2024年07月27日

足で調べる

良真実さんと暮田真名さんのラジオ「短歌・川柳耳学問」の「夏休み集中講座・月のコラムを読むC」を聞いていたら、今年から現代短歌評論賞の選考委員になった私についての言及があった。

11:20あたりから。
https://open.spotify.com/episode/44BqJT41FgxqXitA5ZgQT6

「情熱がすごくて行動派」
「フリーのジャーナリストですかって感じでフットワークが軽い」
「松村さんがヤバすぎるんですよね」

こんなふうに言ってもらえると、けっこう嬉しい。

私が短歌評論を書く際に現地に出向いたりするようになったきっかけは、『高安国世の手紙』の連載8回目「榎南謙一を探して」で岡山県の旧金光町を訪れたこと。この取材で高安の古い友人であった榎南について突き止めることができ、はっきりとした手応えを感じたのだ。

評論にはいろいろなアプローチの仕方があるけれど、私にはこの「足で調べる」方法が向いている気がした。それ以来、高安山荘に行ったり、サハリンに行ったり、渋民に行ったり、北海道に行ったり、堀之内に行ったりするようになり、今に至っている。

posted by 松村正直 at 21:19| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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