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びわの実をひとつ食べればらんらんと一つ減りゆくわたしの命
どん底の時にはそこがどん底かわからないから桐の木を見る
減るたびに水を注ぎ足す店員の親切さえも今日はうとまし
ほんとうは用があったんじゃないのかと老いたる父に聞かれてしまう
ここもまた道真公の生誕地 産湯を使いし井戸が残るも
なにゆえに投票率が高ければ違ったはずと人は思うか
宇治川を渡る十二両編成の端から端までいちどきに見ゆ
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2023年05月31日
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