JR西大路駅から徒歩で約15分。
創建は934年と古く、菅原道真の生誕地と伝えられている。
「菅公御誕生之地」の碑。
ただし、京都には他にもいくつか生誕地とされる場所がある。
菅公胞衣塚。
「胞衣(えな)」は胎盤やへその緒のこと。
へその緒に因んでへその形の石が祀られている。
天満宮と言えば、なで牛。
この牛は撫でるだけでなく、お腹をくぐることもできる優れもの。
「征清之役軍人紀念之碑」。
日清戦争後の1896(明治29)年に建てられた記念碑だ。
「忠魂碑」。
傍らにツツジが咲き始めている。
忠魂碑の裏側。
「昭和■辰四月建之」とある。おそらく1928(昭和3)年(戊辰)の建立だろう。下部には「征露之役戦死者」として日露戦争の死者の名が刻まれている。
新緑に包まれた拝殿。
見どころの多い神社だが、境内には誰もいなくて静かだ。この写真の右側の灯籠の奥の木の左に見える小さな石碑が、今回の目当てのものである。
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