昨日は松阪へ行ってきた。
目当ては「松浦武四郎記念館」!
近鉄松阪駅の3つ手前の伊勢中川駅から直線距離で約3キロ。
平日だけ運行される「たけちゃんハートバス」(1日5便)というコミュニティバスに乗って約10分で到着。このところ旅先でコミュニティバスに乗ることが増えてきた。
1994年開館の施設で、今年4月にリニューアルされたばかり。
展示内容が充実していて、工夫されていて、おススメです!
記念館前の松浦武四郎の歌碑。
「陸奥の蝦夷の千島を開けとて神もや我を作り出しけむ」
(蝦夷地の島々を調べて明らかにするようにと、神様は私を生み出したのであろうよ)という内容で、強い使命感がにじむ。
近くの松阪市立小野江小学校のコンクリート塀には、松浦武四郎に関する絵が描かれている。
松浦武四郎の縁で植えられたエゾヤマザクラ。
春に咲いている姿を見に来たい。
松浦武四郎誕生地。
記念館から歩いて7分くらいのところにある。
主屋と離れが昔の姿に復元保存されているほか、土蔵2棟と納屋も残っている。受付におられたボランティアの方が、とても丁寧に説明をしてくださり、地元の方の武四郎愛を強く感じた。
家の前を通る道が伊勢街道。伊勢神宮に参拝する人々が大勢行き交った道である。現代の道路を見慣れた目からすると、道幅の狭い脇道にしか見えないが、ここがかつてのメインストリートだったのだ。多くの旅人の姿が武四郎の心を外の世界に向けさせることにもなった。
2022年12月24日
この記事へのコメント
コメントを書く