2021年11月01日

映画「草の響き」

監督:斎藤久志
原作:佐藤泰志
出演:東出昌大、奈緒、大東駿介、Kaya、林裕太、三根有葵、室井滋ほか

函館を舞台にした佐藤泰志作品の映画化はこれで五本目。特徴のある佐藤の自筆の字がタイトルに使われている。

医師の勧めで函館の街を毎日ランニングする主人公と、妻、親友。そしてスケートボードで遊ぶ3人の若者たち。2つの三角形の織り成す美しい均衡は、やがて破れてしまう。

東出昌大の演技が光る。

冒頭に「函館シネマアイリス25周年記念作品」というテロップが出て、しばし感慨にふけった。25年前、私は函館に住んでいて、シネマアイリスは思い出の多い映画館。

開業2日後に「スモーク」を見たのを皮切りに、「PiCNiC」「天使の涙」「恋する惑星」「イル・ポスティーノ」「トレインスポッティング」など30本以上の作品を見た。あれから25年が経つのか。

京都みなみ会館、116分。

posted by 松村正直 at 07:32| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
松村さん。お久しぶりです。ものすごく。
開業二日目に函館でご覧になったという映画のリスト。これ!どれもこれもなつかしいです!少し前からNetflixでT2(トレインスポッティング2)が見えるようになっていて、なんとも言えず、すばらしいのです。
Posted by 荻原伸 at 2021年11月18日 11:19
荻原さん、お久しぶりです。
どれも25年前の映画なので懐かしいですね。映画だけでなく、函館に住んでいた当時の自分の暮らしなども思い出します。
Posted by 松村正直 at 2021年11月18日 11:50
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