかることがある。

永留 雨森芳洲についても、ちょっとご説明しておきます。対馬だけでなく、日本にとっても、とても重要な人物です。(…)もともとの雨森家の出身は琵琶湖のほとりの高月町という所なんですが、(…)今は町村合併で長浜市、そこに雨森っていう土地があるんです。(…)芳洲が対馬に来て「誠信の交隣」という外交を打ち立てます。誠と、よしみを表す信頼の「信」ですね。対馬藩にも、幕府にも、通信使にも、すべての立場の人に対して、真心からの交流を続けようということを唱え、自分自身も実践した人です。

以前、長浜市の高月に吟行に行ったことがある。
https://matsutanka.seesaa.net/article/506367413.html

この時に見学した「高月観音の里歴史民俗資料館」の2階に雨森芳洲や朝鮮通信使の展示があった。なるほど、ここが出身地だったのか。
https://www.city.nagahama.lg.jp/section/takatsukirekimin/tenji/index-2.html

吟行は仏像がメインで雨森芳洲に関する展示はざっと通り過ぎただけだったのだけど、ようやくこれでつながった。

こういう思いがけない出会いは嬉しい。そのために本を読んでいるのかもしれない。

posted by 松村正直 at 11:16| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 大学2年時に、広瀬淡窓の『儒林評』に登場する儒学者の経歴などを調べ発表するという課題が出たことがあります。私は滋賀県人なので雨森芳洲を選び、高月町の雨森芳洲庵にも行きました。牛窓、鞆の浦などの地名を聞きますと、朝鮮通信使のことを思い出します。誠信の交わりは大切です。
Posted by 吉田達郎 at 2025年06月25日 21:14
吉田さん、コメントありがとうございます。
雨森芳洲庵、良さそうなところですね。また機会を見つけて訪ねてみたいと思います。世界情勢がきな臭くなっている現代において、「誠信の交わり」の価値はますます高くなっている気がします。
Posted by 松村正直 at 2025年06月26日 17:54
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