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ようやく都合がついて行くことができた。
最寄りのJR藤森駅を5:37に出る始発に乗って、京都、米原、大府で乗り換え、9:19半田駅に到着。新幹線を使わなかったので、片道3時間40分ほどかかった。
10:00に予約していたMIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)を見学する。ミツカングループが運営する醸造酢に関する博物館。コロナ禍で長く休館が続いていたので、再開が嬉しい。
江戸時代に高価な米酢の代わりに酒粕を用いた酢を作って儲けたらしい。それが江戸の寿司の流行につながったのだとか。なるほど。
半田から江戸まで酢の樽を運んだ弁才船も館内に復元されていて、迫力がある。もちろん、酢の歴史だけでなく、ミツカンの酢や味ぽん、「おむすび山」「金のつぶ」などの商品の展示もあり、まさに現代的な企業ミュージアムという感じだ。
ミュージアムの脇を通る半田運河。
右手に数百メートル行くと、もう海である。
対岸にもミツカングループの建物がならんでいる。
続いて「國盛 酒の文化館」へ。
中埜酒造株式会社の運営するお酒の博物館。
酒造りの道具などの他に、河東碧梧桐の書が展示されていた。
書家としても人気なだけあって、独特な存在感のある文字だ。日本酒「國盛」(くにざかり)のラベルにも、この字が使われている。
https://www.nakanoshuzou.jp/product/detail/00132/
昨年重要文化財に指定された小栗家住宅(萬三商店)。
今も現役の住宅として使われていて、内部は非公開となっている。
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