2021年09月09日

映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」

監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ウィノナ・ライダー、ジーナ・ローランズ、アーミン・ミューラー=スタール、ジャンカルロ・エスポジート、イザック・ド・バンコレ、ベアトリス・ダル、ロベルト・ベニーニ、マッティ・ペロンパーほか

1992年公開作品。原題は「Night on Earth」。

同じ日の同じ時刻に世界の5つの都市(ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ)で起きるタクシー運転手と乗客のやり取りを描いたオムニバス形式の作品。笑いもあるし、シリアスな場面もある。

学生時代に観て以来、大好きな作品だ。この映画を見てウィノナ・ライダーのファンになった。

好きな作品でも映画館で見られる機会はそんなに度々あるものではない。今回、ジム・ジャームッシュ回顧特集があって本当に良かった。

30年近く前の作品だが、現在の視点で見ると、ダイバーシティ(多様性)の問題に早くから意識的に取り組んでいたことがよくわかる。

映画は、まだ日が暮れる前のロサンゼルス(午後7時7分)から始まり、最後のヘルシンキ(午前5時7分)で夜が明けていく。ヘルシンキの朝の出勤風景を見て、映画から現実の世界に戻ってくる感じだ。

アップリンク京都、129分。

posted by 松村正直 at 07:13| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。