川崎市に住む父と一緒に岡本太郎美術館へ。
小田急線の向ヶ丘遊園駅から歩いて15分くらい。「かわさき宙と緑の科学館」や日本民家園などもある生田緑地の西門近くにある。
常設展・企画展ともに充実した内容で見ごたえがあった。渋谷駅に展示されている壁画「明日の神話」の下絵(177×1085cm)もある。どの作品も、うねるような力強い線と鮮やかな色彩が目を引く。
岡本かの子(母)と一平(父)に関する展示もある。両親の強烈な個性を受け継いだ太郎の人生は、起伏に富んでいて面白い。
「太陽の塔」の手の中にはエスカレーターがあって万博当時は大屋根の上に出られたことや、近鉄バッファローズの有名なロゴも岡本太郎のデザインであることなどを初めて知った。
屋外に立つ「母の塔」。
この美術館は、川崎市の小学生が遠足などで訪れる場所になっているようで、平日にもかかわらず賑わっていた。
ミュージアムショップで『岡本太郎にであう旅』という本を買ったので、各地に残る岡本作品をあれこれ見て回りたい。
2021年12月18日
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