フレンテ歌会のメンバーなど10名で道成寺(和歌山県日高川町)へ吟行に出かけた。自宅の最寄り駅から電車で約4時間。
仁王門へ続く62段の石段。
秋晴れの気持ちいい天気。
境内には本堂や三重塔などが建ち並んでいる。
11:00過ぎに到着して、まずは千手観世音菩薩(国宝)など二十数体の仏像がまつられる宝仏殿を拝観する。
中でも印象に残ったのが、この「義渕僧正」の像。目も鼻も口もなくなっているのだが、むしろなまなましい存在感は放っていた。
その後、住職から安珍・清姫伝説に関する絵とき説法を聞く。絵巻を見せながら軽妙な語り口で、笑いあり、真面目な教えありの説法をするもので、この寺の名物になっているようだ。
安珍と釣鐘を埋めたと伝えられる「安珍塚」。
その後、湯浅駅に併設された複合施設「湯浅えき蔵」に移動して昼食と歌会。一人2首の計20首について議論した。17:00に終了。
計画や準備をしてくださった和歌山の皆さんのおかげで、楽しい一日を過ごすことができた。ありがとうございます。
2024年10月20日
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