まずはマンホールの蛤。
「その手は桑名の焼き蛤」ということわざでも有名。
同じくマンホールの「七里の渡し」。
かつて東海道の桑名宿から宮宿(愛知県名古屋市熱田区)までは海路で結ばれていた。桑名は東海道の宿場町であり、桑名藩の城下町であり、木曽三川から伊勢湾へ出る港町でもあった。
「七里の渡し」の碑。
今はもう渡し舟はなく、伊勢国の一の鳥居が立っている。この鳥居は20年に一度、伊勢神宮の宇治橋前の鳥居のお下がりをいただいているのだそうだ。
どーんと広がる揖斐川。
この風景だけでも見に来る価値がある。遠く奥の方に見えているのは長良川河口堰。このあたりで揖斐川と長良川は合流する。
川のすぐ近くにある「蟠龍櫓」(ばんりゅうやぐら)。
かつての城の櫓を模して2003年に建てられた水門の管理棟で、2階は展示室&展望台になっている。
桑名城跡の九華(きゅうか)公園。
かつての本丸と二の丸跡が公園になっている。桑名は旧かなで書くと「くはな」。それを「九(く)華(はな)」と表したのだが、この由来は新かなの現代ではちょっと伝わりにくい。
ひたすらのどかで暖かい。堀の水はかなり緑色をしている。
本多忠勝の像。
徳川四天王の一人で桑名藩の初代藩主。右肩の後ろに槍が立っているのだが、長すぎて先端が写真に入りきらない。