2022年11月30日

雑詠(021)

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ため池とレンガ造りの館ありこころ鍛えるために歩けば
チョココロネの奥の奥まであるチョコの忘れた方がいい声もある
風が触れるたびに痛みに震えつつ赤く色づくイロハモミジは
ホットココア飲む背後より神さまのおかげで癌の治った話
葉の落ちるように誰もがいなくなり柿のこずえをながく見ている
大脳の満ちる図書館、でも今日は螺旋階段おりられなくて
夜が明ける前に目覚めてみずからの性器に触れるやすらぐために

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posted by 松村正直 at 17:10| Comment(0) | 雑詠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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