2021年11月02日

短歌の私性について

よく「私性」か「虚構」か、みたいな議論を目にするけれど、私性こそ短歌における最大の虚構なんだと思うんだけどな。

私性というのは言わばタテマエであって、でもタテマエがあるからこそさらけ出せる本音もあるわけで。単に私性を否定すれば解決するってものでもない。

だから、「サンタクロースなんて本当はいないんだよっ!」と得意そうに言われても苦笑するしかないんだよね。

posted by 松村正直 at 08:13| Comment(0) | 短歌入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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