館山は晴れ。東京湾は穏やかに晴れ渡っている。
JR内房線に乗って、太平洋岸の和田浦まで行くと一転して曇り。
波も立っていて、やはり外海は表情も違う。
いちめんのなのはな。
房総半島の花シーズンは既に終盤に入っている。
と言っても、別に花を見に来たわけではなくて、目的はクジラ。
和田浦駅のホームに置かれているツチクジラの頭骨。
2022年1月の水産庁「捕鯨をめぐる情勢」によれば、現在、日本で捕鯨が行われているのは、基地式(小型沿岸)捕鯨が4か所(網走、鮎川、和田、太地)で、母船式が1か所(下関)。和田町では7月から9月にかけてツチクジラを獲っている。
花夢花夢(カムカム)広場にあるモニュメント。
「道の駅 和田浦WA・O!」の前に展示されているシロナガスクジラの骨格標本のレプリカ。全長26メートル。
南房総市役所和田地域センターにある鯨資料館。
日本有数のクジラコレクターである細田徹氏のコレクションの一部が「勇魚文庫・鯨資料館」として展示・公開されている。
「鯨の郷土玩具」だけでも、全国各地の物が集められており見応え十分の内容だ。
くじら料理の店「ぴ〜まん」の「くじら御膳(黒滝)」2200円。
https://www.wadapman.com/
赤身と皮の刺身、竜田揚げ、カツ、佃煮など、クジラ尽くしとなっている。どれも美味しい。
ひたすらよく歩いて、よく食べて、よく眠った3日間だった。