京都市伏見区深草周辺(家の近所)を散歩する。
深草飲食(いじき)町で見つけた国旗掲揚柱(掲揚台)。
「紀元二千六百一年」とあるので1941(昭和16)年のもの。
このあたり旧陸軍の第十六師団のあった地域で、戦争遺跡が数多く残っている。国旗掲揚柱は近くの深草小学校の前にもあるし、藤森神社の境内にもある。
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続いて、墨染寺(ぼくせんじ)で行われている「さくらまつり」へ。
深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け
/上野岑雄(古今和歌集832)
と詠まれた墨染桜の伝説の残る寺で、境内にはいろいろな桜が咲いている。
これは、薄緑の花が咲く「御衣黄」(ぎょいこう)。
青空やソメイヨシノの薄紅を背景に、御衣黄の薄緑が鮮やかだった。