2023年02月03日

青年団第96回公演「日本文学盛衰史」

原作:高橋源一郎
作・演出:平田オリザ

高橋源一郎の原作をもとに、平田オリザが作り上げたエンターテイメント色豊かな近代文学者たちの青春群像劇。第22回鶴屋南北戯曲賞受賞。
https://matsutanka.seesaa.net/article/465926084.html

四場構成になっていて、一場は「北村透谷葬儀1894年5月」、二場は「正岡子規葬儀1902年9月」、三場は「二葉亭四迷葬儀1909年6月」、四場は「夏目漱石葬儀1916年12月」となっている。この構成のアイデアが素晴らしい。

葬儀の食事の席を舞台に、多くの文学者たちが様々なエピソードを繰り広げる。その中から、日本語で内面を描くという課題や、文学とは何かといった問い掛けが浮かび上がってくる。

2時間20分の上演の後に、平田さんのポストパフォーマンストーク(約20分)もあった。

AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)

posted by 松村正直 at 23:07| Comment(0) | 演劇・美術・講演・スポーツ観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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