2022年12月17日

近藤康太郎

近藤康太郎の書く文章が好きだ。

新聞社に勤めながら、農作業をして、狩猟をして、文筆活動をして、文章塾も開いている人物。

『アロハで猟師、はじめました』
https://matsutanka.seesaa.net/article/475827441.html
『おいしい資本主義』
https://matsutanka.seesaa.net/article/476124710.html
『三行で撃つ』
https://matsutanka.seesaa.net/article/486715542.html

現在は朝日新聞の天草支局長であり、不定期で「多事奏論」というコラムを書いている。今日の朝刊の文章から引く。

つまり、文章は〈交換〉なのだ。書き手と読み手が、文字という象徴(シンボル)体系を使って思想や感情を、手渡し、手渡され、発想を膨らます。ときに価値のある誤読までして、回す。だいたい、読者を想定しない文章なんて書けないものだ。

なるほど。これは、短歌や歌会にも当てはまることだと思う。
来春にはまた新刊が出るとのことなので、楽しみだ。

posted by 松村正直 at 13:13| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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