フレンテ歌会のメンバー11名で大阪の狭山池へ吟行に出かけた。
9:30に南海「大阪狭山市」駅に集合。
狭山池は約1400年前に作られた日本最古のダム式のため池。
川を堰き止めて人工の池を作ったものだ。
晴天に恵まれて気持ちの良い風景が広がる。ムクドリ、ツバメ、ウグイス、カイツブリ、コサギ、カワウなど鳥もたくさん集まっている。
ため池から水が流れ出る常用吐(じょうようばき)。
曲線を描く堰堤が美しい。
安藤忠雄設計の大阪府立狭山池博物館。
エントランスに滝の通路が設けられている。
館内には輪切りにして移設した巨大な堤の一部や、池から出土した飛鳥時代、奈良時代、江戸時代の木製の樋、鎌倉時代の重源の改修碑などが展示されている。ボランティアガイドの資格を持つ畑中秀一さんの解説を聞いて、歴史の楽しさを存分に味わった。
その後、近くの店で名物のポトフランチを食べて、15:00から歌会。一人2首の計22首について語り合う。その場にいない人にも伝わる歌になっているかが、吟行ではしばしば議論になる。17:00終了。
帰りに葉ね文庫に寄って、「パンの耳」第8号を納品する。今日も多くのお客さんで賑わっていた。19:00解散。今日はたっぷりと短歌漬けの一日だったな。
2024年04月20日
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