村山壽春の住んでいた家の大体の住所がわかったので、昨日、ダメ元で京丹波町まで行ってきた。電車とバスを乗り継いで約2時間。市町村合併などを経て既に地図には該当する地名が存在せず、目星をつけた集落で尋ねたところ、目的地は2キロほど離れた集落であった。
あとはひたすら聞き込みをする。突然の訪問にもかかわらず、みなさん親切な方ばかりでありがたい。なにぶん80年も昔の話なので、聞いても聞いても誰も知らない。村山という名の家も見当たらない。
帰りのバスの時間も迫って諦めかけたところ、なんと生前の村山を知っているお年寄りが現れた。子どもの頃に片腕で農作業をしている姿を見たことがあるとのこと。「昔の者はみんな亡くなってしまって、当時のことを知ってるのはもう私くらいだろう」とおっしゃる。
ご遺族の連絡先も判明して、電話でお話しすることができた。むちゃくちゃ嬉しい!
8/6(火)オンラインイベント「戦争で負傷した軍人は何を詠んだのか? 村山壽春の短歌」
https://yatosha.stores.jp/items/6688a1b2f06ae80578503259
2024年07月12日
この記事へのコメント
コメントを書く