2024年08月10日

講座「没後35年 上田三四二の短歌を読む」

10月6日(日)14:00〜15:30、毎日文化センター(大阪)&オンラインで、「没後35年 上田三四二の短歌を読む」という講座を行います。昭和を代表する歌人である上田三四二の歌を、今あらためて読み直します。みなさん、ぜひご参加ください!

https://www.maibun.co.jp/course-detail?kouzainfo_id=272

兵庫県に生まれ京都帝国大学を卒業した上田三四二(1923-1989)は、昭和を代表する歌人として知られるほか、医師、小説家、文芸評論家としても活躍しました。二度の大病を経て命を見つめる深いまなざしを持ち、

 ちる花はかずかぎりなしことごとく光をひきて谷にゆくかも
 つくられし尿管に湧く水のおとさやけきあきの水音ひびく

など、平明で奥深い数々の歌を残しました。没後35年を迎える今年、上田作品をあらためて読みながら、短歌のあり方について考えてみたいと思います。

posted by 松村正直 at 07:59| Comment(0) | カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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