朝日新聞の「習近平氏とゼレンスキー氏が電話協議」という記事の中に、習氏が「われわれは対岸の火事だと傍観することも、火に油を注ぐこともない」と述べたと記されている。
https://www.asahi.com/articles/ASR4V6V6QR4VUHBI03M.html
「対岸の火事」と「火に油を注ぐ」と2つの慣用句が入っていて、しかも「火」つながりなので印象に残った。「火」は当然「戦火」のイメージも呼び起こす。
これは、中国語にも日本語と同じような表現があるということだろうか。あるいは、翻訳の段階でこのような言い回しに変えられたのだろうか。一体どちらなのだろう。
気になって中国外交部のHPを確認してみた。
https://www.fmprc.gov.cn/zyxw/202304/t20230426_11066754.shtml
習氏の発言の中に「我们既不会隔岸观火,也不会拱火浇油」という部分が見つかる。ここが該当箇所のようだ。なるほど、原文の中国語でも「火」が2回使われているのか。
2023年04月28日
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