2023年05月12日

半田へ(その2)


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重要文化財の旧中埜家住宅。

1911(明治44)年に別荘として建てられたもの。木造2階建て、スレート葺き。今回は外観を見ただけだが、年に数回、内部も公開されている。


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歩いている途中に見かけた「唐子組」の山車の収蔵庫。
半田には市内10地区に計31輌の山車がある。

春に地区ごとの祭りが開かれるほか、5年に一度の「はんだ山車まつり」では31輌が勢揃いするとのこと。次回は今年の10月28、29日。
https://handa-dashimatsuri.jp/


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半田赤レンガ建物。

1898(明治31)年に「カブトビール」の製造工場として建てられたもの。設計は妻木頼黄。サッポロ(札幌)、ヱビス(東京)、キリン(横浜)、アサヒ(大阪)の4大ビールに割って入ろうとした意気込みが伝わる。


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常設展示の入場料(200円)を払うと、スタッフの方がガイドをしてくださった。とても行き届いた説明で、一人では見逃していたポイントをいくつも教えていただいた。


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夕暮れの赤レンガ建物。

戦後は外壁を白く塗られた状態で食品工場として使われていた。平成になって解体される途中で半田市に買い上げられ、耐震工事や復元整備を経て、現在このように公開されている。

建物が残って、ほんとうに良かった。

posted by 松村正直 at 07:28| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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