今日の朝日新聞の「窓」に「ウイルタの歴史 ひと針ひと針」と題して、北川アイ子さん(1928ー2007)に関する記事が載っていた。
https://www.asahi.com/articles/ASSCX0V0KSCXIIPE00XM.html?iref=pc_rensai_long_217_article
樺太の先住民族ウイルタである北川さんは、1967年に網走に移り住み、刺繍サークルの講師を務めていた。
記事の中に出てくる「兄」ダーヒンニェニ・ゲンダーヌ(北川源太郎)のこと。『樺太を訪れた歌人たち』でも少しだけ触れた彼の生涯については、田中了/D.ゲンダーヌ『ゲンダーヌ』に詳しい。
https://matsutanka.seesaa.net/article/387138774.html
ゲンダーヌの創設した北方少数民族資料館「ジャッカ・ドフニ」は、彼の死後北川さんが2代目の館長を務めていたが2012年に閉館になった。
それでも、今年「高島屋史料館TOKYO」で企画展「ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 サハリン少数民族 ウイルタと 「出会う」」が開催されるなど、その志は受け継がれている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000667.000069859.html
2024年12月01日
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