2022年12月26日

松阪へ(その3)

さらに、城跡を歩き続ける。


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本居宣長記念館

重要文化財1,949点を含む約16,000点を収蔵し、自筆稿本や遺品、自画像などを公開している。今は「宣長と春庭」という企画展が開かれていて、これがとても良かった。実物の手紙や稿本の持つ生々しい迫力を感じる。


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本居宣長旧宅(鈴屋)

宣長が60年住んだ家が城跡に移築・保存されている。築300年。


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1階はこんな感じ。
店の間、中の間、奥中の間、仏間、奥座敷などがある。


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2階へのぼる階段

2階に宣長の書斎(鈴屋)があるのだが、見学できるのは1階のみ。建物の外の石垣に上がると2階の書斎が見えるとの案内がある。


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というわけで、外から望遠レンズで捉えた「鈴屋」。

広さは四畳半。床の間に「縣居大人之靈位」(あがたいのうしのれいい)という掛け軸(複製)が見える。これは本来、師の賀茂真淵(縣居大人)の命日に掛けられたものらしい。

posted by 松村正直 at 08:00| Comment(0) | 国学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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