2022年12月25日

松阪へ(その2)

近鉄松坂駅に移動して、市の中心部を見て回る。


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「新上屋跡」

本居宣長と賀茂真淵が会った「松阪の一夜」の舞台となった旅籠のあった所。宝暦13年(1763)5月25日の夜。宣長34歳、真淵67歳。この後、宣長は真淵に入門して手紙で教えを受けることになる。


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三井家発祥の地

豪商三井家の基礎を築いた三井高利(1622‐1694)が生まれ場所。門の中には、高利が産湯を使った井戸や記念碑などがあるらしい。


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松阪城跡

1588年に蒲生氏郷により築かれた城。建物は何も残っていないが、石垣が実に素晴らしい。


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松阪市立歴史民俗資料館

1912年に飯南郡図書館として建てられた建物。1階は松阪商人や松阪木綿、松阪城に関する展示。2階は「小津安二郎松阪記念館」となっていて、青春期を松阪で過ごした小津安二郎の日記や資料が展示されている。


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城跡からの眺め。御城番屋敷のあたりを見下ろす。


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天守閣跡

何重もの高い石垣に沿ってぐるぐる回るようにして、ようやく天守閣跡までたどり着く。天守閣再建の議論もあったらしいが、これだけ立派な石垣や城構えが残っていれば、天守閣なんて要らないでしょう。

posted by 松村正直 at 08:15| Comment(0) | 国学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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