2024年12月09日

江田島(その1)

先月、岩国からの帰りに広島で1泊して、翌日に江田島を訪れた。

ずっと「えだじま」だと思い込んでいたのだが、現地に行って初めて「えたじま」であることを知った。マンガ「魁!!男塾」の塾長の江田島平八は「えだじまへいはち」だけれども。

広島港(宇品)から江田島の小用港まで、高速船で約20分。そこから徒歩20分ほどで海上自衛隊第1術科学校・幹部候補生学校に到着する。かつての海軍兵学校だった施設である。

ここでは平日は1日3回、土日祝は1日4回、一般公開の見学ツアー(約90分)が行われているので、それに参加する。


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まずは大講堂。1917(大正6)年竣工。
こちら側は天皇や皇族などのための玄関。


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一般の人の入口はこちら。

敗戦後に進駐軍に接収された際に教会として使われたという話だが、確かに教会っぽい。


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大講堂の内部。
昔も今も入校式や卒業式で使われている。


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アーチ状の窓や舵輪をかたどったシャンデリアなど。


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大講堂の隣りに見える赤煉瓦の建物。


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赤煉瓦と松と青空の取り合わせが美しい。


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旧海軍兵学校生徒館。

現在は海上自衛隊幹部候補生学校として使われている。自衛隊(戦後)と旧日本軍(戦前)との連続性が感じられる場所でもある。

以前見学した旧陸軍第16師団司令部庁舎にも似ている。
https://matsutanka.seesaa.net/article/500127777.html


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建物の横から中をのぞくと、長さ144メートルの廊下がまっすぐに続いている。

posted by 松村正直 at 22:14| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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