2023年04月06日

新聞の値上げ

昨日の朝日新聞に「購読料改定のお願い」が載っていた。朝夕刊の購読料が月に4400円から4900円に約1割値上がりする。

値上げ自体には何の異論もない。これまで通り購読を続けるつもり。

値上げの理由として原材料の高騰などが挙げられているが、おそらくそれだけではない。発行部数の減少も影響しているのだろう。実際に、私の周りでも新聞を取っていない人がどんどん増えている。やがて、新聞の戸別配達制度も維持できなくなるにちがいない。

これは新聞だけの話ではない。(紙の)書籍や雑誌の売上も20年以上にわたって減少傾向が続いている。広い意味での活字文化の衰退と言っていいだろう。

短歌の世界も当然そうした影響を受けている。昨今の「短歌ブーム」は喜ばしいことだけれど、それは一方で、出版業界全体が大きく衰退している中にあって、歌集や短歌雑誌の減少幅が比較的少ないというだけのことかもしれないのだ。

購読料の値上げとあわせて、文字が12年ぶりに大きくなることも発表されている。面積にして約1割大きくなるそうだ。

小さい文字の読みづらい人には嬉しいことだけれど、これも喜んでばかりはいられない。文字が1割大きくなれば、当然のことながら文字の量は約1割少なくなるからだ。まるでステルス値上げのように。

posted by 松村正直 at 22:46| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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