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石垣に立て掛けられて三組の大中小の上履きならぶ
ですますを崩すことなく話すひと見えない傷のほうが深くて
かき小屋に行こうっていう約束はもう光らない冬空のそこ
たそがれの町に死体を売りにゆく三体七百円の安さで
トイレへとだれか立つたび席順が奥へ奥へとうつる居酒屋
双子だから何でもわかると言うけれど春には白いゆうぐれもある
百五十八段。息を整えてわたしは祈るわたしのことを
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2025年04月02日
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