重要文化財の旧中埜家住宅。
1911(明治44)年に別荘として建てられたもの。木造2階建て、スレート葺き。今回は外観を見ただけだが、年に数回、内部も公開されている。
歩いている途中に見かけた「唐子組」の山車の収蔵庫。
半田には市内10地区に計31輌の山車がある。
春に地区ごとの祭りが開かれるほか、5年に一度の「はんだ山車まつり」では31輌が勢揃いするとのこと。次回は今年の10月28、29日。
https://handa-dashimatsuri.jp/
半田赤レンガ建物。
1898(明治31)年に「カブトビール」の製造工場として建てられたもの。設計は妻木頼黄。サッポロ(札幌)、ヱビス(東京)、キリン(横浜)、アサヒ(大阪)の4大ビールに割って入ろうとした意気込みが伝わる。
常設展示の入場料(200円)を払うと、スタッフの方がガイドをしてくださった。とても行き届いた説明で、一人では見逃していたポイントをいくつも教えていただいた。
夕暮れの赤レンガ建物。
戦後は外壁を白く塗られた状態で食品工場として使われていた。平成になって解体される途中で半田市に買い上げられ、耐震工事や復元整備を経て、現在このように公開されている。
建物が残って、ほんとうに良かった。
【関連する記事】