地下鉄の丸太町駅から北へ徒歩数分のところ。
通称「烏丸の天神さん」。
入口の門の提灯には「菅原道真公御生誕地」とある。
かつて菅原清公(きよきみ)・是善(これよし)・道真の三代の邸宅「菅原院」のあった場所とのこと。
「菅公御初湯の井」の石碑。
右の奥の方に見えるのが、その井戸である。
特に説明がなければ、ただの井戸という感じだ。
詳しい説明版も立っている。
この井戸から汲まれた水が産湯に使われたというわけだ。
「うつくしや紅の色なる梅の花 阿呼が顔にもつけたくぞある」
道真が5歳の時に詠んだと伝えられる和歌。
「阿呼」(あこ)というのは道真の幼名らしい。
いよいよ目当ての石碑へ。
境内が広くないので、今回はすぐに見つかった。
正面には「聖跡廿五拝」「第壹番」「菅原院天満宮寶前」とある。
側面は「願主 松浦武四郎」「世話人 畑増尾」。
松浦武四郎! 会えて嬉しい。
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