2025年05月31日

雑詠(050)

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出発の朝はいつでも気が重いシャツが乾いてなかったりして
花屋には花が売られて本屋にはお知らせの紙ひかる週末
ベビーカーに乗る児の頰に花びらが触れ、皺ふかき老人となる
練りもののような安物のウインナー臨界点を超えてしまって
ブラインド手に手に下ろし新緑を楽しむことなし地元のひとは
夜遅く考えごとをするために歩けば池と病院ふたつ
十九時に毎日父に電話する死へのカウントダウンのように

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posted by 松村正直 at 07:09| Comment(0) | 雑詠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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