2024年06月05日

柴又(その1)

先日、仕事で東京へ行ったついでに柴又を観光してきた。

東京には22年住んだけれど生まれ育ちは南西端の町田市なので、東京の東部、特に荒川の東側(足立区、葛飾区、江戸川区)にはほとんど足を運んだことがない。というわけで、「男はつらいよ」で有名な柴又も今回が初めての訪問だ。


 DSC01884.JPG

京成「柴又」駅前に立つ寅さんの像。
後ろを振り返っている姿である。


 DSC01883.JPG

振り返った先にはさくらの像がある。
また旅立ってゆく兄を見送る妹の姿だ。


DSC01885.JPG

駅から続く帝釈天の参道。
草団子や川魚の店が軒を連ね、観光客が行き交っている。


 DSC01886.JPG

柴又帝釈天!

「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」というお馴染みの口上を思い出す。

門や鐘楼は映画でもよく登場するが、拝観料400円を払うと帝釈堂内殿の外周にある彫刻ギャラリーと庭園(邃渓園)を見学することができる。


DSC01889.JPG

外周に沿って仏教説話の10の場面が彫刻されている。


DSC01891.JPG

彫りが細かくて実に見事な出来栄えだ。


DSC01897.JPG

大客殿の前に広がる庭園は、屋根付きの廊下を伝って一周することができるようになっている。


DSC01896.JPG

京都ではだいぶ前に終わったつつじが、ここではまだ咲いている。参道や境内の賑やかさと打って変わって、静かな時間の流れる場所。


 DSC01929.JPG

帝釈天を出て玉垣に沿って歩いていると、「渥美清」「倍賞千恵子」の名前を発見。左に見える「三崎千恵子」はおばちゃんだ。

posted by 松村正直 at 12:33| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。