出演:エカテリーナ・マモントワ、ワシリイ・ハリトノフほか
配給:豊岡劇場
モスクワの大学を出た2人の新人教師が、地方都市の学校に赴任して過ごす一年間のドキュメンタリー。理想と現実の差に悩みながら、生徒と過ごす日々が描かれる。
ドラマだと思って見たのだが、パンフレットを読むとドキュメンタリーであった。生徒たちが時おりカメラに向かって喋ったりしていたのは、そのためだったのか。
ロシアの教育現場の抱える様々な問題が見えてくる作品だ。
豊岡劇場は1927年に芝居小屋として開業した古い歴史を持つ。残念ながら8月末での休館が決まっているので、その前にぜひ訪れたいと思ってやって来た。
今後も応援していきたい。
豊岡劇場、90分。