半田市のキャッチフレーズは「山車・蔵・南吉・赤レンガの街」。
「ごんぎつね」などで知られる新美南吉(1913‐1943)は、ここ半田に生まれ育った。
「ひよめのうた」碑。
宿泊したホテル近くの宮池という池のほとりに立っていた。
南吉の生家(復元)。
通りに面した部分は平屋に見えるが、奥は二階建。父の畳屋と継母の下駄屋も兼ねている。
矢勝川(やかちがわ)。
兵十がうなぎを捕った舞台になった川。秋になると堤に300万本の彼岸花が咲くらしい。
新美南吉記念館。
芝生に覆われた曲線が印象的な半地下式の建物が素晴らしい。展示にも工夫があり、直筆の原稿、書簡、ミニチュア、映像などが充実している。
「権狐草稿」碑。
記念館に隣接する「童話の森」の中にある。南吉の書いた「権狐」は、かなりの改変を経て「ごんぎつね」になった。
北谷墓地にある南吉の墓。
29歳の若さで亡くなった新美南吉は、今年で生誕110年を迎える。
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