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日本のあちこちにある城山のあちこちに淡く桜が浮かぶ
赤いまわし青いまわしがぶつかって土俵は円い現実である
やさしそうな男女がならぶ図書館の出口の「本の消毒機」へと
日が失せる前に京都に着くだろう人生はつねに短い宴
傾けば右の車窓に溢れゆくひかりの海を特急は行く
行く人と行かない人が二次会を前にわかれる居酒屋のまえ
手を合わせ長く祈るを見ていたり何を祈っていたかは聞かず
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2022年03月31日
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