2023年10月10日

柳川(その2)

柳川と言えば北原白秋のふるさと。毎年、白秋の命日の11月2日を挟んで1日から3日まで「白秋祭」が開かれているとのこと。


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北原白秋の生家。

酒造業で栄えた北原家だが、酒蔵などは火事で焼けてしまい、現在は母屋(修復)と蔵、隠居部屋(復元)だけが残る。

三日三夜(みかみよ)さ炎あげつつ焼けたりし酒倉の跡は言ひて見て居り/北原白秋『夢殿』


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母屋の内部。土間、茶の間、食事場など。

コロナ禍などで入館者が減り、生家の維持・存続が大変な状況になっているらしい。
https://www.asahi.com/articles/ASNBG7FVQNBFTGPB003.html


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仏間にある白秋のデスマスク(複製)。

デスマスクって最近はあまり聞かないけれど、今でも作製する人はいるのだろうか。


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敷地内にある汲水場。

鍋二つ汲水場(くみづ)に伏せて明らけき夏真昼なり我家(わがや)なりにし/北原白秋『夢殿』


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生家の奥にある柳川市立歴史民俗資料館(白秋記念館)。

1階は「水郷柳川」「柳川の歴史」「柳川の民俗」に関する展示で2階が白秋関係。「関東大震災から100年」の特別展があり、震災の日の様子をなまなましく描いた自筆原稿「その日のこと」などが展示されていた。

posted by 松村正直 at 20:46| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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