2023年06月09日

中村憲吉と片鉾池(その2)

中村憲吉が歌に詠んだ片鉾池は、現在どうなっているのだろうか。

JRさくら夙川駅(または阪急夙川駅)から歩いて5分ほど。桜並木で有名な夙川の西側に隣接している。


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夙川を渡る橋には「片鉾橋」の名前が付けられている。

橋を渡った正面に見えてくるのは片鉾池、ではなく西宮市立夙川公民館だ。実は、この公民館は片鉾池の上にある。


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池を一周してみると、凸型の公民館が池にせり出すように建てられているのがわかる。まずは北西側から。


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続いて西側から。
池の周囲は夙川河川敷緑地(夙川公園)の一部となっている。


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さらに南西側から。

池の一周は約300メートル。池の面積の4分の1くらいを公民館が占めている感じだ。


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公民館の南隣にある四阿からの眺め。
周囲の木の枝にはアオサギがたくさん止まっている。


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公民館の2階の窓から見下ろした風景。
この池を囲む住宅のどこかに、かつて中村憲吉の家もあったわけだ。

posted by 松村正直 at 09:20| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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