2023年06月18日

映画「幾春かけて老いゆかん」

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監督:田代裕
語り:國村隼
音楽:渡辺俊幸

副題は「歌人 馬場あき子の日々」。
馬場あき子の1年間を追ったドキュメンタリー。

新聞歌壇の選歌、能の鑑賞、舞台での解説、結社の会議、原稿の執筆など、さまざまな場面が出てくる。馬場さんの挙措動作や佇まいの美しさが印象に残った。

第七藝術劇場、113分。

posted by 松村正直 at 23:57| Comment(3) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
見てきました。感想です。
90歳半ばになって身体も頭脳もシャキッとされている方は、皆さん美味しそうなものをしっかり召し上がっているな(私の知人にもどういう方がいます)。確かに虫は真面目な顔をしている。あき子先生の言葉だったかどうか忘れましたが、「短歌も音楽も現代≠ェ付くと難しくなる」。
映画に出てくる昨年の小野市短歌フォーラムには、私もたまたま行っていたのですが、その前日に日銀総裁の旧別荘(山水荘)で開催された「連歌の会」の打ち合わせ風景を非常に楽しく拝見しました。適度のお酒もお元気の秘訣かと思いました。
あと冒頭ご自宅で2000首以上の中から10首を選ぶ「朝日歌壇」選考の様子も、こんな感じでなさっているのかと大変興味深かったです。ハガキを見ながら「この人(投稿歴は)長いけど全然駄目ね」というお言葉にはズキッ、としました(汗)。
Posted by 小竹 哲 at 2023年06月21日 20:11
早速訂正です。
【誤】どういう ⇒【正】そういう
Posted by 小竹哲 at 2023年06月21日 20:16
小竹さん、コメントありがとうございます。
同人誌の仲間5人で観たのですが、みんな「この人長いけど…」発言にはズキッとしてました。あんなふうに、何でもはっきり言うところが馬場さんのいいところですね。しかもオフレコにしたり、カットしたりしないところも。
あと、選歌の速さにもみんな驚いていました。葉書を次々と手に取ってパッパッパッという感じでしたね。そう言えば、以前河野裕子さんも、いい歌は歌の方から勝手に飛び込んでくるのよって言ってたのを思い出しました。
Posted by 松村正直 at 2023年06月21日 20:38
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